映画「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) イギリス軍のキャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)は、ケニアに潜伏していたエージェントがテロリストグループであるアルシャバーブに殺害されたと知らされる。パウエル大佐は、アルシャバーブの軍隊のリーダー格を捕らえよ、と命じる。

2) 多国籍軍がこの任務に参加し、現地であるケニアから非常に離れた場所から作戦に関わっていた。指示を出すパウエル大佐はイギリス、空からの監視は、スティーヴ・ワッツ(アーロン・ポール)によってネバダのクリーチ空軍基地から操作されているドローンによって行われていた。

3) テロリストの屋敷の位置が確認される。さらには、テロリストが新たな自爆テロを実行しようとしていることが判明する。捕らえるのではなく、殺害することをパウエル大佐は決定する。そんな中、屋敷の近くで、アリア・モアーリムという少女がパンを売っていることが明らかとなる。彼女がミサイル攻撃によって亡くなる確率は45~65%だった。自爆テロの危機が迫っており、パウエル大佐は、攻撃を命じる。

4) 攻撃が行われ、屋敷は倒壊する。アリアは巻き込まれ、意識を失って倒れる。両親が駆け寄る中、ワッツは第二のミサイルを撃たねばならない。爆撃により両親は負傷するものの、娘を病院へと連れていく。映画のラストでは、アリアがフラフープをする姿が映し出される。

起:テロリスト掃討作戦

イギリス軍のキャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)は、ケニアに潜伏していたエージェントがテロリストグループであるアルシャバーブに殺害されたと知らされる。パウエル大佐は、アルシャバーブの軍隊のリーダー格を捕らえよ、と命じる。

多国籍軍がこの任務に参加することとなり、カメラ映像によって国々はつながっていた。空からの監視は、USAFパイロットのスティーヴ・ワッツ(アーロン・ポール)によってネバダのクリーチ空軍基地から操作されているドローンによって行われていた。

ケニアのジャマ・ファラ(バーカッド・アブディ)らを含むエージェントは、オーニソプター(鳥型飛行機)と昆虫型ロボットを用いていた。ケニアの特殊部隊は、現地に待機していた。また、顔認識は真珠湾で行われており、フランク・ベンソン中将(アラン・リックマン)や政府大臣と司法長官を含むCOBRA会議によって作戦は監督されていた。

ファラは、テロリストが爆薬を所持しており、2人の自爆テロ犯が一般市民を攻撃しようとしていると察知する。パウエル大佐は、爆破が差し迫っており、任務の目的を「捕獲」から「殺害」することに変更する。

承:攻撃決定

パウエル大佐は、テロリストの潜伏する屋敷へ、ヘルファイア・ミサイル攻撃を行うため、ドローンを操作するワッツに指示を出す。一方で、パウエル大佐は法律顧問に相談を行う。彼女が苛立つことに、「上司に意見を求めたほうがいい」と言われる。

ベンソン中将は、COBRAのメンバーに許可を求める。法的・世辞的観点から、一般市民を巻き込む可能性、そしてアメリカ・イギリス国民が危機に晒されることについて議論される。結論を下すことができず、アメリカ国務長官に議題の決定はゆだねられる。国務長官は、北京で外交を行っており、すぐに攻撃を許可する。だが、副次的に起こる損害は、最小にするように、と指示する。

転:攻撃地点の少女

テロリストの屋敷近くには、アリア・モアーリムという少女が住んでいた。そして、ワッツとUSAFチームメンバーのキャリー・ガーション(フィービー・フォックス)は、テロリストの屋敷の前で、アリアがパンを売り始めるのに気づく。ワッツたちは、アリアが動くまで攻撃を待とうとする。ファラは、彼女が移動するように、彼女のパンをすべて買い上げようとする。だが、仲間が爆破に巻き込まれ、逃げざるを得なかった。

そんな中、自爆テロ実行犯の準備が終わり、緊張感が高まる。また、彼らを監視していた昆虫型ロボットは、バッテリー切れとなってしまう。

パウエル大佐は、爆撃するポイントを再度見直させる。爆撃により、アリアは45~65%の確率で死亡する可能性があるという。パウエルは、できるだけ低い確率を報告させ、爆撃を行うよう指示する。ワッツは、迷いながらも発射する。

結:アリアの生存

屋敷は倒壊した。結果、アリアは負傷して意識不明となった。だが、アリアの両親が彼女に近づく中、ワッツは再びミサイルを発射せねばならなかった。両親は負傷しながらも、彼女を病院へと連れて行くのだった。

ロンドンの作戦指令室では、ベンソン中将が「兵士には、戦争の犠牲について知らないなどと決して言うな」と言う。

映画の最後では、オープニング同様にアリアがフラフープをしている姿が映し出されるのだった。

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