映画「ローガン・ラッキー」あらすじ・ネタバレ・結末

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簡単なあらすじ

1) 元サッカー選手のジミー・ローガンは、足を負傷して選手生命を絶たれた。そんな彼は、肉体労働に従事していたのだが、「足が不自由」であることを理由に、上司から解雇を言い渡される。さらには、娘が元妻と引っ越してしまい、会うことが難しくなってしまうことが判明する。

2) ジミーは、片腕を失った元軍人である弟クライド、服役中である爆破のプロ、ジョー・バングとともに、NASCARレース(アメリカ最大のモーターカーイベント)で、大金を盗み出す計画を立てる。現金は、空気圧でパイプの中を移動するシステムであり、ジョーがパイプを爆破して現金を外へと吸い出す。

3) ジミーは、現金をゴミ袋に入れ、ゴミと一緒に送ることで見つからずに運び出すことに成功する。さらには、現金の一部を置き、自ら通報することで警察やFBIの捜査の目を逸らす。確かな証拠や目撃証言もなく、事件は迷宮入りしてしまう。

4) ジミーは、娘たちが住む近くに家に引っ越し、さらにはセールスマンとして働き始めた。ジョーは、クライドのバーを訪れる。その店では、クライドの義手がビール瓶を握っていた。

詳細なあらすじ

ウェストバージニア州ブーン郡。元サッカー選手のジミー・ローガンは、足を負傷して選手生命を絶たれた。そんな彼は、肉体労働に従事していたのだが、「足が不自由」であることを理由に、上司から解雇を言い渡される。

さらには、元妻が現在の夫と引っ越すため、娘に会うことが難しくなると判明する。ジミーは、片腕を失った元軍人である弟クライドの経営するバーに行って愚痴る。そこで、マックス・チルブレインというスポーツドリンク会社のセールスマンが現れ、クライドに腕がないことを嘲笑う。一触即発の中、ジミーはクライドをなだめ、「カリフラワー」と言い残して立ち去る。

「カリフラワー」とは、過去に犯罪を犯す際、落ち合う際に使っていた場所の隠語だった。クライドがその場所を訪れると、ジミーはまもなく開催されるNASCARレース(アメリカ最大のモーターカーイベント)で、大金を盗み出す計画があると打ち明ける。

ジミーとクライドは、服役中である爆破のプロ、ジョー・バングに会う。クライドはわざと事故を起こし、服役することによってジョーの脱獄を手伝う。クライドとジョーは、囚人に暴動を起こさせ、配送車に隠れて脱獄する。

現金は、空気圧でパイプの中を移動するシステムだった。まず、ジョーの仲間であるフィッシュとサムは、電気系統を断つことによって、ベンダーを現金取引のみ可能にしていた。

ジョーは、漂白剤やクマの形のグミなどから爆発物を作り、現金の通っている空気圧のパイプを爆発させる。そして、ジミーたちは穴から現金を外へと吸い出すのだった。煙がパイプを伝い、スタッフは異変に気付くのだが、警備員がかけつける前に、ジミーたちが手を打って、彼らは発見されない。

ジミーは効率を上げようとするが、むしろ現金を周囲にばらまいてしまうことになった。そんな中、クライドの義手がパイプに吸い込まれてしまう。

仕事を終え、ジョーとクライドは刑務所へと戻る。途中、バーにやってきていたいけ好かないスポーツドリンク会社のセールスマンであるマックスと、彼の勤務する会社がスポンサーをしているデイトン・ホワイトに出くわしてしまう。クライドとマックスは言い合いになり、クライドはマックスを殴りつけて、鼻を折る。

一方、ジミーは娘の舞台に間に合う。彼女は父親の姿を見つけ、リアーナの「アンブレラ」を歌う予定であったところ、父親の好きな「テイクミーホーム カントリーロード」を歌うのだった。

ジミーは、現金を放棄し、匿名で警察に通報して回収させる。FBIは捜査を開始したのだが、決定的な証拠も目撃証言もなかった。マックスは、クライドに会ったことを証言していたのだが、彼の会社のスポーツドリンクを飲んでいい結果とならなかったデイトン・ホワイトは、「そんな人物には会わなかった」と証言したのだった。さらには保険が運営側に速やかに支払われたということもあり、6ヶ月で事件の捜査は終わってしまう。

ジョーは、庭に埋められたゴミ袋をスコップで掘り返す。彼は、ゴミ袋の中に現金を入れ、ごみとともに送っていたのだった。残りは、事件の捜査を終わらせるため、あえて通報して発見させていたのだった。また、ジョーはクライドの義手も回収していた。

ジョーはセールスマンとなり、娘たちの住む場所の近くに家を買って、そこで住んでいた。ジョーは、クライドのバーを訪れる。その店では、クライドの義手がビール瓶を握っていた。

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