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「ガードセンター24 広域警備指令室」あらすじ・ネタバレ

   

簡単なあらすじ

1) 現場の警備員・篠宮守(中島健人)は、中枢指令室「ガードセンター」からの指示を無視し、犯人を追跡したり、現場に滞留し続けたりと、問題行動を起こしては上司から叱られていた。そんな篠宮は、ガードセンターに異動になる。

2) 篠宮は、着任間もなく顧客からのコールを受ける。そこで篠宮はミスを犯してしまい、指導役の安西心(栗山千明)から厳しく注意を受ける。「ちゃんと安全を確認しないところに安心はない。あんたが顧客を落ち着かせようとしているのは、自分の不安な気持ちを抑えようとするための自己満足なだけ」と言われ、篠宮は図星を指されて落ち込んでしまう。

3) 篠宮は、弟に誘われてアイドルのイベントに参加しようとする。だがそこで、様子のおかしい警備員を見つける。実はそれは、警備員の服を奪ってアイドル・牧瀬いちご(谷花音)を誘拐しようと目論む犯人だった。

4) 篠宮は、ガードセンターの指示を受けながら追跡する。だが、犯人に見つかってしまい、捕らえられてしまう。さらに、いちごに「アンタなんか嫌い」と言われた犯人は、いちごを閉じ込め、篠宮を拘束したまま別荘に火を放つ。いちごに、監禁された部屋の状況を聞き出し、警備会社の防犯カメラが設置されていることを知った篠宮は、「窓ガラスを割るんだ」と指示する。窓が割れて警報がシステムが作動し、ガードセンターはいちごたちの居場所を特定する。かくして篠宮たちは救出され、犯人は逮捕されたのだった。

起:警備員・篠宮守

中年女性(高畑淳子)が、エレベーター内に閉じ込められてしまう。警報スイッチを押すと、警備会社・セキュリティ24の中枢指令室「ガードセンター」に繋がる。警備員は、彼女を落ち着かせ、指示を送る。

警備員・篠宮守(中島健人)が到着する。監視員・安西心(栗山千明)は、篠宮の名前を聞いて怪訝そうな表情を浮かべていた。安西が指示を行おうとするが、そんな中、窃盗犯らしき男を篠宮は発見し、追いかける。

犯人は、スコップを振り回して抵抗する。安西は「退避」を指示するが、篠宮は犯人を確保する。篠宮は上司に、「ガードセンターの指示は守れ」と注意されてしまう。

さらに、「お前は、警備の仕事がわかってない」と言われ、篠宮は異動を命じられてしまう。現場から監視員になることが決定し、そのことを知った安西は「篠宮は、問題児ですよ。住民の安全・安心を守る責任感も自覚もありません」とセンター長・野々村省吾(上川隆也)に言うが、野々村は「そうかな?」とだけ言う。

承:ガードセンター

篠宮は着任し、ガードセンターの中を見て回る。ガードセンターは厳重なセキュリティに守られ、地下深くにあった。安西に案内され、篠宮は見て回る。

予備校の校内で、二ヶ所で警報が鳴る「二重警報」がガードセンターに通報される。侵入者を発見し、すぐに警察に通報する。侵入者は、ノートパソコンを持っており、「模擬試験の問題を盗み出そうとしているのでは?」と新川仁一郎(中村梅雀)副チーフは考える。

警備員が近づこうとしていたが、侵入者は刃物を持っていた。緊迫感が一気に走り、外木場秀道(ケンドーコバヤシ)は「追わんでいい!」と指示するが、警備員は侵入者に近づいていた。

野々村は、火災警報器を鳴らして侵入者と警備員が鉢合わせしないようにした。そして、防火扉を使って侵入者を導き、その出口には警察官が待機していた。

安西は、篠宮に「分かりました?ガードセンターの指示には、全て理由があるんです。…私達の使命は、守ることなんです。顧客の財産や、警備員の命、そして犯人が罪を重ねないようにするのも重要なんです」と言う。

篠宮は、両親を亡くしてまだ幼い兄弟たちと暮らしていた。篠宮は働き、彼らの生活を支えていた。

ガードセンターでの研修が始まり、ついに初めてのセキュリティ・コールを受ける。篠宮は「大丈夫、大丈夫」などと口にしていたが、初めてのコールには、やはり緊張していた。

