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「クリスマスの怪物」(世にも奇妙な物語 第526話)あらすじ・ネタバレ・結末

   

簡単なあらすじ

クリスマスイブ、小野寺奈央(川栄李奈)は交際中のIT企業社長・緒方良輔(本郷奏多)からディナーに誘われる。だが、奈央にはクリスマスイブには高校時代、トラウマとも言える経験をしていた。

奈央には、小学生時代からの幼馴染である三塚秀美がおり、高校も一緒だった。秀美はあまり空気を読めず、クラスメイトの美晴にイジメられており、奈央もイジメに加担するように言われてしまっていた。

美晴は秀美にトナカイの格好をして、街中で『赤鼻のトナカイ』の歌を歌わせる。クリスマスイブ、秀美はイジメに耐えかねて美晴に相談するのだが、美晴は「私には関係ないから」と、冷たくあしらったのだった。結果、25日に秀美は団地の5階から飛び降り、自殺を図る。

一命を取り留めたが、秀美は頭部と脚に後遺症が残り、学校を去った。その時の赤いコート、杖をつき、『赤鼻のトナカイ』を歌う秀美の姿が、奈央には忘れがたい記憶となっていた。それからと言うものの、美晴の前に秀美が現れ、地元を離れてもその姿を目撃するようになったのだという。

奈央はホテルの一室へと向かう中、廊下で秀美らしき人物に遭遇する。屋上で揉み合いとなり、奈央は首を絞めて殺害しようとする。だが、そこに良輔が現れ、「何をしてるの?」と声をかける。そこで初めて、奈央が首を絞めた人物が、秀美ではなく美晴であると気づく。美晴は、かつての秀美と同じような姿をしていた。

良輔は、「僕は、昔から君のことを知っている。いい子にはプレゼントを与え、悪い子には悔い改めさせる…君は、ついに謝らなかった。罰を与える」と言う。奈央は屋上から落下し、秀美、そして美晴と同じような姿となり、『赤鼻のトナカイ』を歌うのだった。

詳細なあらすじ

クリスマスイブが近づく中、小野寺奈央(川栄李奈)は交際中のIT企業社長・緒方良輔(本郷奏多)から、プロポーズされることを期待していた。良輔との待ち合わせで、奈央は杖をつき、赤いコートを着た「怪物」を目撃する。

オーベルジュでディナーを楽しむ奈央は、「三塚」という名札の店員をじっと見つめてしまう。三塚は彼女の幼馴染であるという。三塚秀美は、高校時代、イジメを受けてあまり学校に馴染めていなかった。

奈央は、良輔に感謝しつつ、「ありがとう、楽しい。…私、ずっと12月24日が苦手だったの」と話す。「高2のクリスマスイブに、友達の美晴と秀美って子がケンカしちゃって」と言う。

高校時代のクリスマスイブ、美晴は秀美に「トナカイの格好をして、街で『赤鼻のトナカイ』歌え」と命じる。辱めを受けた秀美は、25日に団地の5階から転落し、脳を損傷するなど、後遺症を負ってしまう。結果、秀美は学校をやめた。母親とともに最後に学校へとやってきた秀美の様子は、杖をつき、赤いコートを着ていた。そして、『赤鼻のトナカイ』を歌っていた。

美晴は、それからというもの、秀美にクリスマスイブになると偶然出会うようになったのだという。高校を出て地元を離れても、街でばったりと出会うのだった。良輔はその話を聞き、「神様が、その子に謝るチャンスを与えてるんじゃないかな」と言う。

奈央はホテルの部屋へ向かうと、その途中の廊下で停電となってしまう。電気が再びつくと、その廊下には赤いコートを着て、杖をついた「怪物」が現れる。奈央は逃げだし、非常階段へと向かう。

屋上へと向かった奈央は、スカートが破れてしまったことに激怒し、「怪物」の首を絞める。そこに現れた良輔は、「何をやってるの?」と声をかける。良輔は、「愚かだな…自分の罪を認め、悔い改めるのを待っていた」と言う。

秀美は、奈央に「どうしたらいいのかな?ねぇ、奈央」と相談しに行った。だが、奈央はその手を振り払い、「私には関係ないから」と追い返したのだった。

良輔は、「美晴はもう罰を受けた。その人の顔、見てごらん」と言う。秀美だと思っていたのは、美晴であった。

「君は、最後まで謝らなかった…悪い子には、罰を与えなければならない。今日はクリスマスイブ、神の御心にすべての人が触れる日だ」と良輔は言う。屋上から落下しそうになる奈央に、良輔は「私には関係ないから」と、奈央がかつて秀美に言った言葉を言い放ち、奈央は屋上から落下するのだった。

次に赤いコートを着て、杖をつく人物には、奈央がなることとなった。奈央は美晴と同様、『赤鼻のトナカイ』を歌うのだった。

原作:

脚本:和田清人
演出:岩田和行

 - 世にも奇妙な物語