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「リンカーン弁護士」あらすじ・ネタバレ

   

簡単なあらすじ

1) 刑事弁護士のミック・ハラー(マシュー・マコノヒー)は、資産家の息子ルイス・ルーレ(ライアン・フィリップ)の弁護をするよう依頼される。ルーレは、レジーナという女性をレイプし、ナイフで傷つけた傷害容疑で逮捕されていた。

2) 事件について調査を行う中で、ミックは同様に女性(ドナ)が傷つけられ、殺害された過去の事件を思い出す。その事件は、ミックが弁護を担当していた。依頼人ヘスス・マルティネス(マイケル・ペーニャ)は無罪を主張していたのだが、死刑を免れるため、ミックはマルティネスに罪を認めさせたのだった。

3) ルーレはドナ殺しについて認めるが、依頼人であるため、ミックは警察や検事側に告発することはできない。そこで、証人への反対尋問を利用して、刑事にルーレの過去の罪について気づかせるのだった。

4) ミックは過去のドナ殺しの罪で再逮捕される。釈放された後、ミックの前妻の家に行って報復しようとする。だが、ミックはその動きを読んでおり、知人のバイカーたちによって、返り討ちにする。帰宅すると、ルーレの母親に拳銃で撃たれ、負傷するものの反撃して事なきを得る。退院すると、運転手にマルティネスが釈放されたことを告げられるのだった。

起:ルーレの依頼

刑事弁護士のミック・ハラー(マシュー・マコノヒー)は、カネに汚く、依頼人を騙して弁護費用をふんだくるが、やり手の弁護士だった。そんなミック弁護士は、高級車リンカーンを事務所代わりにロサンゼルスを回り、カネになる仕事を探していた。

そんな中、保証金立替業者であるヴァル・ヴァレンツェラ(ジョン・レグイザモ)が、ミックに仕事の依頼を持ち込む。資産家の息子ルイス・ルーレ(ライアン・フィリップ)の弁護をするよう頼まれるのだった。

ルーレに面会に行くと、彼は「すぐに出してくれ」と依頼する。ルーレは、レジーナ・カンポ(マルガリータ・レヴィエヴァ)をレイプし、さらにはナイフで傷つける傷害容疑で逮捕されていた。だが、ルーレはそれを否定し、自分は無罪であると主張していた。

ミックは裁判所で交渉し、ルーレは保釈金100万ドルにより、GPS装置を付けられた上で保釈されるのだった。

承:過去の事件

ミックは、私立探偵フランク・レヴィン(ウィリアム・H・メイシー)とともに調査を行う。ルーレは、バーで被害者女性であるレジーナに声をかけられ、家に行くと、何者かに殴られたのだという。

自分の前に、バーで声をかけられていた男性がおり、ムスタングに乗る男が先にレジーナの家にいたことを明かし、自分はカネ目当てで罪を着せられ、レジーナにハメられたのだ、とルーレは主張していた。

フランクは、捜査資料にあったナイフの写真を見せるが、ルーレは「自分のものではない」と否定する。さらに、バーの防犯カメラの映像を見ると、たしかにレジーナは住所の書かれた紙ナプキンを渡していた。

ミックは、防犯カメラ映像をテッド・ミントン(ジョシュ・ルーカス)検事に見せ、起訴を取り消すよう迫るが、ミントン刑事は余裕の表情を崩さなかった。テッドは、囮となる捜査資料に別のナイフを用意しており、実際に使われたナイフは、フランクの名前の入ったものだったのだ。ルーレは、「護身用に持っていたものだ」と言い、自らそのナイフで彼女を傷つけたのではない、と証言する。

ミックは、負傷した被害者の写真を見ていて、過去に担当していた事件のことを思い出す。それは、ヘスス・マルティネス(マイケル・ペーニャ)という容疑者が、娼婦ドナ・レンテリアを殺害したというものだった。ミックは「このままでは死刑になる。罪を認めれば、終身刑にすることができる」と説得し、マルティネスは服役中であった。

