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「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子 第1話」あらすじ・ネタバレ

      2016/08/02

簡単なあらすじ

1) 藤堂比奈子(波瑠)は、警視庁捜査一課に所属する刑事である。比奈子は、驚異的な記憶力の持ち主であり、過去10年、都内で発生した未解決事件と性犯罪の容疑者リストが全て頭に入っていた。

2) 捜査一課に、宮原秋雄(清水優)という男が八王子の一軒家で、遺体で発見されたと連絡が入る。宮原は、以前、自らが起こしたと考えられる事件の被害者と同じような状況で死亡していたのだった。そして、検死結果から、その傷は自らつけたものであると判明した。

3) 一方、比奈子の親友で同僚の鈴木仁美(篠田麻里子)が遺体で発見される。心療内科医・中島保(林遣都)が教えた母親殺しの少年・大友翔の映像から、比奈子は、その少年が出所後に犯行に及んだのではないか、と推理する。

4) 大友の殺人衝動を引き起こす「スイッチ」が、香水と裸電球であると考えた比奈子は、その2つの条件を整え、大友に自らを襲わせる。そこに現れた先輩刑事・東海林泰久(横山裕)らに大友は逮捕される。だが、大友は自ら被害者と同じように頭部を強く殴打して自ら死亡する。

5) 大友、宮原の死には、何者かが関与しているのではないか、その共通点となる人物がいると比奈子は考える。彼女は、大友、宮原はただの自殺ではないと睨んでいた。

起:事件発生

藤堂比奈子(波瑠)は、警視庁捜査一課に所属する刑事である。彼女は出勤前、玄関のドアを開ける際、母親の形見である「進め!比奈ちゃん」と書かれた七味缶を持ち、「スイッチ…オン」とつぶやく。

比奈子は、驚異的な記憶力の持ち主であり、過去10年、都内で発生した未解決事件と性犯罪の容疑者リストが全て頭に入っていた。そんな彼女に、東海林泰久(横山裕)はデスクワークを押し付ける。

捜査一課に、宮原秋雄(清水優)という男が八王子の一軒家で、遺体で発見されたと連絡が入る。名前を聞いた比奈子は即座に、宮原にはストーカーと強制わいせつ容疑など過去3度の検挙歴があると報告する。

上司・厚田巌夫(渡部篤郎)は、そんな彼女に驚き、「物は試し」と、現場に連れて行く。宮原は、刃物で下半身を切り刻まれていた。その凄惨な現場に、一同は思わず言葉を失う。だが、比奈子はその現場を冷静に観察していた。

勤め先のトラックが、八王子南インターに放置されていたことから、比奈子は女子高生の殺害事件の話をする。そして、遺体の状況は、その3年前に殺された女子高生の遺体と似ていた。

宮原は、事件の容疑者として警察がマークしていたのだった。さらに、厚田は、遺体の首にある扼殺痕から、「宮原自身が首を絞めている」と指摘する。やがて、事件現場には、宮原が録画状態にしていたスマートフォンを発見する。宮原が、何者かに襲撃されている様子が映っていたが、犯人の姿は映っていなかった。

承:宮原の過去

比奈子は東海林とともに、宮原が関わった過去の事件関係者を当たることになる。宮原はEDであり、その性的衝動が女性に過激な形で現れていると判明する。

宮原の被害者に対する聞き込みを行う中で、心療内科医・中島保(林遣都)に出くわす。中島は階段から転げ落ち、比奈子たちは驚く。中島は、被害者の家を訪れていたのだった。被害者家族は、娘が自殺して亡くなっていると明かす。

4年前、被害にあったものの、彼女は婚約者と結婚しようとしていた。そんな中、宮原は事件当時の写真を被害者に送りつけ、苦しめていたのだった。結果、彼女は自ら命を絶ってしまったのだった。

監察医の石上妙子(原田美枝子)は、遺体の検死結果を伝える。宮原の傷は、3年前の女子高生の遺体状況と一致していた。だが、カッターナイフの傷など、それらは宮原本人が自らつけたものだった。

石上は、小学生を3人、無差別に殺傷した事件について話をする。子供たちは、心臓を一突きにされていた。容疑者・柏木は、逮捕寸前に自ら包丁を心臓に突き立てていたのだった。3度突き立てていることから、「自己防衛本能や痛覚を超越している」と石上は指摘する。

