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「嫌われる勇気 第1話」あらすじ・ネタバレ

      2017/02/09

簡単なあらすじ

1) 庵堂蘭子(香里奈)は、18年前にガールスカウトで山を訪れていた際、何者かに誘拐されていた過去があった。その後、蘭子は捜査一課の刑事となっていた。彼女は、周りの目など気にせず、他人と歩調を合せたりしない女性であった。

2) そんな蘭子に面食らった新人刑事・青山年雄(加藤シゲアキ)は、彼女に「他人に嫌われないようにすべきだ」と言うのだが、帝都大学心理学科の教授・大文字哲人(椎名桔平)に教えを受け、蘭子の行動原理は、アドラー心理学的であると理解する。

3) 蘭子は、モデルが2人殺害され、さらには同じ雑誌モデルである天野真紀なる人物が殺害された事件を、独自に動いて解決しようとしていた。真紀は、コンブチャ教室なるものを開いており、犯人はその教室の生徒・槇村彩香であると睨んでいた。

4) 蘭子は、彩香に「2人のモデルを殺害したのは、あなただ。そして、天野をストーカーに殺害させるため、お膳立てをしたのもあなた」と言う。彩香は、天野を崇拝しており、彼女の価値を上げるため、他のモデルを殺害したのだが、逆に真紀が犯人と疑われ、価値を下げてしまった。そのため、ついに見限った彩香は、真紀をストーカーに殺害させたのだった。

ここがポイント

庵堂蘭子(香里奈)刑事は、小学生の頃に誘拐された過去があった。そんな彼女は、生まれながらに「アドラー」の教えのように、他人の視線を気にせず、後輩の新人刑事・青山年雄(加藤シゲアキ)は「自分勝手すぎる」と思っていた。

今回、落ち目のモデル・天野真紀が開く教室で、戸惑いながらも周囲の生徒たちと同調・強調する女性が登場する。彼女は、蘭子の自由な行動や言動に惹かれ、最後には天野の勧めていたコンブチャを「マズイです」と正直な感想を口にする。

詳細なあらすじ

1999年、庵堂蘭子はガールスカウトで山を訪れたところ、百合を見つけ、はぐれる。そこで、彼女はさらわれてしまう。

時間が経過し、蘭子(香里奈)は捜査一課の刑事となっていた。彼女は、子供が欲しがる、残り一つのケーキを注文するなど、空気を読まない行動をしてしまう。そんな彼女の行動を理解できない、後輩の新人刑事・青山年雄(加藤シゲアキ)は、帝都大学心理学科の教授・大文字哲人(椎名桔平)に教えを乞う。

大文字は、井戸水の水温は一定であり、「夏に飲めば冷たく感じ、冬に飲めば温かく感じる」と言う。そして、「全ての人間は自分の主観の中で生きている」と言い、彼女の行動を理解するには、アドラー心理学を学ぶ必要がある、という。

その1日前、捜査一課8係に、青山は着任してくる。早々に、モデルが殺害された事件を担当するよう言われる。モデルは、スタジオで殺害されており、刺殺されていた。彼女の周りには、羽毛がばら撒かれていた。

青山は、携帯電話を持たない主義であるという、蘭子を探すように言われる。モデルが目撃された現場付近に青山は行き、そこで蘭子を発見する。

蘭子は「先輩」と呼ばれるのがイヤだと言い、青山は彼女のことを「蘭子さん」と呼び始める。そんな中、第二の殺人事件が起こる。一件目の事件同様、スタンガンで気絶させた後、刺殺されていた。また、被害者はモデルであり、同じ雑誌のモデルだった。

刑事の浦部義孝(丸山智己)は、「犯人は、美的感覚に優れた女」とプロファイリングするが、蘭子は「その推理、明確に否定します」と言う。花びらの向きがバラバラであり、蘭子は疑問を持ったのだった。さらに、遺体には強烈な力で腕を掴んだ圧迫痕があった。

警視庁で、捜査会議が開かれる。「遺体がディスプレイされている」と指摘される。雑誌に掲載された写真と同様な構図で、被害者たちは殺害されていたのだった。そんな中、ページ数を削られたモデルがいるのだと判明する。その女は、天野真紀という、第一発見者だった。浦部刑事は、自身のページが減らされたことで、恨みを持って被害者たちを殺害したのでは、と推理する。

