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ドラマ「重版出来! 第3話」あらすじ・ネタバレ

      2016/05/03

黒沢心(黒木華)は、柔道家時代の厳しい練習を夢で思い出していた。心は、ついに作家の編集を担当することになる。その相手とは、アニメ化もされている週刊バイブスの看板作品『ツノひめさま』の漫画家・高畑一寸(滝藤賢一)だった。

心は、『ツノひめさま』のアオリを100本考えるも、五百旗頭敬(オダギリジョー)に「アオリっていうのは、読者だけでなく、俺たちから作家へのメッセージでもある。考え直せ」と言われ、全てボツにされてしまう。編集の世界の厳しさを実感する。

一方、高畑の恋人・梨音(最上もが)は、欲しい物は買ってもらえるも、なかなか一緒にいられない寂しさに「つまらない…」とつぶやく。

「スポ根魂だけではやっていけない」と、先輩編集者・壬生平太(荒川良々)に言われ、「編集道」を教えてもらう。壬生は、心に「漫画家と二人三脚でいいものを作っていけば、読者の意見に媚びる必要はない」と語る。

一方で、読者アンケートの結果を受け、壬生が担当している漫画界一のイケメン漫画家・成田メロンヌ(要潤)の連載打ち切りが決定していた。和田靖樹(松重豊)編集長に、「成田君を潰すなよ」と釘を刺され、壬生は行きつけのクラブに連れて行き、ご機嫌をとろうとするが、成田は落ち込んだままだった。

壬生は、「次の連載で盛り返しましょう」と言うが、成田は「簡単に言ってくれるよな…」と1人つぶやく。

心は、原稿をとりに行くが、まだ完成を迎えていなかった。梨音が「ばいばーい」とメモを残して姿を消してしまい、高畑は原稿を描くことができなかったのだった。だが、「原稿は死んでも落とさない」と、高畑は動揺しつつも気力を振り絞って原稿に向かう。なんとか原稿を仕上げることができたが、和田や五百旗頭は、次のネームを心配していた。

壬生は、新しい企画提案を行うが、すっかり次回作を描く自信を失ってしまっていた。「33歳、やり直すギリギリの年齢だ。高畑みたいな天才しか、漫画を描いちゃダメなんだろうな…」と言う成田に対し、壬生は励まそうとするが、そのことが逆鱗に触れ、「簡単に言うな!描くのは俺なんだ」と激昂する。

壬生は、成田の作ったジオラマを破壊してしまう。ジオラマは、成田が作ったものであり、高校の時にジオラマ部だった成田が自ら「単行本の表紙のために作りたい」と言っていたものだった。

ネームの締め切りを迎え、ネーム原稿がまだ届かない心は、催促の電話をすべきか迷っていた。そこに、ちょうどFAXが届く。そのネームを読んだ心は、その内容にどこか納得できない。

心は、高畑に電話をかけ、「率直に申し上げ、話が全く進んでいないように思うのですが。モノローグだけで、展開がないのが原因のようで…」と言う。高畑は、「連載には、緩急が必要なんだ」と反論し、心も納得する。

壬生は、実家からの電話を受け、母親から「漫画雑誌、必要なものだけ持ってって。あとは捨てるから」と言われる。その雑誌を読み返し、アンケートに書かれた自分の率直な意見・感想を振り返る。

心は、高畑のネーム原稿を五百旗頭に見せる。「話は少し低空飛行ですが、それも今後の展開のため…」と、高畑の話をそのまま伝えるが、五百旗頭は「作者の意向を聞くのも重要だが、楽はさせるな。読者のため、作品のクオリティを高めるのが俺たちの仕事だ」と叱責する。

心は、高畑に連絡をとろうとするが、電話に出ない。そこで、五百旗頭に言われた「アオリは、編集者から漫画家へのメッセージでもある」との言葉を思い出し、和田編集長にアオリを変えることを申し出る。さらに、心は「ネーム改定案」をまとめ、高畑に提案しようと考える。

一方、壬生は読者アンケートを読みなおし、その上で成田と意見を戦わせることを決意する。心は高畑、壬生は成田に直接会い、話をすることになる。

心は、「今のネームじゃダメなんです。先生がプライベートで大変なのはわかりますが、それは読者に関係ありません。このネームを通したら、読者はがっかりします。先生の信用に傷をつけるわけにはいきません」と言う。そして、アオリ文を変えたカンプ原稿、改定案を手渡す。

心の「ああ弱い、弱い…どこかに強い男はおらんかえ…」というアオリ文を読み、自分のことを言われたかのように感じた高畑は奮起し、ネームを描き直し始める。その最中、梨音が温泉旅行から帰ってきて、高畑は安堵する。

壬生は、成田に「どうして『黄昏ボンベイ』がヒットしなかったのか」というプレゼンを行う。「分かるヤツに分かれば良い」といった、読者を置いてけぼりにしていたことが原因であると壬生は分析していた。そのことを成田は気づいており、「自分の漫画が必要とされていないと思っていて…」と苦しんでいたことを明かす。壬生は、「溺れている漫画家にとって、読者という浮き輪が必要なんだ」と改めて思うのだった。

心は、高畑の原稿ネームを受け取り、見違えるように変わっていたことに驚く。FAXの最後には、「どうだ驚いたか!読者第一号!」と書かれていた。

心は、新人発掘のため、即売会へ参加することを和田編集長に自ら名乗り出て、「ホームランを狙え!」と檄を飛ばされる。

次話:ドラマ「重版出来! 第4話」あらすじ・ネタバレ

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