映画「ザ・ボルト」あらすじ・ネタバレ・結末

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簡単なあらすじ

1) 姉妹のリーアとビー、そして彼女たちの兄弟であるマイケル、金庫破りのクレイマー、そしてサイラスの5人は、センチュリオン信託銀行に強盗に入る。だが、銀行にはわずか7万ドルしかなく、目標の50万ドルには程遠かった。

2) そこで、業務部長エドは「暴力を振るわないと約束してくれれば、600万ドルが眠っている地下金庫に案内する」と提案する。だが、その地下金庫は1982年、強盗犯が人質たちを虐殺し、火を放ったいわくつきの場所だった。

3) クレイマー、サイラスは亡霊たちにより次々に殺害されてしまう。銀行の外は警察が取り囲み、ビー、リーアたちは地下道から逃げ出そうとするのだが、マイケルは自らを犠牲にして亡霊たちをガス爆発に巻き込む。

4) 警察は聴取の中で、強盗たちを地下金庫へと導いた人物・エドを探した。だが、エドは1982年、強盗事件の中で命を落としていた。警察は、「被疑者全員死亡」として強盗事件を解決としようとした。一方、リーアとビーは落ち合う。そこで、車のエンジンがかからなかったため、エンジンルームを見ていたビーは、背後から亡霊により首を斬りつけられるのだった。

詳細なあらすじ

姉妹のリーアとビー、そして彼女たちの兄弟であるマイケル、金庫破りのクレイマー、そしてサイラスの5人は、センチュリオン信託銀行に強盗に入ることを計画していた。ギャングに借金の取り立てをされている弟マイケルを救うため、リーアとビーは犯行を決意したのだった。

彼らは、銀行にそれぞれ客や就職希望者、消防士などに偽装して入り込み、その上で人質をとって強盗を行う。だが、銀行にはわずか7万ドルしかなく、目標の50万ドルには程遠かった。一方、警察は行員と考えられる人物の無線により、彼らの銀行襲撃に気づく。

リーアはすぐさま逃げ出したかったが、ビーとサイラスはさらに現金を要求していた。そこで、業務部長エドは「暴力を振るわないと約束してくれれば、600万ドルが眠っている地下金庫に案内する」と提案する。クレイマーは、「金庫を開けるのに20分はかかる」と言う。リーアとサイラスは、エドをセキュリティルームにつれていき、カメラでほかの部屋を監視していた。一方、ビーはロビーに留まっていた。

クレイマーが金庫を破っていると、ライトが点滅した。そして、白いマスクをした男、そして人質のような集団が、彼を襲い掛かるのだった。そして、クレイマーは古い金庫の中に閉じ込められてしまう。リーアとビーは、2階のセキュリティモニターで監視を行っていた。だが、彼らには白いマスクの男の様子は見えず、クレイマーが混乱している様子しか映っていなかった。

無線からクレイマーの叫び声が響き、防犯カメラの映像からもクレイマーの姿は消えた。そこでビーは地下室まで向かうのだが、ロックされてしまっており、入ることはできなかった。一方、サイラスは、集められた人質の人数を数え、全員いることを確認する。

マイケルが地下室を確認しに行くと、そこには茫然とした様子のクレイマーがいた。彼は、採掘ドリルを自らの頭に向け、そして自殺してしまうのだった。セキュリティルームに戻り、リーアはエドに「何が起きているの?」と質問する。エドは、「何が起きているのか分からない」と言う。

そこで、部屋の電話が鳴った。電話をかけてきた相手は警察であり、なぜ通報されたのかリーアは分からなかった。そこで、リーアは、スーザンが警察に通報したと疑う。だが彼女は、「通報したのは銀行自体」と言う。

「1982年、白いマスクの強盗が押し入り、人質を大量虐殺し、その上生きている人々に火を放った」と明かす。その後、その白いマスクの強盗は姿を消し、逮捕されることはなかったとスーザンは明かす。「白いマスクの男がまだ地下にいて、それが原因ではないか」と彼女は語る。

ビーは、現金のいっぱい詰まったダッフルバッグを持っていた。その現金を調べると、全ての紙幣は1982年に印刷されたものだった。不気味に思うリーアと、考え過ぎだというビーは口論を始めるが、そんな中、近くの窓が破られる。警察が射殺しようとしていると思い、彼らはその場を去る。

マイケルが地下道へと向かう途中、助けを求める女性の姿を見つける。だが、無線に応答している間に、彼女は腐乱死体になっていた。

リーアは、アイガー捜査官からの電話を受け、1人を解放することで時間稼ぎをしようと考えていた。そんな中、リーアは電話で亡霊の声を聞くのだった。

ビーは、地下に戻ってマイケルを探す。すると、そこでサイラスが拳銃自殺しているのを発見する。そこにマイケルが現れ、「脱出する準備ができた」と言う。マイケルは一緒に逃げず、火を放って時間を稼ぎ、リーアとビーを逃がそうとするのだった。リーアは、人質を解放し、現金の入ったダッフルバッグを手にし、地下へと向かう。

脱出しようとするのだが、途中でマイケルが連絡してきたように思い、彼女は金庫に戻ってしまう。すると、人質の亡霊たちが彼女を取り囲んでしまう。マイケルは、リーアを先に行かせる。リーアはマイケルを呼ぶのだが、漏れ出てくるように聞こえる曲が聞こえるだっけだった。

マイケルは亡霊たちがリーアを殺害しようとしていると気付き、自らを犠牲にしてガス栓を開けて爆発により亡霊たちを吹き飛ばす。

リーアとビーは無事に逃亡し、「警察は、被疑者全員死亡」として強盗事件を幕引きとした。リーアは、車を路肩に停める。ビーは、「お金はどこ?マイケルはどうしたの?」と訊ねる。リーアは、現金入りのダッフルバッグを投げ、「マイケルは死んでしまったわ」と話す。そしてリーアは、「私も亡霊たちを見た」と明かす。ビーは、「警察が撃ってきたことしか覚えていない」と言う。

警察は、銀行で従業員に聴取を開始する。その中で、強盗たちを地下金庫へと導いた人物が誰なのか、と調査を開始する。だが、それを行った業務部長エドは、1982年の事件で死亡していたのだった。彼は、警察に通報しようとして強盗に射殺されていた。その時の無線音声が、今回の銀行強盗を警察に知らせた無線内容と丸っきり同じだったのだった。

リーアは、エンジンをかけようとするが、かからなかった。そこでビーがエンジンルームをチェックしようと外に出る。すると、突然ラジオがかかり、全ての局で同じ曲が流れる。それは、リーアが銀行の地下で耳にした曲だった。ビーは、背後から白いマスクの男に首を斬りつけられる。

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