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「はじめまして、愛しています。 第1話」あらすじ・ネタバレ

      2016/08/04

簡単なあらすじ

1) ピアニストになる夢が叶わない梅田美奈(尾野真千子)は、自宅でピアノ教室を開いていた。子供の扱いが苦手な彼女は、生徒の対応に手を焼き、ストレスが溜まるとトイレで叫んでいた。

2) 自宅でピアノの練習をしていると、5歳くらいの少年が庭にやってきた。彼は、母親に自宅で監禁され、ネグレクト(育児放棄)の虐待を受けていた。母親が姿を消し、彼はようやく家を出られたのだった。

3) 少年は、養護施設に引き取られるが、再び美奈の自宅を訪れる。そのことで、夫・信次(江口洋介)は運命であると信じるようになり、彼を特別養子縁組で引き取ろうと考え始める。

4) 3度目、少年は再び家にやってきた。彼はピアノに興味があるようだった。一緒に「ドレミの歌」を弾き、その様子を見た信次は、児童相談所の堂本真知(余貴美子)に「この子とは、運命で結ばれてるんです。養子にさせてください」と言う。美奈もまた、「母親になる自信がありません」と言う一方、「この子に運命を感じる」と言い、養子にしたいと考え始める。

起:美奈の夢と現実

梅田美奈(尾野真千子)は、自宅でピアノ教室を開いている。ピアニストを目指していた彼女は、子供を作らず、15年という時間だけが過ぎていた。

新しい生徒が、母親とともにやってくる。だが、その子供は、音楽が好きではない様子だった。美奈は、「無理にやらせても上達しない」と言い、あっさりとレッスンを終了してしまう。

「もう、結構です!有名指揮者の娘だって聞いたから来たのに」と、捨て台詞を残して母子は帰ってしまう。父・追川真美(藤竜也)は、世界的に有名な指揮者だった。美奈は、トイレに駆け込んで叫んでストレスを発散させる。

ドライな美奈と対照的に、不動産屋に勤める夫・信次(江口洋介)は熱く、美奈に真正面から愛を伝えるタイプであった。

承:子供との出会い

帰宅した信次は、近所でゴミ箱をあさるなど不審な生き物が出没するという噂について話す。変質者か、危険な動物か分からないと言われ、美奈は庭の物音に過敏に反応する。

美奈は、義母の見舞いを頼まれる。彼女は、アルコール依存症で入院していた。そんな彼女は、「酒を買ってきて」と言い、美奈は困惑する。

美奈は、近いうちにある国際コンクールに向けて練習していた。10代の頃から挑戦し続け、35歳の現在、49連敗していた。年齢制限のあるコンクールへの出場は厳しく、「今回が最後」と決めていた。
 
美奈は、ピアノの練習中、庭で再び物音がして、恐る恐る出ていく。庭には、幼い子どもがいた。服も汚れ、何も言葉を発しない。「お腹、空いてるの?」との言葉に反応したため、美奈はドーナッツを差し出す。

美奈は、その子を病院へと連れて行く。信次も連絡を受けて駆けつける。子供は栄養失調の状態で、親からネグレクトされていた。さらに、児童相談所の堂本真知(余貴美子)がやってきて、「子供が監禁されている」と通報を受けて、家を訪れたことがあると明かす。彼の足には、足輪が付けられていたような痕があった。

信次は、大家に鍵を借りて、子供がいた部屋を訪れる。悪臭が漂う部屋は、荒れ果てていた。信次は、「何か、俺にできることはないか・・・」と悩み始めていた。

転:運命

美奈は、コンサートの演奏に出るも、「どうせ、親のコネで出てるくせに」という客の心の声が聞こえると感じる。父は、演奏が始まる前に帰ってしまっていた。美奈は、「自分のピアノに価値があるのか」と悩むようになっていた。

数日後、養護施設に入ったはずの男の子がやってきていた。彼は、おもらししており、美奈は着替えさせようとする。さらに、高熱を出していたことに気づく。すぐに施設に連絡し、彼は看病されることになった。

