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「事故物件(世にも奇妙な物語25周年記念 映画監督編)」あらすじ・ネタバレ

   

早瀬由希子(中谷美紀)は引っ越し、娘の朱理(新井美羽)と新生活をスタートさせた。深夜、お茶を淹れて一息ついていると、0時過ぎに電話がかかってくる。だが、それは無言電話だった。電話を切ると、朱理が泣き叫んでいるのに気づき、慌てて宥めに行く。

朱理を学校に行くのを見送り、部屋の掃除をしていると、片隅に誰かがいる気配がする。その夜、再び0時過ぎに無言電話がかかってくる。そして、昨日のように朱理が「熱い…」などと言って泣き叫ぶ。そして、はっきりと朱理ではない声で「あんたのせいだ」と聞こえて由希子は驚く。

由希子は、不動産会社に「事故物件とかあるじゃないですか」と尋ねるが、不動産屋は取り合ってくれない。別居中の夫・早瀬真一に相談しようとするが、由希子は躊躇って話さなかった。

再び、朱理は深夜に「熱い!」と言って泣き出す。腕を見ると、火傷のような痕があり、驚く。

真一が夜中に訪れる。真一は、「お前が通院している先生に、また朱理のことを話していたと聞いた。もう5年だぞ。俺だって辛いんだ。いい加減に…」と言う。そんな真一の言葉を遮り、「朱理が家で待ってるの。用がないなら、もう行くわ」と言って由希子は部屋に戻る。だが、そこには朱理の姿はなかった。

朱理の部屋を訪れると、そこで再びいつも感じていた”何者”かの気配を感じる。「誰なの?朱理はどこ?あの子、どうしたの?」と訊く。その”何者”かの気配は、自分自身の姿をしていた。「アンタのせいよ。アンタが殺したの」と言う。

5年前、看護師を行っていた由希子は、病院からの電話で呼びだされた。真一は出張中でおらず、朱理だけが家にいた。由希子が家を出た後、ヒーターにマフラーが落下し、火災が起きた。その火事で朱理は死亡していたのだった。

由希子は、娘の死を受け入れることができず、「アンタのせいよ」と自分を責め続けた。1人、呆然と部屋で座り込む由希子に、真一は声をかける。「全部、私のせい…」と泣く由希子を、真一は抱きしめる。

後日、由希子は真一に渡された、朱理の参観日の作文発表のビデオ映像を観る。「大変なお仕事だけど、これからも頑張ってください」という在りし日の朱理の言葉を聴いて、由希子は再び看護師として働き始める。

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