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映画「グレイテスト・ショーマン」あらすじ・ネタバレ・結末

      2018/02/17

簡単なあらすじ

1) 貧しい仕立て屋の息子であったフィニアス・テイラー(P.T.)・バーナムは、令嬢チャリティと出会い、文通を重ねてついに結婚する。彼は商社に勤めていたが、会社が倒産したために博物館を開館する。だが、客が集まらなかったため、彼は背の低いチャールズ・ストラットン、ヒゲの生えた女性であるレティ・ルッツらをスカウトする。

2) バーナムは「サーカス」を始め、ショービジネスの世界で大成功を収める。そんな彼は、裕福で上流階級の出であるフィリップ・カーライルという劇作家と手を組み、ビクトリア女王に謁見を果たす。さらには、オペラ歌手ジェニー・リンドと出会い、彼女のコンサートでワールドツアーを回るまでになる。

3) 一方、サーカスの団員たちの身体的特徴などに反感を感じる人々がサーカスに抗議して暴動が起きてしまう。結果、劇場は燃え落ちてしまう。さらには、名声を追いかけ続けてしまったため、家庭をおろそかにしてしまったバーナムは、妻チャリティにジェニーとの浮気を疑われ、彼女は家を出てしまう。

4) バーナムは再び団員たちとサーカスを立ち上げ、ショーを行って成功を収める。ショーが軌道に乗ったたため、バーナムはリングマスターをパートナーのフィリップ・カーライルに譲り、妻と娘と過ごす家族の時間に幸せを感じるのだった。

詳細なあらすじ

フィニアス・テイラー(P.T.)・バーナムは、サーカスの一団を率いてショーを披露し、観客を熱狂させる。観客が沸いて大盛況である一方、バーナムは心のどこかが満たされないていないのを感じていた。

1800年代、少年時代のバーナムは、仕立て屋の父・フィロの仕事を手伝っていた。貧しい彼は、裕福なハレット家に出入りし、そこで令嬢のチャリティと出会う。バーナムは、チャリティを笑わせて紅茶を吹き出させる。そのため、チャリティの父親に頬を叩かれ「娘に近づくな」と言われてしまう。

だが、バーナムとチャリティの2人は友人となり、廃墟となった大きな屋敷で遊ぶようになる。そんな中、チャリティは父親に寄宿舎のある花嫁学校に送られてしまう。2人は文通でやりとりし続け、ついにバーナムはチャリティにプロポーズするのだった。

チャリティの父親はバーナムのことを認めてはいなかったが、バーナムとチャリティは結婚する。貧しい生活であったが、2人の娘に恵まれてチャリティは満足げであった。バーナムは、娘キャロラインの誕生日プレゼントのため、「ウィッシング・マシーン」を自作して喜ばせる。

そんな中、バーナムの勤務していた商社が倒産する。東シナ海で12隻もの船が沈んだためだった。バーナムは、沈んだ船の登録証で銀行を騙し、1万ドル融資してもらって博物館を開館する。ところが、客はほとんど入らなかった。

バーナムは娘の「博物館は死んだものばかり。生きたものを見たい」「珍しいものを見たい」という要望を受け、銀行で見かけた背の低いチャールズ・ストラットンを雇い、ショーを見せることにする。そして、彼は次にヒゲの生えた女性であるレティ・ルッツをスカウトする。

さらに、肥満男のロード・オブ・リード、全身に毛が生えたドッグ・マン、そして8フィートの背の高い男などが仲間に加わった。

当初は「フリーク」などと呼ばれていた彼らだったが、次第に人気となって観客が増え続けていく。だが、批評家のジェイムズ・ゴードン・ベネットは批判的であった。バーナムはベネットの「サーカス(バカげた大騒ぎ)」という批評を逆手にとり、「P.T.バーナムのサーカス」と名を改める。さらには、ベネットの記事が載った新聞を持参すれば、チケットを半額にして、客をさらに呼び込む。

バーナムはサーカスにより成功をおさめ、豪邸を買うことができ、娘キャロラインをバレエ学校に入れることができたのだった。だが、キャロラインは「成り上がり(ビーナッツ)」などと、同級生に嘲笑されてしまう。キャロラインも傷つき、「バレエをやめたい。バレエは本物で、パパのニセモノのようなサーカスと同じで簡単にはいかない」などと言い出す。