清水幸江という高齢女性からの家であり、「階下から音がする」という訴えだった。篠宮は、警備員を向かわせる。篠宮は、「大丈夫だよ。きっと猫だよ」などと安心させようとするが、安西は「安全確認できるまで、『大丈夫』って言わない」とメモを渡す。

さらに、港麻美子(堀内敬子)は「テレビをつけさせて。侵入者に在宅している人がいると知らせる効果がある」とアドバイスする。

侵入者などではなく、ネコで一安心であったが、外木場は「お前は楽しいトークしてただけ。指示は全部こっちで出してたんだ」と言う。あまり反省していない様子の篠宮に、安西は腹を立てるが、野々村は「彼の手、見た?ずっと震えてたよ」と指摘する。

篠宮の歓迎会が行われ、そこで王子俊一(田中圭)に「センター長のご指名で君はやってきた」と言われる。篠宮は、野々村センター長がどんな理由で自分を選んだのか、と疑問に思う。外木場は、数多くの伝説を持つ野々村センター長が、「ある事件で警備員が巡視して、それ以来、ヘッドセットをつけられなくなった」と明かす。

篠宮は、17歳の弟・譲(岩橋玄樹)が修学旅行に行くのを躊躇っていることに対し、「絶対に行けよ」と言う。

転:安西の苛立ち

篠宮は、「大丈夫」と言ってしまう癖がなかなか抜けなかった。そんな中、初めて緊急性の高い「レッドケース」の通報を受ける。小川愛(川栄李奈)は、怯えた声で電話をかけてきた。彼女は、公園のトイレに隠れ、「男が…駅で待ち伏せしてたみたいで。1人で帰るのが怖くて…」と話す。

篠宮は、警備員を急行させる。篠宮は、「ひぐらし鳴いてるね…俺の弟が、セミを大量にとってきて、家に放ったんだよ。母ちゃん、カンカンでさ」などと話をして愛を落ち着かせる。無駄話をしていると思った安西は注意しようとしたが、篠宮の手が震えていた。

愛は、「田舎から出てきて寂しくて…ネットで知り合った人を簡単に信用してしまって」と明かす。そんな愛に、篠宮は「今回は失敗だったけど、きっとまた良い人に出会えるから。大丈夫、大丈夫」と安心させる。

「警備員が到着した」と伝えると、愛は安心してトイレの鍵を開けてしまう。だが、そこには犯人は待ち伏せしていた。すぐさま警察が呼ばれ、事なきを得た。だが、篠宮は「何度言わせるの?最後まで確認しろって言ったでしょ!あなたは、この仕事の重さを全然わかっていない」と叱りつける。

新川は、篠宮に「確実な安全という裏付けのないところに、安心はないんだ」とやんわりと注意し、その場をなだめようとする。だが、安西は「あんたの手が震えてるのは、自分を落ち着かせたいだけ。顧客を守るという責任の重さからじゃない」と言う。

野々村は、篠宮と話をする。自分を責める篠宮に、野々村は「警備対象者の楽しそうな声、初めて聞いたよ」と言う。

安西は、「篠宮君を見ると不安になるんです。ここに来たばかりの時みたいに、不安になってしまって、あんな酷いことを…」と野々村に本音を明かす。野々村は、「お父さんみたいな犠牲者を出してしまうんじゃないかって?」と言う。

野々村は、「篠宮の現場滞留時間の補足を見てごらん」と安西に言う。安西は篠宮のプロフィールを見直し、「人が一緒にいる時に、滞留時間が長くなっているんだ」と気づく。不安を抱いている顧客を安心させるため、篠宮なりに心配りをしていたのだと気づく。そして、安西は野々村の「僕らが守っているのは、安全だけじゃないよね」という言葉を思い出した。

篠宮は、譲が勝手に修学旅行を欠席していたことを担任教師から聞かされ、ショックを受ける。

結:誘拐事件発生

篠宮は、弟たちに誘われ、森山公園にやってきていたアイドルグループのイベントに向かう。イベント会場には、キッズアイドル・牧瀬いちご(谷花音)を見つめる様子のおかしい男がいた。男は、出入り禁止区域に入ろうとしていたため、警備員が発見して声をかける。男は、スタンガンで警備員を気絶させるのだった。

