「偽装の夫婦 第4話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 結婚披露宴を終えた直後、「末期癌で余命半年」ということだった陽村超治(沢村一樹)の母・華苗(富司純子)が、「癌というのはウソなの。仮病なの」と告白し、「超治には黙っていて欲しい」と嘉門ヒロ(天海祐希)は、依頼される。披露宴を挙げて満足した華苗は、ようやく実家に帰る。

2) 勤務先の須藤利一(田中要次)館長は、ヒロの披露宴で出会った女性との新たな恋に浮かれている様子だった。また、郷田天人(佐藤二朗)も、「結婚したい女性がいる」と言い出し、女性に貢いでいる様子だった。天人の妹の名波八重子(坂井真紀)が心配し、ヒロに相談してくる。

3) 天人の「結婚したい」という女性は、超治の幼稚園で保母をしている原すみれ(柴本幸)であると判明する。すみれに天人は、「母に会って欲しい。結婚したいと思っている」と言うが、すみれは遊びであり、結婚するつもりはないと断られてしまう。天人は、予定になかった水中からの脱出ショーを行うと宣言する。だが、天人は沈んだままで、なかなか浮き上がってこなかった。そんな天人を、ヒロは救い出す。

4) ヒロは、超治の優しさに気づき、好きになり始めていた。華苗にヒロは、「超治さんのことを好きになり、離れたくないため、妊娠したとウソをつきました」と超治のことを庇って言う。すると、華苗は「人にはついて良いウソと悪いウソがあります。顔も見たくありません。しばらく、ここには来ません」と怒って、自宅へ帰ってしまう

起:華苗のウソ

嘉門ヒロ(天海祐希)は、結婚披露宴を終えた直後、「末期癌で余命半年」ということだった陽村超治(沢村一樹)の母・華苗(富司純子)が、「癌というのはウソなの。仮病なの」と告白される。

超治がゲイであると疑った華苗は、「本当のことを言ってくれると思って…」と、主治医に頼んで芝居を打ったのだった。衝撃的な告白だが、華苗は「超治には黙っていて」と頼まれてしまう。

ヒロは妊娠しているということになっているが、妊娠してはおらず、超治もヒロと結婚したが、実はゲイだった。

様々なウソ・偽りの中で、ヒロはどうすべきか悩む。ヒロは、超治に「お義母さんがお元気な間、ずっと偽装結婚を続けるんですか?いっそ、本当のことを話しませんか?」言うが、超治は「保(工藤阿須加)君に、俺が夢中なのに嫉妬してるんじゃないの?」などと言って、取り合わない。

保が、超治のマンションを訪れ、ヒロは「弟子にして下さい」と頼む。昔の不良仲間に絡まれたところを助けられたことで憧れ、「正義のヒーロー」になるため、ヒロに弟子入りしたいのだという。ヒロに嫉妬した超治は、「保君に惚れたりしないよな?」「ヒロは好きな人いないの?」などと、脳天気なことばかり言っていた。

承:天人の恋

勤務先の須藤利一(田中要次)館長は、「ヒロさんの披露宴で、いい人に会ったんです。ヒロさんに続けるかもしれません」などと、恋に浮かれているようだった。

一方、従姉妹の名波八重子(坂井真紀)が、ヒロの勤務先である図書館にやってくる。八重子は、兄・郷田天人(佐藤二朗)が「結婚したい」と言っているが、相手の女性は金銭を度々要求しているようで、母親の郷田照乃(キムラ緑子)に、金を借りたり、それでも足りずに家から換金できそうなものを勝手に持ちだしているのだという。

八重子は、天人が騙されていることを心配しており、ヒロに「お兄ちゃんと話をして欲しい」と頼むのだった。ヒロは、どんな女性なのかと訊くが、天人は答えずに「ヒロちゃんにも結婚して欲しくなかったけど、俺の言うことなんか聞かずに結婚しただろ?俺も結婚する」と、誰と結婚するなど言わず、「結婚する」の一点張りだった。

超治は、保との恋に悩んでいる様子だった。保が荷物を届けにきた際、殴られた痕があるのを発見する。保は、違法駐車をするヤクザに注意をしたところ、殴られてしまったのだった。

華苗からの電話にヒロが出ると、「産着とかオムツとか、色々送っといたから」などと話し、保が届けた荷物は、まさに華苗からの贈り物だった。

転:悩み多きヒロ

水森しおり(内田有紀)・由羽親子が図書館にやってきて、「ヒロさん、辛そう。もしよかったら、相談に乗りますよ」と言われ、ヒロは「友人の話なんですけど…」と前置きをして、自分の悩みを話す。

しおりは、「そのお友達のこと好きです。だって、自分1人でみんなの悩みを背負おうとしてるじゃないですか。その人はきっと、選ばれた人なんです」と、ヒロのことを励ます。

ヒロは、天人がマジックショーに出演すると知り、彼の舞台を観に行く。そこに超治の幼稚園で保母をしている原すみれ(柴本幸)がおり、天人の「結婚したい」という女性は、彼女であることが判明する。天人は、すみれにプロポーズするが、「ごめん、天人さん。今は、恋愛を楽しみたいの。結婚するつもりはないから、これからは友達でいましょう」と断られる。

結:天人の失恋

天人は、予定になかった、水中からの脱出ショーを行うという。勢いよく水に飛び込んだ天人は、浮かんで来ず、沈んだままだった。

死ぬつもりだった天人を、ヒロはプールに飛び込んで救出する。天人は、小学生の頃、イジメられるたびにヒロに助けてもらったのだという。「魔法をつかって、好きな人を守れたらどんなに良いだろう」と思って、天人はマジシャンを志したのだった。

ヒロは、「天ちゃんが結婚したかったのは、私のせいじゃなかったんです。天ちゃんは、叔母さんに恩返しをしたかったんです。叔母さんを喜ばせたくて、結婚しようとしていたんです」と明かす。

ヒロの優しさに、叔母・照乃は「アンタ、変わったね。おせっかいになった。超治って男のせい?」と言うのだった。ヒロは、超治と食卓を囲み、大学時代に一緒に歌った懐メロで一緒に踊る。そこでヒロは、「ずっとこうしていたいと思うのは、何故?」と思う。

そんな中、華苗がまたやってくる。ヒロは華苗に、「このまま病気だということにしませんか?そしていつか、『奇跡が起こって治った』ということにしませんか?」と提案する。さらに、「私、まだお母さんにウソをついてることがありまして…」と、妊娠しているのはウソだと明かす。

妊娠しているとウソをついた理由を、ヒロは「どうしても超治さんと結婚したかったからです。もう二度と離れたくないと思っていて」と、超治を庇い、謝罪する。だが、華苗は「人にはついて良いウソと悪いウソがあります。顔も見たくありません。しばらく、ここには来ません」と怒って、自宅へ帰ってしまう。

すみれは、館長も手玉に取ろうとしており、「超治さんに振られたからといって、やけになって人の心を弄ばないでください」とヒロはすみれを注意する。

しおりは、「”お友達”は、ゲイのお友達を本当に好きになってしまったんじゃないですか?」と、ヒロの本音を鋭く指摘するのだった。

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