映画「ゲット・アウト」あらすじ・ネタバレ・結末

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簡単なあらすじ

1) 黒人の写真家であるクリス・ワシントン(ダニエル・カルウヤ)は、彼女である
ローズ・アーミテージ(アリソン・ウィリアムズ)の家族の家に行くことになっていた。ローズの両親は、脳神経外科である父のディーン、精神科医である母のミッシーだった。

2) クリスは歓迎されるが、黒人の管理人であるウォルターと、家政婦であるジョージナには、不自然な印象を抱いていた。そんな中、クリスはローズの母・ミッシーに催眠術をかけられる。

3) パーティーが開かれ、そこには盲目のアートディーラーである、ジム・ハドソン(スティーブン・ルート)がいた。ジムは、そこで開かれたオークションに出品された、クリスの写真を落札していた。さらに、そのパーティーには、行方不明となっていたアンドレ・ヘイワース(ケイス・スタンフィールド)がいると判明する。

4) クリスは翌日、帰ろうとするがアーミテージ一家によって阻止される。アーミテージ一家は、「脳移植と催眠によって、疑似不老不死になる」ことを実行しており、ジムの脳をクリスに移植しようとしていたのだった。クリスは、催眠にかかったふりをしてアーミテージ一家を倒す。

5) クリスは車で逃げ出すが、その途中で事故を起こしてしまう。追いついたローズに命を狙われるが、一緒にいたウォルター(ローズの祖父に体を乗っ取られていた)本人の意識を呼び戻すことに成功し、無事に生き残ることができたのだった。

詳細なあらすじ

黒人のアンドレ・ヘイワース(ケイス・スタンフィールド)は、彼女と電話で話した後、夜道を歩いているところで誘拐される。

数ヶ月後、黒人の写真家であるクリス・ワシントン(ダニエル・カルウヤ)とガールフレンドであるローズ・アーミテージ(アリソン・ウィリアムズ)は、ローズの両親で脳神経外科である父のディーン、精神科医である母のミッシー、そして彼女の弟・ジェレミーに会いに行くことになっていた。

彼の友人であり、アメリカ合衆国運輸保安庁のエージェントのロッド・ウィリアムズは、行かない方がいいんじゃないか、などと冗談めかして言っていたのだった。

家族の誰もが、クリスを歓迎しようとする。アーミテージ家では、黒人の管理人であるウォルターと、家政婦であるジョージナがいた。彼らはなぜか、よそよそしい態度で、どこか不自然な印象をクリスは抱いていた。

クリスは、ミッシーと母親について話す。父親は早くに亡くなり、母親は11歳のときに当て逃げによって死亡していた。ミッシーは、クリスに催眠術をかけ、クリスの意識を11歳の頃に戻す。そして、「沈んだ場所」と呼ばれる状態に送り込む。クリスは、翌朝ベッドで目を覚まし、催眠についてミッシーが「喫煙をやめるように」していると説明される。

アーミテージ家ではパーティーが開かれ、ゲストの多くはクリスに興味をもっていた。そんな中、彼は盲目のアートディーラーである、ジム・ハドソン(スティーブン・ルート)と話を行う。そこで、ジムはクリスの目を羨むのだった。

その後、クリスはローガン・キングという黒人に出会う。彼もまた、管理人であるウォルターと、家政婦のジョージナのように、不自然な態度だった。

クリスは、友人のロッドに相談する。ロッドは、「彼の写真を撮って送れ」と言う。そこでクリスは、ローガンの写真をこっそりとスマホでコッソリと撮影しようとするが、フラッシュが炊かれてしまい、今までの様子とは打って変わって、狂気に満ちた表情になる。ローガンは鼻から出血して、クリスに対して「出ていけ!」と叫ぶ。

なにが起こったのか、とクリスはあっけにとられるが、ディーンは「フラッシュでてんかん発作が起きた」とだけ説明するのだった。その後、ディーンはゲストたちと、オークションを行っていた。落札したのはジムであり、彼だけ残ることとなった。

クリスは、帰るために荷造りを行っていた。そこで、クリスはロッドから電話を受ける。パーティーで撮ったローガンの写真を見たロッドは、「彼は、数週間前に行方不明となった、アンドレ・ヘイワース」であると明かす。

その後、クリスはクローゼットの中から、ローズの写真を見つける。そこで、ローズの過去の彼氏が、クリスを含めて全員黒人であることが明らかとなる。

クリスは、家から車で出て帰ろうとするが、アーミテージ一家に阻止される。ジェレミーに襲いかかられ、さらにはミッシーの催眠により、クリスは意識を失う。

ロッドはクリスが電話を返さないことや、アンドレが行方不明になっていることを警察に相談しに行っていたが、相手にされなかった。

クリスは目を覚ますと、椅子に縛られていた。アーミテージ一家は、ローズと催眠によるテストで選ばれた若い人々の体に、高齢の友人や家族の脳を移植する「疑似不死」の方法を完成させたのだという。

ジムは、クリスの体に、自らの脳を移植したいと考えていた。ジムは「君の目を通して世界を見たい」と、その理由を答えるのだった。体をジムが乗っ取るため、クリスの意識は残りの人生を催眠によって「沈んだ場所」に移されるのだという。

クリスは催眠をかけられそうになるが、合図となるティースプーンの音を聞かないよう、耳を塞いでたのだった。クリスはまず、ジェレミーを殴る。そして、ディーンを殴って倒し、さらにはジムにかけられた毛布に、火のついたキャンドルを倒すのだった。一方、ローズはイヤホンをつけていたため、このことに気づいていなかった。

クリスは、ミッシー、そして再び襲いかかってきたジェレミーを倒したうえで、車を運転して逃げ出す。だが、そこで家政婦のジョージナを撥ねてしまうのだった。母親が当て逃げされたこともあり、放置できなかったクリスは、彼女を車に乗せる。

そんな中、ジョージナは目を覚まして、クリスに襲い掛かる。ジョージナには、ローズの祖母の脳が移植されていたのだった。もみ合いとなり、車は木に直撃して、ジョージナは死亡した。

銃を持ったローズと、ローズの祖父に体を乗っ取られた管理人・ウォルターがクリスに追いつく。ウォルターは、ローズから銃を奪うと、「おじいちゃんがアイツを殺す!」と言う。だが、クリスはスマホのカメラでフラッシュを炊いて、ウォルターを解放する。ウォルターは、クリスではなくローズを撃つ。そして、その直後、自殺するのだった。

ローズは、虫の息で倒れていた。そこに警察の車両がやってくる。ロッドもその車に乗っており、クリスに対して「なぁ、だからあの家には行くなと言ったろ?」と言うのだった。

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