イベントが終わってしまった、と篠宮は譲から連絡を受ける。だがそこで、犯人の男が警備員の格好をしているのを見かける。篠宮は、安西に「ウチの警備、入ってますよね?」と尋ねる。安西は警備員に連絡をとり、「問題ない」と判断する。

男は、いちごをスタンガンで気絶させてクルマに乗せる。篠宮は、装備を外して乗用車に乗った男を不審に思い、バイクで追尾する。野々村は、役員から呼び出され、「警備員の中に、なりすましがいた。警備服が奪われていたんだ。監視員から連絡があった履歴があり、犯人に協力していた可能性がある。もしくは、見逃した可能性があるんだ」と言う。

篠宮は、バイクでクルマに横付けする。だが、犯人は篠宮を押し倒し、篠宮は脚を怪我してしまう。犯人はいちごをクルマのトランクに入れる。

篠宮は、「犯人が警備員の服を奪ってなりすまし、アイドルを誘拐した」と外木場に連絡する。だが、携帯電話は犯人に奪われてしまい、公衆電話からかけようも、10円玉が足りなかった。

篠宮は、警備員を見かけ、ヘッドセットを借りて犯人を追う。「ガードセンター、指示を」と篠宮は言う。「帰ってこい」と言われるが、篠宮は追跡をやめない。野々村は、自らヘッドセットをつけて指示を行う。

篠宮は、ガードセンターからの指示で追跡する。そんな中、いちごがトランクの中で目を覚ます。安西は、無線機を通じていちごに語りかける。恐怖で悲鳴をあげるいちごに、安西は「大丈夫、大丈夫」と落ち着かせようとする。

いちごは、トランクを開けるワイヤーを探させる。一方、篠宮は犯人のクルマに近づきつつあった。野々村は、篠宮をクルマのバックミラーに映らないように走らせる。

野々村は、信号での停止時を狙い、いちごにトランクを開けさせて篠宮が救出に向かうという作戦を立てる。安西は指示するが、トランクは開かなかった。

篠宮は、野々村の指示で再び動き出す。犯人は別荘地に止まり、篠宮は状況をガードセンターに伝え、「安全ではないです」と判断する。待機を指示されるが、篠宮は悲鳴をあげるいちごの姿を見たため、犯人のいる場所へと近づいてしまう。

篠宮は、犯人に背後からスコップで殴られる。通信が途切れ、ガードセンターでは、篠宮の位置を割り出そうと動き出す。呆然とする安西に、野々村は「俺たちが現場の警備員を守るんだ」と言い、叱咤する。

犯人は、別荘の一室に閉じ込める。いちごは、「あんたみたいな勘違いのヘンタイ、大嫌い」と言う。逆上した犯人は、いちごの首を締める。

犯人は、いちごを部屋に閉じ込め、その上で縛った篠宮を残して別荘に火を放つ。篠宮は、ガードセンターからの退避の指示を無視してしまったことを反省する。

「誰も守れない」と嘆く篠宮だったが、いちごの悲鳴で我を取り戻す。篠宮は、パニックになるいちごを落ち着かせる。火の手が迫る中、篠宮は「大丈夫、大丈夫」と言う。

篠宮は、「脱出に使えるものがあるかもしれない。部屋にあるものを1つずつ教えてほしい」と言う。その中で、「セキュリティ24」の防犯カメラがあることを知った篠宮は、「部屋の窓を割れ」と指示する。

いちごは、犯人が置いて行ったスタンガンを窓に投げつけて割る。住所が判明し、パトカーが急行する。サイレンを聞きながら、篠宮は意識を失ってしまう。

篠宮は、怪我で休養した後、ガードセンターに復帰した。犯人逮捕は報じられたが、篠宮やガードセンターの奮闘は全く報じられていなかった。

安西は、「私が犯人だって見抜いていたら、あんなことにはならなかったのに…ごめんなさい」と謝る。だが、篠宮は「大丈夫、大丈夫」と笑って答えるのだった。

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