ドラマ「火の粉 第4話」あらすじ・ネタバレ

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梶間雪見(優香)は、武内真伍(ユースケ・サンタマリア)を警戒し、疑いの目を向けていたため、罠に嵌められて梶間家を追い出されてしまう。そこで、親友・佐々木琴音(木南晴夏)のもとを頼り、身を寄せる。

梶間勲(伊武雅刀)、尋恵(朝加真由美)、俊郎(大倉孝二)らは武内に招かれ、料理を振る舞われる。そこで、武内は雪見がいないことを尋ね、勲は「お母さんの体調が悪く、実家に戻っている」とウソをつく。その後、武内は「気になる女性がいる」と話す。その女性とは、琴音のことだった。

雪見は、流産した過去や、元カレにメールを出した疑いをかけられ、なんとか自分の潔白を証明しようと考えていた。そこで、的場一家殺害事件の遺族である池本亨(佐藤隆太)に相談する。「武内のしわざです」と言い、池本は雪見の身の潔白を信じ、調査協力を申し出る。だが、そこに勲からの電話がかかり、「池本には、もう近づかないように」と言われ、雪見は態度を翻して帰る。

その後、勲は雪見を家に戻そうと家族に話を切り出す。さらに、雪見に対して「もう反省しただろうから、帰っておいで。私も言い過ぎた」と言う。だが、その言葉に雪見は「反省ってなんですか?私は何も悪いことはしていません」と頑な態度を崩さない。

「事実はこの際、置いておこうじゃないか。雪見さんが謝れば帰ってこれる」と勲は丸く収めようとするが、雪見は「元裁判官とは思えないお言葉ですね。私は身の潔白を証明します。…お父さんだって、本当は武内さんと距離をとっている。なんとなく怪しいって思ってるんじゃないですか?」と言う。

雪見のもとに、池本から電話がかかってくる。「都内の石材店に片っ端から電話をかけました。そしたら、あの水子地蔵を注文したのが武内だと判明しました」と言う。その事実をもとに、武内の本性が暴けるのではないか、と2人は話す。

ついに証拠を手にした雪見は、「話をしたい」と、自宅に電話をかける。話し合いとなるが、その場に勲はいなかった。裁判の結果にも絡む話であり、勲は意識的に話し合いを避けているようだった。

雪見は、池本とともに現れる。そこで、池本は「武内は気に入った人に取り入ろうとする。だが、少しでも武内のことを拒否しようものなら、態度を一変させる。的場一家のように、殺されてしまうんだ」と言う。だが、尋恵や俊郎たちは信じようとしない。

俊郎は、「これでは欠席裁判だ。武内さんを入れて話しあおう」と言う。池本も混じえ、一緒に話をする。池本は興奮気味に「お前が殺したんだ!」と証拠もなく主張するだけであった。一方、武内は淡々と事実にもとづいて、自ら罪がないことを話す。

武内は、「的場一家を殺害したのは、本当はあなたではありませんか?お母様が亡くなられて、莫大な遺産相続の話が持ち上がった。その最中にあの事件が起こった。結果、池本さんは遺産を相続した」と指摘する。さらに、「あなたは、私がやったのだという妄想にとらわれている。そう信じ込もうとしたんだ」と言う。

池本は激昂するが、武内は冷静に応じる。そこで、琴音に頼んで連れてきてもらった女性を呼びこむ。杏子(酒井若菜)は、池本の妻だった。そして、彼女は「占い師」と名乗って琴音の店に出入りして、占いによって雪見に池本のことを信じさせようとしていたことが明らかになる。

雪見は池本のことが信じられなくなってしまう。ついに池本は追い込まれ、武内に襲いかかる。それを俊郎は制した。「警察を呼ぼう」と言うと、池本は妻とともに逃げ出した。

雪見は、尋恵に「武内さんに謝りなさい!」と一喝される。そんな尋恵に、武内は「いいんです。雪見さんは、単に池本さんに騙されていただけなんです。…それより、雪見さんを家に戻してもらえませんか?」と言う。俊郎は戸惑うが、武内の説得により、雪見は武内に謝罪した上で家に戻る。

武内は、母へのビデオレターを撮影し、そこで「私がどんな悪いことをしたって言うのでしょう?ただ単に、雪見さんの真実を明るみに出しただけです。…雪見さんは、家に戻してあげることにしました。やはり、まどかちゃんには母親が必要です。”僕ら”の家族に、また戻してあげました」と言うのだった。

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原作あらすじ:「火の粉」(雫井脩介 ドラマ原作)あらすじ・ネタバレ

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