バーナムはその後、裕福で上流階級の出であるフィリップ・カーライルという劇作家と出会う。バーナムは、フィリップのコネで上流階級との繋がりを持とうとしたのだった。結果、バーナムはビクトリア女王に謁見できるまでになる。また、そのお蔭でフィリップはオペラ歌手ジェニー・リンドと出会うことができた。

ジェニーを囲んで、盛大なパーテイーが開かれるにも関わらず、パーティーの団員たちはバーナムによって参加を許可されなかった。団員たちは悲しむが、「どう思われようが、自分自身に誇りを持つ」と心に決めるのだった。

フィリップは、ショーに出演している空中ブランコ曲芸師アン・フィーラーに恋をしていた。フィリップはアンを両親に紹介しようとするが、両親はアンのことを認めようとしない。アンは怒りを覚えるが、フィリップは彼女のことを変わらず愛するのだった。

ジェニーは、婚外子として生まれて親族に「恥だ」と言われ続けた過去を持っていた。そんな彼女は、貧しい家柄の出で義父に蔑まれているバーナムに共感し、「いくら成功したとしても、どこか心は満たされない」と言う。そんなジェニーは、バーナムと手を組むことにするのだった。

バーナムとジェニーはツアーを行い、フィリップにショーのリングマスターを任せる。ジェニーはバーナムに心を寄せていくのだが、ジェニーはチャリティへの愛を貫く。ジェニーは、「あなたは私のことを見世物の一部にしか思っていない」と言い、ツアーを中止すると言い放つ。

ジェニーはコンサート終了後、バーナムを舞台へと上げる。そこでジェニーはバーナムにキスをする。

ショーが終わり、団員を身体的特徴から差別して「フリークス」などと呼ぶ人々がフィリップに絡む。結果、アンの兄であるW.D.が抗議者を殴ってしまい、騒動に発展する。暴動と化し、1人の抗議者がランタンを掴んで投げつけ、劇場は燃えてしまうのだった。

バーナムがツアーから戻り、妻子に出迎えられる。そこで、火災のことを耳にし、劇場へと向かうが、すでに火の手は取り返しのつかないほどになっていた。そんな中、フィリップはアンを探し、燃え盛る劇場へと飛び込む。だが、アンはすでに劇場の外へと出ていた。バーナムはフィリップを追って劇場に入り、彼を救出する。フィリップは意識不明で、病院へと運ばれるのだった。

バーナムは、焼けた劇場の跡地に一人座っていた。彼は自宅に帰るが、チャリテイはバーナムにジェニーがキスしている絵付きの記事を見ており、誤解して家を出てしまうのだった。さらに、バーナムはジェニーのツアー中止で多額の負債を抱えていた。結果、屋敷も差し押さえられてしまい、ジェニーたちは実家に戻る。

バーナムはバーへと一人で飲みに行く。そこに、団員全員が現れ、レティに「あなたはカネ儲けだけが目的だったかもしれないけど、私たちに『家族』を与えてくれた」と言う。バーナムは、名声だけを追い求めていた過去を反省し、団員たちとともに再びショーを行おうと考える。

バーナムは、チャリティに対して「名声ばかりを追いかけてしまった。すまなかった」と謝罪し、チャリティは「私は、多くを求めなかったわ。それで満足だったの。私は、私のことを愛してくれる男性だけがいればいい」と言い、チャリティはバーナムのもとへと戻るのだった。

バーナムは銀行で融資を求めるのだが、断られてしまう。そんな中、フィリップは快復し、アンと結ばれていた。フィリップは、サーカス再建のための費用を出すと提案する。バーナムは躊躇するが、フィリップはバーナムのことを「パートナー」と呼び、再び一緒にサーカスをやりたいと言うのだった。

バーナムは、「サーカスを行うのに、建物は要らない。マンハッタンは高すぎる。タダ同然の土地で、テントがあればいい」などとひらめき、テント小屋でのサーカスを開く。バーナムのサーカスは再び成功を収め、多くの観客が詰めかけた。バーナムは再び、フィリップスにリングマスターの座を渡すのだった。

バーナムは、妻チャリティとともに娘キャロラインの踊るバレエを見ていた。仕事や名声ばかりを追いかけるのではなく、彼は家族との時間を過ごし、幸せを実感するのだった。

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