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「A LIFE 愛しき人 第1話」あらすじ・ネタバレ

      2017/02/12

簡単なあらすじ

1) 外科医・沖田一光(木村拓哉)は、2006年にアメリカ・シアトルに渡り、手術の腕を磨き続けていた。だが、恩師である壇上記念病院の院長・壇上虎之介(柄本明)の手術を行うため、帰国したのだった。

2) 虎之介は、大動脈弁狭窄症であり、不整脈を起こして倒れてしまう。高齢であることや、大動脈の石灰化が激しいことなどから、外科部長・羽村圭吾(及川光博)らは手術できない、と判断する。

3) だが、沖田はコンノ法による大動脈弁置換術を提案する。手術は無事に終了したのだったが、術後にスタックバルブ(人工弁の機能不全)を起こし、心停止を起こしてしまう。低酸素脳症を起こし、虎之介は意識が戻らなくなってしまう。

4) 沖田は、再手術の可能性を探り続け、大動脈弁置換術および心尖下行大動脈人工血管吻合術を提案する。虎之介の娘・深冬(竹内結子)は、再手術当初拒んでいたが、ついに沖田に父の命を託すのだった。再手術は成功し、沖田は帰国しようとするが、深冬が「脳腫瘍なんだ」と彼女の夫・壮大(浅野忠信)は明かし、沖田に手術を依頼する。

詳細なあらすじ

2006年、外科医・沖田一光(木村拓哉)は、壇上深冬(竹内結子)に縫合技術を教えていた。時は流れて2016年、沖田はアメリカ・シアトルから東京にある壇上記念病院へ戻ってくる。

院内では、会議が行われていた。そこで、副院長・壇上壮大(浅野忠信)は、「経営のため、産科と小児科を縮小した方がいい」と主張するが、院長・壇上虎之介(柄本明)は「小児科は、ウチの原点だ。縮小などしない!」と激昂する。興奮した虎之介は、持病の心疾患で明らかに具合が悪そうだった。

壮大は院長の娘・深冬と結婚し、副院長となった。壮大と虎之介は、意見対立することもしばしばあった。

虎之介は、意識を失って倒れてしまう。大動脈弁狭窄と診断され、石灰化が強く、弁輪は18 mmと人工弁が入らないこと、高齢であることから、手術は不能と考えられた。羽村圭吾(及川光博)医師は、「βブロッカーを使用してできる限りの治療をしよう…もって半年だ」と言う。

虎之介は、「沖田を呼ぼう。沖田でなければダメだ」と言う。沖田が壇上記念病院にやってきて、壮大は迎える。壮大と沖田は幼馴染だった。

沖田は、虎之介の診察を行う。聴診を行った後、沖田は「オペ、すぐにやりましょう」と言う。深冬に対しても、「大丈夫だ」と言う。沖田は、コンノ法でのオペを行うことを主張する。さらに、高齢であるため、デルニド(心筋保護液)を使用してオペすることを主張する。

羽村は「前例はあるんですか?」と疑問を投げかける。そんな羽村に、「前例ならある。俺です。シアトルでオペしました」と言う。羽村は、リスクの高いオペに難色を示すが、虎之介は「オペを受ける」と言う。さらには、「沖田先生には、この病院に戻ってもらいたい」と深冬に言うのだった。

翌朝、虎之介のオペが行われることとなった。深冬は、「これが最後かもしれない…」と思い、声をかけようとするが、ためらう。

コンノ法による大動脈弁置換術が開始される。一方、壮大は愛人である病院顧問弁護士・榊原実梨(菜々緒)にキスをする。

沖田は、石灰化の強い部分をソノペットで切り開き、その上で人工弁を取り付ける。心臓の動きを確認した後、再び手術を再開する。虎之介の手術は無事に成功する。

壮大は、沖田を食事に誘う。だが、沖田は「実家に顔を見せる」と言って、辞退する。2人は幼馴染であり、壮大は子供の頃から出来が良く、沖田は劣等感を抱いていた。

沖田の実家は、寿司屋を営んでいた。沖田は、父・一心に久しぶりに会う。医師として大成したにも関わらず、父親は信じられずにいた。さらには、「結婚しろ。だからお前は半人前なんだ…お前は、壮大の爪の垢を煎じて飲め」などと言う。

