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「幽霊社員」(世にも奇妙な物語 第525話)あらすじ・ネタバレ・結末

   

社史編集室で働く工藤良治(佐野史郎)は、「存在感がなく、定時になると帰る幽霊社員」として知られていた。そんな工藤の前に、本物の幽霊・里山秀平(勝地涼)が現れる。里山は、盛岡のプロジェクト半ばで急死していた。

工藤は里山に驚き、振り払おうとするが、里山は「力を貸して欲しい」と食い下がる。「僕の最後の仕事をやりきりたい」というのが里山の願いだった。

翌日、工藤は再び里山に会う。工藤は、「定年までの4年、おとなしく過ごしていたい」と願っていた。だが、里山は「コンペに勝たないと成仏できない」と言い、工藤は「書類出すだけだよ」と言う。

里山の上司である部長に、「里山から相談されており、資料を作った」と工藤は言う。その流れで、工藤はプロジェクトのメンバーに加入させられてしまう。だが、同僚に「やる気のない人が入られても困る」などと皮肉を言われてしまう。

「悔しくないんですか?」という里山に、工藤は「手柄は横取りされるし、使い捨てにされるだけだ。だから私は会社に見切りをつけた」と言う。

陰口を言われる工藤の代わりに、里山は仕返しをする。2人はいつしか意気投合し、コンペ目指して資料作りを続ける。次第に、プロジェクトメンバーにも認められ、工藤は仕事に打ち込み始める。

だが、霊感のあるという女性社員が、除霊で有名な神主を呼んでしまう。里山は苦しみだし、消えそうになってしまう。ついに里山は「僕がいなくても、今の工藤さんなら大丈夫です…最後に、工藤さんと仕事ができて楽しかったです」と言い残し、消えてしまう。

工藤は落ち込み、「私にはできない…何も」と言う。だが、プロジェクトメンバーに「工藤さんが頑張っていたことは知っています。里山さんの最後の仕事、やりきりましょう」と説得され、工藤は再び奮起する。

家族にも後押しされ、工藤はコンペのプレゼンに臨む。ついにはコンペに通り、祝福される。工藤は、里山に会えるような気がしていた。そんな中、工藤は何人もの「幽霊社員」を目にする。無念を抱いたまま成仏できない彼らに、工藤は社内で「工藤さん」と追いかけられてしまうのだった。

脚本:赤松新
演出:星護

 - 世にも奇妙な物語