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「親切すぎる家族」(世にも奇妙な物語 第12話)あらすじ・ネタバレ

   

佐川一彦(古尾谷雅人)は、セールスマンとして働いており、金(ゴールド)などの金融商品を売っていた。そんな彼は、仕事ばかりで家庭を顧みず、休みなく働き続けていた。妻は耐え切れず、ついには娘を連れて家を出て行ってしまったのだった。

佐川は、夏の盛りに農家を訪ね歩き、新規顧客開拓をしようと試みていた。バスに乗った後、彼はついに熱中症となり、ベンチで意識もうろうとなってしまう。そんな彼に、市村節子という高齢の女性が声をかけてくる。節子は、佐川のことを息子と勘違いしており、「清(きよし)」と呼ぶ。

水をもらおうと、佐川は節子に連れられて家に向かう。表札には、「市村清」の名があり、その妻・真由美、娘・沙織、そして節子の名前が書かれていた。真由美が佐川を出迎え、節子が認知症で清に似た男性を連れ帰ってきてしまうことを明かす。

佐川は家の中へと招かれ、節子に風呂に入るよう勧められる。入浴後、浴衣まで用意されており、冷たいビールを振る舞われる。真由美に、「夕飯まで、裏の清流を楽しんできてはどうですか?」と言われ、佐川はそこに向かうと、沙織がいて一緒に遊ぶのだった。

佐川は、夕食をもてなされ、つかの間の”一家団欒”を楽しむ。そして、沙織を寝かしつけると、帰ろうとする。だが、「最終バスはもう出て行ってしまいました。それに、もう床を用意しています」と真由美に言われ、佐川は泊まることになる。

佐川は、気持ちのいい布団に横たわる。その部屋には、佐川そっくりの男性が写った写真が飾られていた。夢の中で、佐川は娘に「今日は一緒にディズニーランドに行こう」と言う。佐川は離婚前、仕事ばかりで娘と「ディズニーランドへ行く」という約束を反故にしてしまったことがあったのだった。

佐川は、バス停のベンチにいた。警官が起こそうとするのだが、佐川は亡くなっていた。命を引き取る直前、佐川は望んでいた「家族との団欒」を夢の中で楽しんでいたのだった。

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1990年6月7日放送 脚本:浦澤義雄

 - 世にも奇妙な物語