真田丸 第25話「別離」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 豊臣秀吉(小日向文世)の天下統一が完成する。だが、秀吉の嫡男・鶴松が病に伏せってしまう。世間では、千利休(桂文枝)の死の呪いではないかと噂されていた。利休は、北条へと武器を売ったことが原因で秀吉の怒りを買い、切腹を命じられたのだった。

2) 徳川家康(内野聖陽)と昌幸(草刈正雄)は、「跡継ぎがいることで、豊臣の世がずっと続くものかと思われた。だが、跡継ぎがなくなることで、一代で終わる可能性が高くなった…豊臣の世は、そう長くは続かぬ。もう間もなくだ」と考えていた。

3) 秀吉は、鶴松が病に伏せっている中、茶々(竹内結子)とともにつきっきりとなる。だが、両親に見守られながら、鶴松はあまりにも早い死を迎える。

4) 茶々は、「みんな死んでしまう。私の大切な人たち…」とつぶやく。呆然とした茶々は、寧(鈴木京香)に抱きしめられ、堰を切ったように声をあげて泣く。

詳細なあらすじ

小田原合戦により北条が滅亡し、さらには伊達政宗も服従した。かくして、豊臣秀吉(小日向文世)の天下統一が完成する。だが、秀吉の嫡男・鶴松が病に伏せる。病状は日に日に悪化し、「今夜が山ではないか…」と言われていた。

世間では、「利休(桂文枝)様があのような最期を遂げられたので、その怨念が…」と噂されていた。利休は、秀吉により切腹させられたのだった。

信繁(堺雅人)や石田三成(山本耕史)は、千利休(桂文枝)に対し、敵側である北条に武器を売っていたことを追求する。だが、利休は「殿下はどちらの話を信用するか」と高をくくっていた。

そこで、三成たちは秀吉の弟・秀長(千葉哲也)に話をしてもらうよう嘆願する。秀長は、「利休は力を持ちすぎました。今後、鶴松様をお支えするのは家臣たち。誰かが力を持ちすぎてはなりません」と言う。

利休は、大徳寺に木造の像を作らせ、飾らせていた。そのことを秀吉に告げると、秀吉は利休を京から追放させる。さらには、大谷吉継(片岡愛之助)は「殿下は、そなたに切腹を申しつけた」と言う。

信繁は、利休に北条に武器を売ったことについて「信じられません」と言う。利休は、「私は、商人の家に生まれました。戦は儲かりまっせ…カネは、人の心を動かす。だが、人の心を動かすは業の深きこと。故に、私は茶を点てる」と言うのだった。

さらに、利休の木造の像を作った理由について、「一言で言えば、運命(さだめ)や」と言って笑うのだった。

昌幸(草刈正雄)は、鶴松の見舞いにやってきて、その病状を探る。一方、信幸(大泉洋)は沼田城を治めることに追われていた。そして、稲(吉田羊)との関係が夫婦と最初から存在していた溝はなかなか埋まらなかった。

とり(草笛光子)は、病床に臥せっていた。そんな彼女を、松(木村佳乃)や小山田茂誠(高木渉)たちは見舞う。松は夫と再会したことで記憶が戻ったのだった。

そんな中、大蔵卿局は茶々が利休の木造の像を贈られたが、「大きすぎる」と言い、「大徳寺に預かってもらえば良いのです」と言ったのだと明かす。「利休様の死に、関わっておられたので…」と、大蔵卿局は鶴松の病を心配していた。

鶴松の死が近づいていたため、三成は親族を集め、秀吉の支えになって欲しいと言う。一方、徳川家康(内野聖陽)と昌幸は、「跡継ぎがいることで、豊臣の世がずっと続くものかと思われた。だが、跡継ぎがなくなることで、一代で終わる可能性が高くなった…豊臣の世は、そう長くは続かぬ。もう間もなくだ」と考えていた。

秀次(新納慎也)は、秀吉の後を継ぐと自覚し、きり(長澤まさみ)に「ずっと私を支えてくれ。私が関白となったら再び訊ねる」と言う。

秀吉は、信繁に「鶴松は何のために生まれたのか…もっと良いものを着せ、もっと良いものを食べさせてやりたかった」とつぶやく。信繁は、「よくないことを口にすると、そのとおりになると言われております。よきことを考えましょう」と言う。

鶴松が元服し、結婚し、さらには関白となった時のことを秀吉は語る。だが、そんな時矢先、鶴松は夭逝してしまう。あまりにも早い死に、秀吉や茶々は悲嘆に暮れる。茶々は、「みんな死んでしまう。私の大切な人たち…」とつぶやく。呆然とした茶々は、寧(鈴木京香)に抱きしめられ、堰を切ったように声をあげて泣く。

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