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真田丸 第1話 「船出」あらすじ・ネタバレ

      2016/08/04

簡単なあらすじ

1) 天正10年(1582)2月、武田信玄(林邦史朗)の死から9年後、武田家は勝頼(平岳大)が当主となり、織田信長(吉田鋼太郎)の軍勢に侵略される危機を向かえていた。

2) 真田昌幸(草刈正雄)は、勝頼に「新府城を捨て、岩櫃城に篭もり、機を伺いましょう」と進言する。勝頼は、昌幸の提案を採用するが、小山田信茂(温水洋一)、跡部勝資(稲荷卓央)ら家臣に、「岩殿城に向かうべきです」と進言され、なおかつ父親の築いた地を離れることはできないとのことで、岩殿へと向かう。

3) 昌幸の子・信幸(大泉洋)、信繁(堺雅人)らは、武田家の本隊と分かれ、父の待つ岩櫃城へと向かう。だが、手勢は少なく、野盗などに襲われる可能性もある、危険な決死行だった。

4) 勝頼は岩殿城へと向かうが、城戸が閉じられてしまう。小山田信茂が裏切り、織田側に寝返ったためだった。新府城は、すでに燃やしており、勝頼は途方に暮れることになる。

起:迫る徳川家

天正10年(1582)2月、武田信玄(林邦史朗)の死から9年後、武田家は勝頼(平岳大)が当主となり、織田信長(吉田鋼太郎)の軍勢に侵略されようとしており、危機を迎えていた。

その先鋒がやってくる山中、武田家に仕える真田 源次郎 信繁(堺雅人)が身を潜めながら侍従とともに歩いていた。信繁の目前には、徳川勢がいた。信繁は、足を滑らせ、崖下へ落下してしまい、見つかってしまう。

信繁は、徐ろに馬へと忍び寄り、盗んで走り去る。徳川勢は呆気にとられながらも、追い立てる。この若者・信繁は、33年後、大阪夏の陣で、徳川家康を自害寸前までに追い詰め、「日の本一の強者」と謳われることになる。

承:真田家

一方、諏訪・上原城では、勝頼が信長の侵攻に備えていた。武田の重臣が織田側に裏切ったことをきっかけに、織田は一気に兵を進めたのだった。さらに寝返る者も出ており、その者たちを成敗すべきか、一度、立て直しを図るべきか、紛糾していた。

真田昌幸(草刈正雄)は、勝頼に意見を求められ、「上野国の居城に戻り、織田を迎え討つべき」と進言。「潮を読むのでござる。今は、引く時。力を溜めて機会を伺うべきです。…信玄公直伝の軍略をもって、吉政の首、とってみせましょうぞ」と宣言する。

昌幸は、長男の信幸(大泉洋)に「お前は、先に新府城に戻れ」と指示し、駿河口に兵を進めてくるであろう徳川家の様子を伺わせる。その新府城には、弟の信繁(堺雅人)たちがいた。

信繁は、兄・信幸に、「駿河に入ってみたところ、徳川は軍事境にいます。恐らく、西の織田の動きを待って、恐らく一気に攻める作戦です」と伝える。信幸は信繁の危険な行動を叱責する。だが、信繁は「皆、西の織田勢ばかり気にしているので、南の徳川勢が気になったのです」と、奇しくも父・昌幸と同じ意見を口にし、信幸は驚く。信幸は、信繁に「叱られる前に、父に謝れ。俺も一緒に謝ってやる」と告げる。

転:武田家の存亡

昌幸が1ヶ月ぶりに新府城に戻る。信繁の母、祖母らが心配する中、昌幸は「安心せい。この昌幸がいる限り、武田が滅びることは決してない」と言う。だが、信幸、信繁2人だけには「武田は滅びるぞ」と先ほどと異なることを口にする。

信繁は、勝手な行動を謝罪しつつ、徳川勢の動向を告げようとするが、昌幸は「興味ない。ワシは、この城を捨てることにした。ここにいても先が見えておる」と言い、信繁・信幸の2人は驚く。

勝頼が、新府城を密かに訪れる。弱音を吐く勝頼に、信繁は「親方様には、父上の御霊がついております…浅間山が火でも噴かん限り、武田の家は安泰でございます」と励ます。だが、そこから間もなく、48年ぶりに浅間山が噴火する。

そんな中、御一門筆頭・穴山梅雪(榎木孝明)が突如、織田側に寝返る。以前から双方を内通しており、用意周到な裏切りだった。軍略全てが漏れ出ていることが考えられた。そこで昌幸は、勝頼に築城まもない新府城を捨て、守りの堅い岩櫃城に移ることを進言する。勝頼は、この提案を飲み、岩櫃城へと移動すると決める。

昌幸は、岩殿城の準備を行うため、一足先に向かう。だが、小山田信茂(温水洋一)、跡部勝資(稲荷卓央)ら家臣は、「真田は、裏で北条と繋がっているという噂がある」などと言い、岩殿城への移動を進言する。

結:真田丸、出航

勝頼は、密かに信繁、信幸たちの元を訪れ、「岩櫃には行かぬ。岩殿に向かう。父上が築いたこの甲斐を捨てられぬ…昌幸には悪いことした。だが、お前たちは儂に従うことはない。岩櫃に向かえ。今宵限りで、武田の人質を免ずる。明日からは好きにせよ」と告げる。そして、信繁の姉・松(木村佳乃)も人質から解放され、夫・小山田茂誠(高木渉)と分かれ、岩櫃へと向かう。

信繁は、岩櫃への移動をなおも進言するが、勝頼の意志は変わらなかった。そして、信幸は、移動のために与えられた武田の軍勢100名を「親方様は、まさしく真田の旗印。生き延びていただくことこそが、真田再起の道。親方様を守るものを減らすことは、我らの思いに背きます」と、勝頼に返す。

信繁・信幸たちは武田の本隊と別れ、少ない手勢での決死行で、父のもとである岩櫃に向かうことになる。信幸は、佐助(藤井隆)に、勝頼の決定について知らせる手紙を届けさせる。

3月3日、勝頼は新府城を出て、岩殿城へと向かう。信繁は、城を出た勝頼の姿を遠くから見守り、見送った。新府から岩櫃まで、歩いて3日の行程となる。織田側の手に渡らぬよう、新府城は燃やされた。

小山田信茂は、勝頼に同行する中で、城戸を閉じて勝頼を入れないよう茂誠に命じる。信茂は、織田側に寝返ったのだった。茂誠は、悲痛な思いで勝頼にそのことを告げる。

真田家一行は、野盗に襲われ、逃げ出す。戦国時代という大海原に、一隻の「真田丸」が波乱万丈な船出を始めた。

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次話:真田丸 第2話 「決断」あらすじ・ネタバレ

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