映画「アイス・クエイク」あらすじ・ネタバレ・結末

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アメリカ陸軍のアラスカ基地に勤務している地質学者マイケル・ウェブスター(ブレンダン・フェア)は、多忙な日々を過ごす中、家族と一緒にクリスマスツリーを作るべく、フェートン山にもみの木を探しに行く約束をする。

休暇中ではあったが、マイケルは最近、群発地震が発生していることから一度、基地に確認しに行く。そこで、ビル・ヒューズ大佐(ヴィクター・ガーバー)から「ロシア軍の北極圏基地倒壊」について知らされ、調査結果報告を待つことにする。

マイケルは、家族のもとへと戻り、妻のエミリー(ホリー・ディグナード)、長女ティア( ジョデル・フェルランド )、その弟シェーン(ライアン・グランサム)とともにフェートン山へと向かう。

山を登っている途中、突然、巨大なクレバスが出現するティアが負傷したため、マイケルは基地へと連絡する。ところが、その最中に雪崩が発生し、通信が途切れる。そのため、軍はマイケル一家捜索を開始する。

マイケルたちは、歩いて下山しようとするのだが、再び巨大なクレバスが出現し、マイケルとエミリーは子供たちと引き離されてしまう。さらには、クレバスからは超低温のガスが噴出していた。

マイケルは、子供たちに丘で待つように言い、妻エミリーと山を迂回して子供たちの元へ向うことにする。だが、子供たちにも嵐が迫っており、シェーンは安全な場所まで移動しつづけることを提案する。

陸軍基地では、地震の原因調査が行われていた。当初は地震による揺れであると考えられ、その地震の原因は火山噴火の可能性があると考えられたが、異なっていた。ブルース・ワージントン教授は、永久凍土の融解により、メタンガスなどが噴出し、地震や地割れが起きていると推察する。

軍の救助がやってくるが、生存者は負傷したワージントン教授だけであった。ヘリでワージントン教授は救助されるのだが、その途中で超低温メタンガスによってヘリは墜落してしまう。

マイケルたちは子供たちのもとへと向かい、合流することができた。4人は、ビバークするため雪を掘って、一時避難する。そこに、彼らを救助しにやってきた兵士が現れ、マイケルたちは救助されるのだった。

基地も被害を受け、多くの犠牲者が出ていた。噴出する大量のメタンガスにより、人類の危機が訪れていたのだった。そこでマイケルたちは、メタンガスを誘導し、石油が貯蔵されている場所で爆発させることを考える。

プラスチック爆薬で誘導するように爆発を起こし、メタンガスは燃やしつくされていく。かくして地球の危機は回避されたのだった。

マイケルは、再び家族とともにもみの木を探しに山へと出かけ、クリスマスを祝うのだった。

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