比奈子は、凄惨な事件ファイルを見ていると、東海林に「楽しそうだな」と言われる。比奈子は、事件に対して強い興味を抱いていたのだった。

転:仁美の死

鑑識の三木健(斉藤慎二)は、宮原の死に際の映像が、ネット上に流出していることを発見する。宮原のスマホには、アプリがインストールされており、録画するとすぐさま、投稿サイトに動画が投稿されるように細工されていた。

このことから、単純な自殺では処理できない、と厚田は考える。そんな中、同僚の鈴木仁美(篠田麻里子)が遺体となって発見される。東海林と厚田は、比奈子にそのことを伝える。

仁美は頭部を鈍器のようなもので殴打され、殺害されていた。仁美のズボンには、容疑者の体液らしきものが残されていた。親友の遺体を冷静に観察し続ける比奈子を見るのに耐え切れず、東海林は彼女を現場から遠ざける。仁美の殺害された様子も、ネット上に投稿されていた。6年前にも、場所と殺害方法が似ている事件が起きていた。

仁美にしつこく連絡をとろうとしていた男は、斎藤文隆という名前だった。その名前に覚えがある比奈子は、「宮原の被害にあった女性の元婚約者」であると気づく。警察は、斎藤文隆を重要参考人として事情聴取する。

斎藤は、匿名の手紙を受け取り、「宮原の悪行が明らかとなるように、手を貸して欲しい」とそこには書かれていたのだったという。斎藤は、アプリを開発して宮原にメールで送ったのだという。

さらに、宮原が殺害された動画がアップされたことで、「警察官である鈴木さんに相談に乗ってもらいたかった。それで連絡をとろうとしただけです」と言う。仁美を殺害した犯人のスマホにも、斎藤が開発したアプリがインストールされていた。比奈子は、そのアプリをインストールさせた人物が事件に大きく関与していると考える。

仁美のズボンについた体液により、AB型であることが判明したが、過去に犯罪歴のある人物とは一致しなかった。

石上は、頭で思い込むことによって、体に実際に反応が起こることを説明する。そのような思い込みを引き起こすことで、宮原は自らの体を傷つけたのではないか、と考える。さらに、仁美を殺害した犯人も「自ら頭部を砕くのではないか」と仮説を立てる。

結:犯人逮捕

比奈子は、中島医師が仁美の事件現場で手を合わせているのを見かける。彼に話かけ、一緒に話をすると、中島医師は「誰にでも衝動的になるスイッチがあるかもしれない」と言う。そして、脳内物質・ノルアドレナリンとβエンドルフィンをコントロールすることで、衝動を引き起こすことが可能なのではないか、と考える。

中島は、ネグレクトを受けて育った少年が、母親を殺害した後に話をしている映像を教える。その映像を見た比奈子は、その少年・大友翔が少年鑑別所を既に出所しており、彼こそが比奈子殺害の犯人であると考える。そのことを中島に伝え、「あなたが刑事である私に、そのことを教えてくれたのは、ただの偶然ですか?」と言う。

その後、比奈子は大友翔に会いに行く。そして、大友に対し、香水と裸電球が殺害衝動を引き起こす「スイッチ」になっていると告げる。ネグレクトとされた赤ん坊は、電球の明滅する光に反応する。さらに、母親がつけていた香水のニオイが相まって、大友は殺害するきっかけを引き起こすのだった。

比奈子は、裸電球をつけ、香水の瓶を地面に叩きつける。大友は興奮し、比奈子に詰め寄る。さらに、「邪魔者!お前なんか産むんじゃなかった、育てるんじゃなかった!」と、大友の母親が言っていた言葉を告げる。

大友は比奈子に襲いかかる。そこに、大友が犯人と突き止めた東海林が現れ、大友を殴りつける。大友は気を失い、同じく駆けつけた厚田に逮捕される。厚田たちに通報をしてきた人物は、不明であった。

大友は、精神鑑定を受けることになった。一方、大友逮捕時に東海林が暴行を行ったことも問題視されていた。そんな中、大友は留置所で頭部を自ら殴打し、自殺したのだった。
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