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「マンホール(世にも奇妙な物語)」あらすじ・ネタバレ

   

簡単なあらすじ

1) 添島照男(香川照之)は、リストラの危機であることについて妻・えり子(水島かおり)と話をしていた。照男は出勤するが、遅刻しそうになって急いでいた。そんな中、マンホールの蓋が開いており、彼は地下道に落ちてしまう。

2) 地下道で、照男は「事務局長」を名乗るネズミ(江守徹)と出会う。事務局長は、地上に出るためには、手続きを行う必要があるというが、前の裁判が長引いており、裁判長となかなか面会できない。仕方なく、事務局長はネズミの田村(荒川良々)を照男の代理として向かわせる。

3) 田村は、部長から言われたリストラの話を承諾してしまう。さらに、彼は照男の愛人・小野寺トモ子を奪い、沖縄へと逃避行してしまう。そのことを知った照男は、「もう地上には戻りたくない。いっそ、ネズミになりたい」と願う。

4) 事務局長は、照男に変身し、照男はネズミに変身させられる。照男となった事務局長は、何食わぬ顔で照男の家に戻る。ネズミとなった照男もまた、家に戻って屋根裏でその様子を伺い、妻に「そいつは俺じゃない」と知らせるかのように音を立てる。だが、えり子はネズミを駆除するために物々しい格好を行い、ネズミとなった照男に、薬剤を噴霧してしまう。その様子を、事務局長となったネズミが、不敵な笑みを浮かべて見ていた。

詳細なあらすじ

添島照男(香川照之)は、朝の食卓で勤務している会社を「リストラされるのではないか」ということについて、妻・えり子(水島かおり)と話をしていた。「いずれにせよ、今日、明らかとなる」と照男はえり子を落ち着かせようとするが、えり子は今後の先行きを心配していた。

照男は出勤するが、遅刻しそうになって急いでいた。そんな中、マンホールの蓋が開いており、彼は地下道に落ちてしまう。幸い、怪我はしていないようだったが、周囲にはしごはなく、どうやって登れがいいのかと途方にくれる。そんな中、「事務局長」を名乗るネズミ(江守徹)が、照男に近づいてくる。照男は、現実離れしたその状況に、気を失ってしまう。

えり子は、照男が置いていってしまった携帯電話を手にしていた。履歴を見ると、「小野寺トモ子」に何度も電話をかけていた。えり子は、夫が彼女と不倫をしているのではないか、と疑いつつ電話をかける。

トモ子は、照男がかけていると思い、「課長、遅刻なんて、どうしたんですか?夕べ、凄かったから・・・」などと口走ってしまう。えり子は、不倫を確信しつつ、「夫が携帯電話を置いていってしまったので、そのことを伝えてください」と言う。

照男は目を覚まし、地上に出たいと望む。そんな中、再び事務局長が「出る方法はあります。ですが、出るためには手続きを行わなければなりません」と言う。裁判長に話をしに行こうとするが、裁判が行われており、なかなか終わりそうにない。

時間がかかるため、事務局長は照男に、「代わりのものを行かせます」と提案する。田村(荒川良々)という、照男に似ても似つかないネズミが照男の代わりに出社する。すると、照男にリストラを勧告しようとしていた柿崎部長が待ち構えており、田村に早期退職の話をする。田村は、あっさりとその話を承諾してしまう。

田村に、トモ子は「アンタ、誰よ?」と詰め寄る。そんなトモ子を田村は好きになってしまい、ホテルへと連れ込んで、関係を持つ。トモ子もまた、田村のことに好意を持ち、「2人で沖縄に駆け落ちする」と照男に事務局長を通じて電話する。

照男は、リストラされ、さらには愛人から別れを告げられたことに絶望する。手続きをすれば地上に戻れるのだというが、照男は「戻りたくない・・・いっそのこと、ネズミになりたい」と口走ってしまう。事務局長は、その言葉に待ってましたと言わんばかりの表情を浮かべ、照男に変身して代わりに地上へと出る。一方、照男はネズミの姿になってしまった。

照男に変身した事務局長は帰宅し、そんな彼をネズミとなった照男は追いかける。家に戻ると、”照男”は妻と会う。妻は、リストラの件について連絡をよこさなかったことを責める。だが、彼の正体が照男ではなくネズミであるとは疑っていない。

そんな中、帰宅した”照男”が偽者であると伝えるかのように、屋根裏でネズミに変身した照男が音を立てる。ネズミが出たと騒ぐえり子は、ネズミ駆除のための装備をしっかりと行った上で屋根裏を覗き、駆除用の薬を撒くのだった。その様子を、事務局長が変身した照男は、不敵な笑みを浮かべて見ていた。

 - 世にも奇妙な物語