蘭子は、真紀の主催するコンブチャ教室に参加する。いつも浮いていた蘭子が、教室に溶け込んでいたことに浦部は驚く。蘭子は、自分の携帯電話と称して、浦部の携帯電話の番号を伝える。真紀から電話がかかってきた、蘭子は「女子会」に参加する。

8係長・半田陽介(升毅)に言われ、浦部は大文字のもとを訪れる。浦部は、事件の概要を伝え、大文字にプロファイリングを依頼する。そして、蘭子の下についていることを伝える。大文字は、「彼女は、私の教え子でした」と言う。

真紀の教室では、高額な美容セットを売りつけていた。参加していた蘭子は、「皆さんは、真紀先生が勧めるものなら、全て使うのですか?人間のふん尿であっても?」と言い、その場を凍らせる。真紀は、「面白い冗談ね」と言う。

大文字は、「嫌われる勇気」について浦部に話し、アルフレッド・アドラーの創設したアドラー心理学について説明する。極論すれば、「すべての悩みは対人関係の悩みである。他人がいなければ、悩みは全て消える」という個人主義的な教えなのだという。

「この考え方は、犯罪心理学に通じる。全ての犯罪は、対人関係に通じる」と大文字は言う。さらに、罪には「犯罪者にとって、しかるべき理由がある」と話す。

出版社には、「天野真紀の掲載ページを増やせ」という脅迫状めいたメッセージが届けられていた。そんな中、真紀の教室に「いやいやながら」参加する女性がいたことが明らかになる。彼女は、「蘭子さんのように思ったことを言えるようになりたい」と言う。

蘭子は、「日常生活に不満があっても、このままの状態が楽だと思っている。あなたの不幸は、あなた自身が選んだものです」と言う。そんな中、真紀が怪しいとマスコミが感づいて取材を行うようになる。

蘭子の自由すぎる行動に、浦部は「周りに合わせるべきだ」と言うが、蘭子は「私は、誰かのために生きているわけではありません。私は、他人の目を気にする不自由な生活を送っていません」と言う。

被害者の衣服から、アセトバクター・キシリナムという菌が検出される。それは紅茶キノコを作るための菌であり、コンブチャを作る上で必要なものだった。真紀に任意同行を求めに行くが、彼女は服毒死していた。

自殺と思われたが、蘭子は「その推理、明確に否定します」と言う。美容ドリンクを直前に購入しており、「自殺する人間が、美容になど気をつけますか?」と蘭子は指摘する。

真紀には、手首と足首に、ロープを縛られた痕があり、無理やり服毒させられたと考えられた。また、ロープの痕に、左右で差があり、犯人はいずれかの手が不自由であると考えられた。

天野真紀に対する、ストーカー行為を行っていた男が任意同行を求められる。坪内という男は、「俺が天野真紀を殺した」と自供する。

蘭子は、真紀を殺したのは坪内に間違いないと言うが、他のモデルを殺害したのは別人である、と言う。蘭子は、第一被害者、第二被害者が発見された現場を訪れる。

大文字は、浦部に「アドラー心理学は、他者からの目を気にしない生き方をするには、勇気が必要なんです。その勇気を実践する必要があるとアドラーは説いており、アドラー心理学は勇気の心理学なんです」と言う。そして、「蘭子君は、自然と生まれながらアドラー心理学的な生き方ができているんです」と説明する。

蘭子は、鑑識係に再捜査を依頼する。一方、蘭子は真紀の教室の生徒たちに会いに行く。そこで、「私がこの教室に入会した理由は、あなたの言動を追うためです。それは、あなたが2人のモデルを殺害した犯人だからです」と言う。

真紀は落ち目のモデルとなっていた。だが、その権威を笠に着続けるため、槇村彩香(西田ひかる)は雑誌編集者に脅迫状を送った。それでも編集者は取り合わなかったため、彩香は2人を殺害したのだった。

第一被害者の事件現場に、枕の羽毛を散りばめたのは、被害者に毛皮のファーを掴まれたためだった。カモフラージュするため、羽毛を撒いたのだった。二件目の殺人事件で、花びらをばら撒いたのは、一件目の事件を不自然にしないためだった。

彩香は、「あの女が悪いのよ。私が殺してあげたのに、全然価値が上がらないんだもの」と、犯行動機について自供する。真紀を殺したのはストーカーだったが、お膳立てしたのもまた、彼女だった。

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