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真田丸 第40話「幸村」あらすじ・ネタバレ

      2016/10/16

簡単なあらすじ

1) 真田信繁(堺雅人)は、父・昌幸(草刈正雄)亡き後も幽閉を赦されることはなかった。そこに、宇喜多秀家の家臣だった明石全登(小林顕作)が現れる。明石は、片桐且元(小林隆)に引き合わせ、そこで片桐は、豊臣と徳川との戦が起こりそうであると告げる。

2) きっかけは、秀吉の17回忌で大仏殿の再建を行おうとしていたことだった。元々、その再建を勧めたのも家康だった。ところが、何かと難癖をつけて延期させようとする。片桐は、家康との窓口役となり、間を取り持とうとするが、なかなか上手くいかなかった。

3) その様子を、片桐は茶々の乳母・大蔵卿局(峯村リエ)に強く責められる。結果、片桐は嘘をつき、豊臣側での居場所を失ってしまう。大阪城を追われるように逃げ出し、結果、取り次ぎ役の片桐が追放された家康は、「手切れ」と考えて大阪責めを指示する。

4) 信繁は、きり(長澤まさみ)に九度山を離れ、大阪で戦うよう説得する。信繁は「真田幸村」と改名し、ついに九度山を出る決意を固めるのだった。

詳細なあらすじ

真田信繁(堺雅人)は、父・昌幸(草刈正雄)亡き後も幽閉を赦されることはなかった。九度山で生活を送っていたところ、かつて宇喜多秀家の家臣だった明石全登(小林顕作)が信繁のもとを訪ねてくる。

「お迎えにあがりました…私と一緒に大阪にきてください。豊臣側の第一之将として、徳川と戦ってはいただけないでしょうか?」と言われるも、信繁は断る。だが、明石は「会っていただきたい方がおります」と言い、片桐且元(小林隆)に引き合わせる。

片桐は、「豊臣の重臣が次々に亡くなり、秀頼公のお仕えするのは私だけになりました」と明かす。秀頼は、秀吉の17回忌で大仏殿の再建を行おうとしていた。それは家康の勧めた計画であり、信繁は「金銀をつかわせようとしている」と意図を見抜く。

そんな中、鐘に刻む清韓の書いた文章に、家康は難癖をつける。清韓は不承不承書き直し、その中に「国家安康」「君臣豊楽」と、家康・豊臣の文字を趣向で入れたのだという。家康は、鐘が出来上がった後に、「自分の名前を割るのは呪詛」と言い出し、再び供養を延期するよう指示する。清韓は、再度の書き直しを拒否する。

片桐は、どうしたらいいのか分からず、茶々(竹内結子)に相談する。茶々は、「直接大御所様に会ってきて、説き伏せておくれ」と言う。片桐は、家康にお目通りを願い出るが、断られる。

茶々の乳母・大蔵卿局(峯村リエ)は、自ら出張って家康に会う。「全ては、無学の片桐が僧に騙された」と家康は大蔵卿局に言ったのだという。片桐は、大蔵卿局に責められ、「逆心がないことを示せ」と言われていたのを、つい「秀頼公を国替え、茶々を人質として差し出し、諸大名と同じく参勤交代をすること」と言われたと嘘をつく。

片桐は、その嘘によって豊臣側でも立場を危うくしてしまう。さらに、「三箇条を自ら行えば、逆心がないことを示せます」と自発的に行うべきだと言い出す。結果、17回忌の供養は延期となり、鐘も作り直すこととなった。その責任を、片桐は1人負うこととなった。しまいには暗殺される恐れも出てきたため、片桐は大阪城を去ったのだった。

片桐のその行動が、さらに悪い流れを作り出してしまう。取り次ぎ役の片桐が追放された家康は、「手切れ」と考えたのだった。家康は、大阪攻めを指示する。片桐は、「戦の火種を作ってしまった」と悔いていた。

信繁は、「ひょっとすると家康は、こうなることを見越していたのかもしれません」と指摘する。家康に反旗を翻した浪人たちは、大阪城に続々と集まってきているのだという。信繁は片桐に、「大阪入りをし、徳川と戦ってくれ」と頼む。

だが、信繁は「お断りします。私はまず、大群を率いて戦ったことがありません。それに、囚われの身。さらに、私は戦が好きではござらん…信繁は死んだ者とお思いください」と言う。

信繁は屋敷に戻ると、きり(長澤まさみ)が待っていた。きりは「明石様だっけ?ガラシャ様のところで何度かお見かけしたことがある」と言い、信繁は「豊臣に加勢して欲しいと頼まれた」と言う。

きりは、「いつかこんな日が来るものと思った。行くの?」と問われ、信繁は「断った。行きたいが、今の私には守りたいものがある」と言う。きりは、「お行きなさいよ」と言う。

さらにきりは、「あなたは行きたいと思ってる。だったら行くしかないでしょ。あなたに来て欲しいと思う人がいるんでしょ?あなたが来ることを望んでいる人がいる…ここで一生を終えたいの?それでいいの?あなたは、何のために生まれてきたの?」と問う。

きりは、「大事なのは、誰かがあなたを求めているということ。今まで、何をしてきたの?小県にいた時は、お父様に振り回されて、大阪にいたときは太閤殿下に振り回されて…真田信繁は、一体、なにを遺したの?」と言う。

信繁は「鬱陶しいわ…そんなことは自分で問いかけたわ」と言う。だが、「きり、自分に問いかけるより、お前に問いかけられた方が身にしみた。礼を言う」と感謝する。

信繁は、眠れぬ夜に考え続ける。そこで、秀吉との思い出を振り返る。「秀頼のことを頼む…」と難度も繰り返した病床の秀吉の姿、茶々の「私とあなたは、不思議な糸で繋がっている。離れ離れになっても、いつか戻ってくる。そして、同じ日に死ぬ」という言葉が思い出された。さらに、石田三成や北条氏政、昌幸たちの言葉が次々に脳裏に浮かんだ。

父・昌幸の「豊臣と家康が、ぶつかったところで村を出よ」といった言葉、祖母の「己が定めに従うのみ」といった言葉を思い返し、信繁は一つの決断をする。

息子の大助(浦上晟周)を呼び、「天下一統」と書いた紙を、一文字ずつ切り分け、壺の中に入れるよう指示する。壺には、他にも様々な関わりの深い文字が入れられていた。

さらに、「父は新しい名を名乗ることとした。それを今から決める…一文字は決めている。兄が捨てた『幸』の字。あとは他の一文字だ。それをお前に決めてもらう」と言う。「大事なことだから、くじで決めるのだ」と言い、大助に紙を引かせる。

大助は、「村」の字を引く。それは、九度山村の「村」だった。信繁は、その日から「真田幸村」と名乗ることにする。

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