堂本に、「なぜ男の子が現れたのか、心当たりがありますか?」と訊かれるが、美奈たちに全く心当たりはなかった。母親と一緒に暮らしていたのだが、監禁状態におかれ、ショックで彼は一言も発しなかった。

信次は、男の子が自分たちに会いたくてやってきたのではないか、と考え始めていた。そんな彼に、美奈は呆れた様子でため息をつく。

義妹・不破春代(坂井真紀)から、信次が「養子をもらおうとしている」ということを知り、美奈は驚く。信次は、虐待された子を特別養子縁組でもらおうとしていたのだった。美奈は、「たった2回きただけの子を養子にもらうなんて…」と反対する。

信次は、「じゃあ、もう一回来たら、運命と思ってくれる?」と言う。まさにその時、庭で物音がする。信次は、庭に向かうが、そこにいたのは信次の弟・梅田巧(速水もこみち)だった。巧は、貢がせていた女性に追い回されていた。

巧は、ズケズケと不妊やセックスレスで子供がいないのか、と口にするが、美奈はそれを否定する。その晩、美奈は「運命」という信次の言葉を否定するが、信次は「もう一度、あの子に会わせて欲しい。それで違ったら、諦めるから」と言う。

結:3回目の訪問

美奈と信次は、再び施設を訪れる。そこで、あの子が行方不明になっていたことが判明する。堂本に、「もう一度、お宅に行っていないか、調べてもらえませんか?」と言われ、2人は帰宅する。

だが、家にもあの子はいなかった。信次が探しに行きたい様子なので、美奈は「いいよ、探しにいっても」と言う。彼は、喜び勇んで探しに行く。

美奈は、ピアノを練習する。そんな中、「彼のために子供を作った方がいいのかな…」などと思う。だが、その練習中、再びあの男の子が庭に現れたのを発見する。

「みんな心配してるよ…思っていること、ちゃんと言わなければ、分からないよ」と美奈は言う。美奈は施設に連絡しようとするが、男の子は逃げ出す。美奈、走る子供を追う。そんな中、子供は道路に飛び出し、走っていたトラックが急停止する。

子供が轢かれたと思った美奈は、「ちょっと、やめてよ…」とつぶやき、恐る恐る子供を見に行く。彼は無事であり、美奈はほっと一安心する。そこに信次もまたやってきて、無事を喜ぶ。

堂本は、子供を連れ帰ろうとする。そこで信次は、「最後に一つ、質問させてください…どうして、この家に3回も来たの?俺か美奈ちゃんい会いたかったとか?」と訊く。子供は、黙ってピアノの方を向く。

「もしかして、ピアノか?ピアノが好きなのか。そうだろう」と信次は言う。子供が来たのは、3回とも美奈がピアノを弾いていた時であり、信次は「この子は、美奈ちゃんが弾くピアノに興味がある」と確信していた。

美奈は、ピアノの音を鳴らす。すると、子供は少しずつ近づいていき、ピアノの前に立った子供は、ピアノの音を鳴らす。美奈は、「ドレミの歌」を弾き、信次とともに歌う。美奈と子供が、ピアノを弾いている姿を見て、信次は泣き出す。彼は、「2人が親子に見えて」と、感動していた。

さらに、勢いにまかせて堂本に対し、「この子を特別養子縁組をしたい」と言う。だが、堂本は「並大抵な苦労じゃありませんよ。試し行動と言って、養子たちはあなたがたを試します。飲み物や食べ物を撒き散らしたり。それが終わると、親に甘えられなかった反動で、赤ちゃん返りするんです…お2人、まだ若いんだし、ご自分の子を作ったらいいじゃないですか」と言う。

美奈は、「私は、母親になる自信がありません」と言い、堂本は子供を連れ帰ろうとする。だが、美奈は「でも、この子は、長い間監禁されてて、ようやく家を出られて。どこに行ったらいいか分からず、この子はウチに来たんです。『運命』は、命を運ぶと書きます。この子は、小さな命を運んできました。…運命だと思うんです」と言う。

「この子に、誰よりも『愛してます』と言えるのは、信ちゃんです。そして、私は信ちゃんの妻です」と言う。「頭がやめろと言うことを、心がやれと言っている」と、美奈は複雑な心境の中にいた。

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