「営業部長 吉良奈津子 第3話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 川原義雄(岡田義徳)が年間30億円という大型出稿をパブリックエアーから取りつけられそうだという。だが、吉良奈津子(松嶋菜々子)はその案件から外されてしまう。

2) そんな中、川原が、実はパブリック・エアーの宣伝課長・吉村節子(加藤貴子)に、自分への好意を利用して営業を行う、いわゆる「枕営業」を行ったことが発覚。川原がソフトランディングしようとしたところ、吉村は逆上したのだった。

3) 米田利雄(板尾創路)は、接待によってパブリック・エアーの小林部長、吉村の機嫌をとろうとする。だが、その場に川原が現れて、吉村は激昂して帰ってしまう。奈津子は、小林部長に謝罪しようとするが、彼は奈津子をホテルの一室へ誘おうとする。

4) 強引にエレベーター内に連れ込まれた奈津子だったが、そこを高木啓介(松田龍平)が救い出す。結果、30億円もの大型契約は流れてしまうのだった。だが、奈津子は諦めることなく、ノルマ30億円の売り上げを達成しようと決意し、部下たちに宣言する。

詳細なあらすじ

吉良奈津子(松嶋菜々子)は、捨て身の営業で初の契約を勝ち取るが、それ以上の損失を上げてしまう。ショックを受けて帰るが、そこで夫・浩太郎(原田泰造)に「やっぱり、子育てしながら営業部長をするのは難しいんじゃないか?」と言われてしまう。

翌朝、奈津子は浩太郎に「今後は、迷惑かけません」と約束する。そんな中、米田利雄(板尾創路)は、「私は間違っていなかった。結果、大きな損失を出してしまった」と部下の前で発言する。

そんな中、川原義雄(岡田義徳)が年間30億円という大型出稿をパブリックエアーから取りつけられそうだという。奈津子は、米田とともに斎藤良一(石丸幹二)に報告するが、そこで米田から、「部長には見守っていてだきたい」と、暗に「介入するな」と言われてしまう。

奈津子が高木啓介(松田龍平)にそのことを話すと、「部下に信頼されていないんでしょうね。あなたがいない方が、仕事が上手く行くんでしょうね」と高木は言い、奈津子は「どいつも、こいつも…」とつぶやく。

米田は、川原、丸尾裕人(白洲迅)とともに、クライアントの「パブリックエア」へと出向く。そこで、宣伝課長の吉村節子(加藤貴子)に会いに行くが、吉村は「川原さんの熱意に押されたんです」「川原さんとは、上手くやっていけそうな気がしたので」と繰り返し、ねっとりとした視線を川原に向ける。

その晩、奈津子は斎藤から呼び出される。吉村が、川原を「強制猥褻罪で訴える」と言い出したのだという。翌朝、奈津子は川原に事情を聞く。実は、営業を重ねるうち、川原は「吉村さんが、自分に好意を抱くのを感じるようになった」と説明する。川原は、自分への好意を利用して、営業を上手く運ぼうとしていたのだった。

川原は、食事を一緒にとり、プレゼントで気を引いた。キスをしながらも、「ソフトランディング」していこうと思っていたが、そのタイミングで吉村は逆上したのだった。

奈津子や米田たちは、パブリックエアーの小林部長に謝罪に出向く。米田は「美味しい料理でも食べながら、お話をさせていただきたい」と、接待をするということになった。接待を否定する奈津子だったが、米田は「接待の威力を見せます」と言う。

米田は、「クリエティブを引っ張りだしてきてください」と言い、高木を接待に連れてくるよう、奈津子に言う。奈津子は、気が進まないながら高木に頭を下げて頼む。

奈津子は、「カンヌでのCM賞の足がかりになる」と高木を説得する。だが、高木は「CMは引き受けるが、接待はしない」と言う。

接待で遅くなるため、奈津子は、坂部深雪(伊藤歩)にベビーシッターの依頼を行う。だが、先約があるからと断られる。そのため、奈津子は浩太郎に頼むことにする。浩太郎は、「俺が行くよ」と引き受ける。だが、「ちゃんとやります」と約束してすぐであったため、苛立つ。

結局、高木は接待に参加しなかったが、米田と奈津子は接待を行う。そんな中、浩太郎は食事を作っていたが、失敗してしまう。そこにちょうど、深雪が用意した食事を持参してやってくる。

二次会のカラオケで盛り上がる中、奈津子は米田によって勝手に選曲され、歌わざるを得ない。そんな中、川原が突然現れ、騒然とする。川原は謝罪するが、吉村は出て行ってしまう。

吉村は、「なぜ謝るの?」と言って帰る。小林部長も帰ろうとし、奈津子は「もう一度、チャンスをください」と謝る。そこで、小林部長は「ならば、部長同士で話し合いましょう」と言う。一方、深雪はミートローフを振る舞い、浩太郎たちは喜ぶ。

高木は、小林部長と奈津子がホテルのバーラウンジで飲んでいると知らされる。小林は、「当社の契約が立ち消えになったら、あなたの立場も危うくなる。…条件次第で、考え直してもいいですよ」と言い、彼は部屋の鍵を渡す。

「あなたなら、秘密を守れるはずだ。ビジネスの話ができる人だと思う。…私は、強要はしません」と言い、小林は部屋へと戻る。一方、深雪は浩太郎に「よそさまのお子さんに尽くすしかできないんです」と、涙ながらに語る。近づく浩太郎に、深雪は抱きついて泣いていた。そんな彼女を、浩太郎は抱きしめる。深雪は我に返ったかのように、浩太郎を突き飛ばして帰る。

奈津子は、小林にエレベーター内へ連れ込まれる。拒否しようとする奈津子に、「それでも代理店の営業か?」と詰め寄るが、そこに現れた高木に助け出される。

高木は、「小娘じゃないんですから、予測できなかったんですか?」と言う。「あなたはいつも、実力だけで勝負してたから。尊敬してたんです。だからさ、悔しいんだよね。あんな真似をするあなたは、見たくない」と言う高木に、奈津子は「結果を出したいの!私は、結果を出さなきゃクリエイティブに戻れないの。好きなようにCM作れるあなたには分からないわよ」と本音を口にする。

奈津子は帰宅するが、そこでも高木の言葉を思い出し、落ち込んでいた。翌朝、奈津子は斎藤に失敗したことを報告する。「営業開発部の解散もありうる」と通告されてしまい、奈津子はさらに落ち込む。

奈津子は部に戻り、「私は、営業なんか誰でもできると思っていました。営業を舐めていました。営業開発部で成果を上げれば、クリエイティブに戻れると思っていました。そんな甘い考えは、今、ここに捨てます。部長として、この営業開発部にノルマ30億を達成し、会社で一番売り上げのある部にします」と宣言する。

奈津子は、営業開発部の面々の名前を一人一人呼び、「私には、あなたたちが必要です。あなたたちにも、私が必要です。よろしくお願いします」と言う。

川原は、吉村の前に再び現れ、「私はあなたと付き合うつもりもないのに、仕事のために、あなたの気持ちを弄びました」と、謝罪した。カバンで殴られながらも、川原は頭を下げる。

一条達哉(DAIGO)は、高木に斎藤常務との関係を指摘されて慌てる。一方、浩太郎は深雪に抱きしめたことを謝罪するため、2人で会っていた。

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