映画「トレイン・ミッション」あらすじ・ネタバレ・結末

スポンサーリンク

簡単なあらすじ

1) 元警察官で、現在は生命保険のセールスマンであるマイケル・マコーレーは、毎日同じ同じ電車に乗って通勤していた。だが、マイケルは会社を突然クビになってしまう。

2) そんなある日、マイケルは見知らぬ女性であるジョアンナに、「この電車のトイレの中には、封筒が隠されていて、その中には2万5千ドルが入っている。さらに、コールドスプリングに着くまでの間、乗客の中から『プリン』という人物を見つけ出し、GPS付きの追跡装置をつければ、さらに7万5千ドルを渡す」と持ち掛けられる。

3) マイケルは家族を人質にとられており、仕方なくそのゲームに参加せざるを得なくなる。「プリン」という人物は殺人事件の証人であり、FBIに証言されては困るため、ジョアンナたちはプリンを殺害しようとしていた。

4) マイケルはプリンこと「ソフィア」を見つけ出すものの、殺害することを拒否する。さらには、殺害に元同僚であるアレックス・マーフィーが関わっていると見破る。マイケルはソフィアを無事にFBIのもとへと届けることに成功する。マイケルは警察官に復職し、電車内でジョアンナを逮捕するために近づくのだった。

詳細なあらすじ

元警察官で、現在は生命保険のセールスマンであるマイケル・マコーレーは、毎日同じ同じ電車に乗って通勤していた。彼はいつものように、妻のカレンと息子のダニーに見送られて出勤し、電車に乗った。

そんなある日、マイケルは突然、上司から解雇を言い渡される。理由を告げられることもなく、マイケルは会社を追い出されてしまうのだった。

マイケルは、友人で警察官だった頃の元パートナーでもあるアレックス・マーフィーとバーで会った。マイケルは、まだカレンにクビになったことを告げていないことを明かす。そんな中、テレビのニュース番組は、都市計画家のエンリケが死亡したことを告げていた。

電車に乗り、マイケルは顔見知りのウォルトに「あの女性が君を見ている」と言われる。マイケルは、その女性であるジョアンナから話しかけられる。

ジョアンナは、「ちょっとしたことをお願いできないかしら?」とマイケルに依頼する。彼女は、「この電車のトイレの中には、封筒が隠されていて、その中には2万5千ドルが入っている。さらに、コールドスプリングに着くまでの間、乗客の中から『プリン』という人物を見つけ出し、GPS付きの追跡装置をつければ、さらに7万5千ドルを渡す」と持ち掛ける。ジョアンナは、マイケルが元警察官であることを知っていた。

マイケルは、トイレを探して2万5千ドルを手にする。それで彼は電車を降り、その現金を自らのものにしようとするが、見知らぬ若い女性が「あなたは何が起きているのか、まだわかっていない。その封筒の中を見て」と言う。マイケルがその中を見ると、妻カレンの結婚指輪が入っていた。

マイケルは、自分の携帯電話を紛失してから、トニーという乗客に携帯電話を借りていた。その電話で妻にかけようとするが、彼女は出なかった。マイケルは、乗客に新聞を借り、そこにメモして自分に何が起こったのかを伝えようとする。その乗客は電車を降りるのだが、降りた途端、彼は何者かに車道に突き出され、殺害されてしまった。

マイケルは、プリンなる人物を探し始める。そこで、マイケルはマーフィーから電話を受け、「都市計画家のエンリケが殺害された際、それを目撃した証人がプリンという名前だった」と明かされる。

マイケルは乗客を観察し、偽名を使っていると思しきグループを見つける。そこでマイケルは、1人のディランを追跡し、そこで「プリン」について話をする。ディランは明らかに反応し、マイケルはディランと格闘になる。その後、マイケルはジョアンナに呼び出される。ディランはプリンではなく、そこでジョアンナはディランの射殺体をマイケルに見せる。

コールドスプリングの2駅手前となり、マイケルは、最終車両を除いて空調を破壊し、全ての乗客をその車両に集めさせた。1人の乗客が別車両に行こうとして、マイケルは追跡して問いただす。だが、その乗客は実はプリン殺害のために雇われた暗殺者だった。格闘になり、マイケルはその暗殺者を窓の外に出すのだった。

マイケルは車両に戻り、そこでソフィアという女性に目をつける。彼女は『緋文字』を読んでおり、その主人公がヘスター・プリンであることから、彼女こそが「プリン」であることに気づくのだった。彼女は、犯人たちにとって不都合な情報をUSBドライブに入れてもっており、証人保護を受けることになっていた。

マイケルはソフィアに、「なぜ警察に行かなかった?」と訊ねる。すると、ソフィアは「エンリケを殺害したのは、警察官だった」と明かすのだった。そして、犯人は「綺麗事をしようとしてるようだが、そんな綺麗事などありはしない」などと言っていたと明かす。

ジョアンナはマイケルに電話し、「家族の命が惜しければ、彼女を殺せ」と命じる。だが、マイケルは拒否し、激怒したジョアンナは電車を脱線させ、全員を殺害しようとする。

マイケルは、カーブ直前に最終車両を切り離し、乗客たちを救う。だが、警察はマイケルが乗客たちを人質にとっていると思い、彼が犯人であると思う。マーフィーが交渉しにやってくるのだが、彼はエンリケを殺害した犯人と同じことを言っていたため、マイケルはマーフィーこそが犯人であると気付くのだった。

マーフィーはジョアンナに「プリンが死んだと確認しなさい」と言われる。だが、乗客が口々に「プリンは自分だ」と言うため、マーフィーは混乱する。その隙を縫って、マイケルはマーフィーを捕らえる。彼の追跡装置を取り外し、マイケルはマーフィーを外に突き出し、狙撃兵は彼をマイケルだと思い、射殺してしまうのだった。

ソフィアは、FBIに保護され、彼女の知っている情報を伝える。マイケルは無事に家族に会うことができ、マイケルの元上司である警察署長は、「マイケルはヒーローで、正しいことをする人物」であると言うのだった。

しばらくして、ジョアンナは電車に乗っていた。マイケルは、いつか彼女が声をかけたように、今度は彼の方から声をかける。これからどんなことが起こるのか、と訊ねるジョアンナに、「ちょっとしたことさ」と言い、マイケルは警察バッジを見せるのだった。

タイトルとURLをコピーしました