映画『インスペクション ここで生きる』では描かれなかった「その後」

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『インスペクション ここで生きる』は、監督エレガンス・ブラットンによる自伝的映画である。ゲイであることで母親に拒絶された末、16歳でホームレス生活を送っていたこと、25歳で海兵隊に入隊したことなど、ほぼ実話が描かれているという。

映画では、訓練期間を無事に修了し、海兵隊員として認められたことで母親イネスと和解したかに見えたが、ゲイであることを「受け入れられない」と言われ、それでも関係修復を図ろうと諦めないエリスの決意の表情で終わる。

母親は2020年に亡くなるがその時に、彼女の遺品整理を行ったエレガンス・ブラットンは、自分についての記事などをスクラップして大切に保管していたことが分かる。

「受け入れられない」とは言いつつ、母が息子のことをキにかけていたことを、その記事で知ることができたのだという。

なお、母親・イネス役を演じたのは女優ガブリエル・ユニオンであるが、キャスティングした一つの理由は「母親がガブリエルの大ファンであったから」ということであるという。

映画『インスペクション ここで生きる』で母親が息子エリスを拒絶した理由
エリス・フレンチは、ゲイであることを母・イネスに知られた後、拒絶されてしまう。結果、エリスは16歳からホームレス生活を送るわけだが、イネスにはエリスを愛しているがその一方で受け入れられない理由があった。 イネスは敬虔なクリスチャンであ...
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