「ナルコス シーズン2 第1ー10話(最終回)」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) パブロ・エスコバルは、刑務所を脱獄し、家族のもとへと帰った。そんな中、パブロが刑務所内で殺害したキコの妻ジュディ・モンカダは、パブロへの復讐心を募らせていた。パブロは脱獄後、ジュディの弟・ハイメを殺害し、反旗を翻したジュディたちも殺すと脅す。

2) ジュディは、ベルナとともにカリ・カルテルと共闘関係を築く。カリ・カルテルはカスターニョ兄弟率いる反共産主義団体・コロンビア自衛軍連合を利用し、「ロス・ペペス(パブロ・エスコバルに迫害された者たち)」という自警団を装ってパブロの部下を殺害する。ベルナはDEAペーニャ捜査官から、パブロの部下の居場所などに関する情報を得ていた。

3) 「ロス・ペペス」は、パブロの部下を殺害し、ドラッグの製造工場を叩くことによって、メデジン・カルテルに大打撃を与える。さらに、カリ・カルテルはマイアミで密売を取り仕切るパブロの部下・レオンに接触する。レオンにパブロよりも好条件を提示し、寝返らせることに成功する。パブロは、マイアミからの売り上げを回収することができなくなってしまう。

4) 資金を断たれ、さらには部下をも失ったパブロは、唯一の部下・レモンとともに逃亡生活を始める。パブロは最後、メデジンに舞い戻る。そこで妻・タタと無線で連絡をとっていたところ、傍受されて居場所を特定され、殺害される。

5) パブロ亡き後、カリ・カルテルがドラッグの市場を独占することとなった。カリ・カルテルは、最大の敵・パブロを排除し、この世の春を謳歌していた。だが、アメリカ政府やDEAが、彼らを野放しにしたままにするわけがなく、次なるターゲットとして狙いを定めていた。

起:打倒パブロの共闘

パブロ・エスコバルは、刑務所を脱獄し、家族のもとへと帰った。そんな中、パブロが刑務所内で殺害したキコの妻ジュディ・モンカダは、パブロへの復讐心を募らせていた。

ジュデイ・モンカダは、弟のハイメ、幹部のドン・ベルナとともにパブロへ反旗を翻す。ハイメもまた、パブロに殺害される。身の危険を感じたジュディは、カリ・カルテルに接触を図り、パブロ打倒に向けて共闘関係を築く。

一方、コロンビア警察でパブロ特捜隊を務めるピンソン大佐は、パブロの居場所を掴んで急襲するが、逃げられてしまう。結果、パブロの怒りを買って多くの警察官が命を落とすこととなった。

承:ロス・ペペス

ガビリア大統領は、パブロを追い詰めた後にスペイン領事館へ異動となっていたカリージョ大佐を呼び戻す。カリージョ大佐は、パブロに協力した少年をも殺害する強硬路線をとり、パブロに死の恐怖を植え付ける。

ところが、カリージョ大佐はパブロの罠にはまり、パブロの手によって殺害されてしまう。ホラシオ・カリーロ大佐を後任として据え、ガビリア大統領は再びパブロの捜索を命じる。

カリ・カルテルは、カスターニョ兄弟率いる反共産主義団体・コロンビア自衛軍連合を利用し、「ロス・ペペス(パブロ・エスコバルに迫害された者たち)」という自警団を装ってパブロの部下殺害へと乗り出すのだった。また、パブロの部下の情報は、ハビエル・ペーニャDEA捜査官が密かに流していた。

パブロは、次々に部下を失い、さらには資金源となるドラッグ生産工場を奪われてしまい、大打撃を受ける。ロス・ペペスの背後に、カリ・カルテルがいることを見抜いていたパブロは、カリ・カルテルのリーダーであるジルベルト・ロドリゲスの娘の結婚式で爆破を起こし、反撃を開始する。この行為は、ジルベルトの怒りを買い、さらにパブロを追い詰めようとする。

転:妻子の出国拒否、そして転落

カリ・カルテルは、マイアミで密売を取り仕切るパブロの部下・レオンに接触する。レオンにパブロよりも好条件を提示し、寝返らせることに成功する。マイアミからの売り上げを回収することができなくなったパブロは、大打撃を被ることになる。

カリ・カルテルとの全面戦争を考えるパブロは、妻子たちを国外に脱出させようと画策する。だが、事前にそのことを察知したガビリア大統領は、ドイツに圧力をかけて入国を拒否させる。さらに、帰国した妻子たちは、検事総長によって保護拘置をとられることになる。

家族が国外脱出を阻止されたことに激怒したパブロは、大統領官邸近くで爆発を起こさせ、結果、多くの市民が犠牲となった。そのため、一気にパブロへの風当たりは強くなり、パブロは自らの首を締めてしまう結果となった。

ロス・ペペスにより部下はさらに減り、資金も少なくなった。パブロは、モンテカジノへの襲撃を計画し、総力戦を行おうとする。だが、側近であるブラッキー、ラ・キカをコロンビア警察に捕らえられてしまい、ついにパブロはカネも側近をも失ってしまう。

全てを失ったパブロは、最後に残った部下・リモンとともに父親の農場を訪れる。そこで1ヶ月半もの間、身を潜めるのだった。だが、父親に「心からお前のことを恥じている」と本音を明かされたことから、パブロは農場を去る。

結:パブロの最期

カリ・カルテルは、本格的にパブロのメデジン・カルテルを排除し、乗っ取ろうと行動を始める。その中で、カリ・カルテルはカリージョ兄弟にドラッグを分け与えた上で、用済みとなったジュディを殺害させようとする。身の危険を感じたジュディは、カリ・カルテルの情報をペーニャ捜査官に渡し、潰させようとする。

だが、それを知ったベルナは、カリ・カルテルにそのことを告げ、ジュディをCIAに拘束させるのだった。結果、ジュディはペーニャ捜査官が暗殺集団であるロス・ペペスに情報を漏らしていたことをマスコミに公表するのだった。結果、ペーニャはアメリカへと帰国させられる。

メデジンに戻ったパブロは、妻・タタと無線で連絡をとる。タタにも降伏を勧められるが、パブロは拒否し、「ゲリラに合流して戦う」と宣言する。パブロは、無線交信の際、周波数を毎日変えて用心していたが、妻に渡されていた周波数と暗号の書かれた表がDEAに渡り、その会話が傍受される。ついにパブロは居場所を突き止められ、抵抗を行うが、射殺される。

パブロ亡き後、カリ・カルテルがドラッグの市場を独占することとなった。カリ・カルテルは、最大の敵・パブロを排除し、この世の春を謳歌していた。

一方で、カリ・カルテルのさらなる台頭を危惧したDEAは、ペーニャに査問を行う場で、不正について追求するのではなく、「ドラッグの生産量は増えている。来年、どうなると思う?ペーニャ捜査官、カリ・カルテルの情報について、どこまで知っている?」と問うのだった。

「ナルコス season1 第1-10話」あらすじ・ネタバレ

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