「あしたのあたし」(世にも奇妙な物語 第524話)あらすじ・ネタバレ・結末

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簡単なあらすじ

主婦の斉木香織(国仲涼子)は、代わり映えのしない日々にうんざりとしていた。そんな中、スマホに「あしたのあたし」という文字が表示される。開くと、自分自身がメロドラマの主人公になったような、「あしたのあたし」予告編が流れる。

実際、予告編通りに元カレで医師の小野寺修二(忍成修吾)とばったり再会する。以前のような恋心が再燃する中、予告編とは徐々に異なる展開となる。予告編では、修二の彼女が現れ、2人は別れるという展開だったが、修二は「一緒に旅行に行って欲しい」と頼むのだった。

香織はその誘いに乗るのだが、夫のことを忘れることはできず、「建築現場で事故に巻き込まれ、怪我をした」という夫のもとへと急ぐ。結果、大事には至らず、香織は胸を撫で下ろす。

ところがその帰り、香織は修二の彼女に嫉妬され、背後から刺されてしまう。結果、彼女は緊急手術を受けるものの、そのまま亡くなってしまうのだった。

主婦の斉木香織(国仲涼子)は、代わり映えのしない日々にうんざりとしていた。そんな中、スマホに「あしたのあたし」という文字が表示される。開くと、「あしたのあたし」というドラマの予告編らしきものが流される。

その予告編の中で、香織は元カレ・小野寺修二(忍成修吾)と再会を果たすのだという。翌日、次々に予告編の内容と同じことが起こる。さらには、道端で倒れていた高齢女性の付き添いで病院へ行くと、実際に医師の修二と再会を果たす。

第二話が送られてきて、修二から香織は「今でも好きなんだ」と告白されるのだという。翌日、やはり修二から呼び出され、香織は一緒にお茶をする。だが、「今でも好きなんだ」というのは「砂糖たっぷりのコーヒー」のことであり、肩透かしを食らう。

第三話予告は、「香織が好きなんだ」と修二に言われ、キスされる内容だった。思わず香織は悲鳴を上げてしまい、夫を驚かせてしまう。だがその直後、「また会えるかな」と、香織は修二からメッセージを受け取る。

二人でよくデートした海に行き、そこで修二は「今、付き合ってる人がいるんだけど。彼女、早く結婚したがってて、束縛がきつくてさ」と言う。さらに、屋台のやきそばの香りに誘われ、「俺は、香りが好きなんだ」と言う。その後、二人でやきそばを食べると、香織は修二にキスされる。

こうして香織は、「あしたのあたし」にハマっていく。第9話、香織の前に修二の彼女が現れ、「もう終わりにしよう」と言われるのだという。香織はショックを受けてしまう。その直後、夫と口論し、家を出てしまうのだった。

予告編の流れ同様、やはり修二の婚約者が現れる。香織は別れを告げるのだが、修二は「別れるなんかできない。今度、旅行に行こう。そこで2人のことを考えよう」と言い、香織を抱きしめる。

「あしたのあたし」の予告編と異なる内容に香織は戸惑い、さらには「あしたのあたし 最終話」が送られてくる。夫は工事現場で事故死し、香織は修二と結ばれるのだという。

その直後、修二から旅行に一緒に行く誘いのメッセージが送られてくる。香織は、待ち合わせ場所に向かうが、その途中、夫からの贈り物である「カサブランカ」が家に届くとの宅配業者からの電話がある。

香織は、修二に抱きしめられるも、「私、夫のところに行かなきゃ」と言い、現場へと向かう。会社へと電話をすると、「工事現場で事故に遭い、病院へ運ばれた」と言われる。香織は急いで向かうと、「足を骨折しただけ」と判明する。

修二は、「こんな結婚記念日になってごめん」と謝る。修二は、家を買い、子供を作りたいと思っていたことを明かす。香織は、「明日のことは自分の気持ち次第でどうにでも変えられる。明日の自分は、自分で作り上げていくものなんだ」と思う。

だがその直後、香織は修二の彼女に背後から刺され、倒れてしまう。香織は、「不死身の身体を手に入れて、修二の彼女に復讐する」…という妄想の予告編を夢見ながら、そのまま息を引き取るのだった。

脚本:武井彩
原案:赤松新

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