「営業部長 吉良奈津子 第10話 最終回」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 入院中の吉良奈津子(松嶋菜々子)のもとに、一条達哉(DAIGO)がやってくる。一条は、営業開発部の作ったプレゼン資料を返却し、部への裏切り行為をやめるのだった。

2) 営業開発部は、高木啓介(松田龍平)とともにシティドリンクのコンペのプレゼンに臨む。一方、奈津子は役員会に乗り込み、社の合併や、営業開発部の取り潰しを撤回させようと説得に向かう。

3) 「Like a mother」というスローガンのもと、商品にメッセージカードをつけるなど、「主役は商品であり、思いを伝えるものである」というコンセプトを高木は訴える。営業開発部もプレゼンに参加し、見事にコンペで勝ち抜くことができたのだった。

4) 斎藤良一(石丸幹二)は、最初から社長の不正を暴き、会社を建て直すことを目標としていた。奈津子を営業開発部に起用したのも、その役割を担ってくれると信じていてくれたからだった。コンペが一段落つき、奈津子は退職しようとする。だが、高木の「営業開発部にあなたが必要だ」というメッセージのこもったDVDを見て、退職を撤回するのだった。

起承転結:

入院中の吉良奈津子(松嶋菜々子)のもとに、一条達哉(DAIGO)がやってくる。一条は、プレゼン資料の入ったCD-ROMを手渡す。「これが流出すれば、営業開発部は大打撃を受けますが、やめました」と言うのだった。なぜ渡しにやってきたのことを奈津子は訊ねるが、一条は答えなかった。

奈津子は退院し、夫・浩太郎(原田泰造)に謝罪される。浩太郎は、坂部深雪(伊藤歩)とは関係を持ってなかったが、謝るのだった。奈津子は、「母として、妻として、部長としても中途半端だった」と言い、「会社を辞めようと思う」と言うのだった。

奈津子は出社し、斎藤良一(石丸幹二)に会い、「営業開発部を潰すかどうかは、取締役会で決まることだ。直接、そこに乗り込んで社長以下に直談判したらどうだ?」と言い、わざわざ会議の始まる時間まで教えるのだった。

高木啓介(松田龍平)に、奈津子は「コンペで戦うより、部員たちの再就職先を探すべきなのか…」と悩みを口にする。だが、高木は「そんな弱気なあなたには付き合ってられません。僕もあなたも、ずっと勝ち目のない戦いに挑み続けてきたんじゃないですか?」と言う。そして、「部下のことを信頼するのも、部長の仕事なんじゃないですか?」と言うのだった。

奈津子は、営業開発部に戻ると、そこで部員たちは最後の戦いに挑もうとしていた。その姿を見て、奈津子は奮起する。

「シティドリンク」のコンペ当日、奈津子は「コンペには行けない。部長として、やるべきことをやります」と部員たちに告げる。奈津子は、役員会に乗り込み、説得することを考えていたのだった。

プレゼン直前、ライバル会社のスラッシュアドは、「大物タレントをブッキングすることに成功した」と判明する。そこで高木は、「逆を行きましょう。こちらは、商品が主役であるということを全面に打ち出すんです」と言う。

高木は、「Like a mother」というスローガンのもと、創業者の思い、そして起業としての今後について語る。商品にメッセージカードをつけるという提案も行い、米田利雄(板尾創路)ら営業開発部のメンバーたちにもメッセージについての話をさせるのだった。

奈津子は、役員会に乗り込み、そこで「今、営業開発部はシティドリンクのプレゼンに挑んでいます。そのプレゼンが成功し、契約を取り付けたら、会社の合併話や、営業開発部を潰すことを撤回してください」と言う。

結果の出る16時までの時間、奈津子は社員たちのことを熱く語る。そして、誰もが必要な人材であると熱弁するのだった。

奈津子の携帯電話が鳴り、営業開発部はシティドリンク社の契約を勝ち取ったことを告げられる。奈津子は、そのことを伝えると、社長は驚きの表情を浮かべる。斎藤常務は、「往生際が悪いですよ」と社長に言い、合併話や営業開発部の取り潰しは中止とするよう迫る。

そして、「社長は、架空取引により、株主たちを欺いてきた。今こそ、取締役社長を解任し、新たな会社運営を行うべきである」と役員たちに告げる。そこに一条も呼び出され、一条は「僕が証言すれば証拠になりますよね」と言う。

斎藤常務は、始めから奈津子に不正を暴かせ、社長に対してもひるまず追求することを求めていたのだった。

シティドリンクのコンペが終わり、奈津子は斎藤常務に辞表を提出する。だが、そんな彼女に高木から送られた一枚のDVDが送られる。そこには、営業開発部のメンバーたちが、奈津子を待っているのだというメッセージが込められていた。

奈津子は、そのDVDを観て、高木に感謝しに行く。そこで高木は、「フリーになって、海外で一から学んで行こうと思います」と言う。奈津子は、そんな彼の背中を押す。

奈津子は、斎藤常務に会いに行く。斎藤常務に「クリエイティブなら残ってくれるか?」と言われるが、奈津子は「営業開発部に戻ります」と言うのだった。

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前話:「営業部長 吉良奈津子 第9話」あらすじ・ネタバレ

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