虎之介は、突如として心停止を起こしてしまう。スタックバルブ(人工弁の機能不全)を起こした可能性を考え、すぐさま沖田は救命措置を行う。

一命を取り留めたが、低酸素脳症により意識は戻らなかった。人工弁が石灰化した部分に引っかかり、血液が逆流したために、心停止を起こしたのだった。

深冬は、「オペ、するんじゃなかった」と思う。さらに、「沖田先生には、もうシアトルに戻ってもらってもいいよね」と言う。

沖田は、論文に数多くあたり、左室流出路狭窄を解除する方法を探っていた。再手術を行おうと考えていたが、深冬は「私が娘よ。父のオペはさせられない」と言う。

さらに、深冬は「それなりに、親子3人で上手くやってるの。今になってあなたが現れて…シアトルに帰ってください」と言う。だが、沖田は最善の方法は何か、と考え続けていた。そんな彼に、オペ看護師の柴田由紀(木村文乃)は、自ら調べた論文を手渡す。

沖田が、人工弁の直径を23 mmから21 mmに変更する一方で血流を増やすためにバイパスの数を増やすという、ラステリ手術を適応することを考える。沖田は再手術を提案するが、井川颯太(松山ケンイチ)らは反対する。そこで沖田は、「まだできるオペがあるんだ」と言い、心尖下行大動脈人工血管吻合術について説明する。

深冬は、「もう、亡くなった人のように言われて、腹が立ちました。私も、もう無理だって思ってたから…父は、眠ってるけど、絶対に諦めてない。あの日、死ぬつもりなんか全然ないでオペ室に行ったんです。沖田先生、諦めないでオペの方法を探してくださって、ありがとうございました…大丈夫ですよね?」と言う。

沖田は、「大丈夫だ。まだ終わりじゃない。絶対に救う」と深冬に約束し、深冬は「父のオペをお願いします」と申し出る。

虎之介の再手術が行われ、大動脈弁置換術および心尖下行大動脈人工血管吻合術が開始される。羽村は、大動脈を傷つけてしまい、沖田は止血を実施する。その後、大動脈弁の置換術へと移る。縫合を終えた沖田の姿を、モニターで見た深冬は、オペ室へと走って行く。苛立ちを覚えた壮大は、壁を殴りつけて穴を開ける。

井川は、「オペ、怖くないんですか?」と言うが、沖田は「怖いよ。だから、何度も何度も、不安がなくなるまで準備して検証する。怖いってことは、準備が足りないってことだから、オペしちゃいけない」と言う。

虎之介は、無事に意識を取り戻した。「もう、10年か。日本に戻りたいってことは?…戻ってこないか?この病院に。君みたいなドクターが必要なんだよ」と言うが、沖田は「もう少し、向こうでやり残したことがあるんで」と断る。

柴田看護師は、沖田に「ここは、先生がいるような場所じゃないから」と言う。「ここにいるのはどうして?」と訊ねる沖田に、柴田は「ここ以外、いる場所がないから」と答える。

沖田を海外へと向かわせたのは、壮大だった。壮大は、「コネも学歴もない彼は、日本にいてもチャンスは回ってこない」と院長に言ったのだった。だが、実際は深冬と沖田の仲が進展することを恐れ、沖田のことを厄介払いしたのだった。

深冬は、頭痛に悩まされていた。壮大は、深冬の頭部MRIを見て、異変に気づく。深冬は、脳腫瘍に侵されていたのだった。壮大は、「家族は切れない…」と言い、オペを沖田に依頼する。

「もう、深冬のこと、なんとも思ってないんだろ?…だったら、切れるよな」と壮大は沖田に迫る。「お前しかいないんだよ、切れるのは」と言われ、沖田は決意する。沖田は壇上記念病院に残ることにしました、と虎之介に言う。

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