ミックは、マルティネスに確認すると、やはりルーレに見覚えがあるようであった。ミックは、ルーレこそが娼婦殺しの真犯人であると確信する。ルーレは、娼婦を狙って乱暴・殺害繰り返しており、彼女たちの客に罪を着せるという同様の手口を使っていたのだった。

だが、ルーレは依頼人であり、彼のことを告発することは「秘匿特権」により行うことができなかった。そして何より、無実のマルティネスを有罪にしてしまった自分をミックは責める。

転:フランクの死

ミックは、「だからこそルーレが自分に弁護を依頼したのか」と気づくのだった。ルーレはミックの家に侵入し、そこで娼婦殺しについての罪を認める。その上で、もし自分を裏切れば、ミックの前妻と子供に危害が及ぶとにおわせるのだった。

フランクは、「マルティネスを刑務所から出させる証拠を発見した」と留守番電話に残し、その翌日に殺害される。殺害には、ミックの所有していた銃が使われていたため、ミック自身がフランク殺害容疑をかけられてしまう。だが、ミックは、銃は盗まれたものだと主張する。

ミックは、ルーレが銃を盗み出し、フランクを殺害したと考える。だが、一方、ルーレのGPS記録を調べると、フランクの家へは行っていないことが明らかとなる。

その後、ルーレの裁判でドゥエイン・J・コーリス(シェー・ウィガム)という証人が出廷することになる。コーリスは、逮捕された際、他の容疑者たちの話していた情報を何度となく証言してきていたのだった。

ミックは、出廷したコーリスの尋問を行う。そこでコーリスは、「ルーレが『前に、蛇のタトゥーの入った女を殺した』と自慢していた」と、ドナ殺しについて自慢していたと証言する。だが、ルーレはそんなことを口にしてはおらず、コーリスも知り得ないことだった。ルーレは驚き、動揺する。

実は、ミックがドナ殺しについて証言するよう、薬物依存症の依頼人を使い、コーリスに吹き込んでいたのだった。傍聴していたドナの事件を担当していた刑事は、ルーレこそがドナ殺害の真犯人であると気づき、すぐさまルーレ逮捕に動き出す。

一方で、コーリスの証言で有罪となるも、実は冤罪であったという事件が存在したことをミックは指摘する。コーリスの証言の信憑性を失われ、裁判官はミントン検事に「偽証した過去のある者を証言台に立たせた。もはや、公判を維持することはできない」と叱責し、ミックに無罪判決を出して、釈放させるのだった。

ルーレは自由の身となるのだが、過去の事件についての疑いをかけられ、再び逮捕される。

結:ミック再逮捕

ミックは、自分が駐車違反のキップを切られたことから、フランクが発見した「マルティネスの無罪への切符」とは、被害者ドナの家にルーレが行ったことを裏付ける、駐車違反キップではないかと思いつく。そこでミックは、違反キップが切られていないか調べるよう、検事である元妻に依頼するのだった。

一方で、ルーレは再び保釈される。ミックは、運転手アール(ローレンス・メイソン)に頼み、護身用の拳銃を手に入れていた。

案の定、ルーレは釈放されると、ミックの別れた妻や子供たちのもとへと向かい、殺害しようとする。だが、ミックはあらかじめ前妻や子供を別の場所へと移動するよう指示していた。

GPS装置によりルーレが前妻の家へと向かっていることを知ると、先回りする。ルーレは、「こうして、毎日守ることはできないだろう」とあざけるように言うが、ミックの知人であるバイカーのエディたちは、手痛いお仕置きをするのだった。

ミックは帰宅すると、ルーレの母親が待ち受けていた。彼女は、「裏切ったわね」と言い、ミックに怒りをぶつける。母親は、フランク殺害したことを認め、同じ銃でミックを撃つ。負傷しながらも、ミックはアールに渡された拳銃で反撃する。

退院したミックに、アールはマルティネスが釈放される見込みであると告げる。バイカーのエディは、ミックに再び弁護を依頼する。「協力したんだから安くしてくれ」と言われ、ミックは「タダにしてやる」と言うのだった。

だが、エディが立ち去った後、ミックは運転手のアールに「お得意さんだ。次はふんだくってやる」と言うのだった。

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