永里大介(香取慎吾)は、ロードバイクに乗っている最中、急に雨に振られる。天気予報がハズレ、「人生も天気と同じ。先のことは分からない」と言う。帰ると、陽三(西田敏行)が風呂場にイカを放しており、大介は怒り出す。
大介がベランダに出ると、階下に熊谷葉菜子(上野樹里)の元夫・高瀬和弥(田中圭)がいた。葉菜子と復縁したいと考えてい和弥は、「話したいことがある」と言い、階下にいることを告げる。そこで、葉菜子に「なんで来たの?」と言われ、和弥は「葉菜子ともう一度結婚したい!」と大声で言う。
葉菜子は、「思い出したくないの。せっかく気持ち切り替えられたんだがら。もう、放っておいて」と、話を聞こうとしない。
佐々木彰一(荒川良々)は、葉菜子に「僕と結婚してください」と電話する。だが、葉菜子は「無理です」ときっぱり断る。
葉菜子の部下・田中莉奈(水原希子)が、大介の部屋を突然訪れる。莉奈は、合コンで知り合った大介に好意を持っており、自分で焼いたケーキを持参してやってきた。大介は留守であり、陽三は勝手に莉奈を部屋に上げる。
莉奈は、あさひ製紙という大企業の令嬢であると判明する。莉奈は、大介の好きなものや趣味などについて、陽三から情報収集を行う。
葉菜子は、大介に「元ダンナと、よりを戻すのは無理だから」と、陽三に母親と結託してくっつけようとするのはやめるように言っておいて、と言う。
翌日、大介が出社すると、佐々木彰一(荒川良々)が、「婚活パーティーに申し込んでおいたから、みんなで行こう」と勝手に言い出す。だが、大介は断る。入江春人(千葉雄大)も「自分は結婚している」と言って断り、大介や佐々木は驚く。入江は、学生時代に同棲していた相手と籍を入れたのだった。
莉奈は、大介に「ロードバイクに一緒に行きましょう」と誘う。だが、大介は「ロードバイク好きじゃない人とロードバイクに行っても楽しくないんで」と断る。
葉菜子は、スポーツジムで大介に「結婚してる人を友達に紹介するなんて」と、クレームを入れる。だが、大介は「俺も知らなかったんだ」と反論する。ジムの帰り道、葉菜子は和弥と別れた理由について、「いい人だよ…いい人だけど、それで居心地がいいとは限らない」と言う。大介は「ちょっとくらいダメな奴の方が居心地がいい」と言い、意見が合ったことに葉菜子は驚く。
大介の家に、入江がやってきていた。陽三は、「結婚式をしよう」と提案する。入江の妻・あかりは、「『ウェディングドレスが見たい』なんて、今まで言ってくれなかったじゃない…嬉しい」と、突然の提案に喜ぶ。大介は、「どうかしてるぜ」と理解できない様子だった。
浩太(髙田彪我)は、中学校に通い始めていた。そんな中、母親・恵(水野美紀)からのLINEが届く。「陽三さんとの約束、どうなってるの?」と返信するが、恵は返事を返さなかった。
大介は、葉菜子を待ち伏せする和弥に遭遇する。付きまとうのをやめた方が言い、と大介は言い、反発する和弥と口論となる。そんな様子を見ていた警察官が、声を掛ける。
佐々木は、陽三にフェイスブックのアカウントを作ることを手伝う。そんな中、帰宅した浩太が浮かない顔をしているのが陽三は気になる。
和弥と大介が、警察官に事情聴取をされているところに、葉菜子がやってくる。だが、和弥の人柄を知った大介は、「いい人じゃん」と誤解していたことを詫びる。和弥は、大介と葉菜子を誘って、3人で近所のビストロへ向かう。
そのビストロは、葉菜子がクレームをネット上に書いていた店だった。葉菜子は、店員から、「ウチの悪口を書いてるの、あなたですよね?客が減ってるんですよ。もう、来ないでください」と言われる。「好きだからこそ…」と言う葉菜子だったが、店員は聞き入れず、出て行かせようとする。だが、大介は「本当に、客数が減ってるのは、クレームのせい?この店には、至らない点がいっぱいある。”クレーマーはなこ”の困る点は、それがまんざらハズレてないことだ」と言い、葉菜子をフォローする。
帰り道、和弥は葉菜子に再び再婚して欲しいと申し入れ、抱きしめる。
大介のマンション前で、莉奈がロードバイクを購入してそれを見せにやってきた。ネットで買ったという、体に合っていないロードバイクを見て、大介は「専門店に引き取ってもらおう。そこで、合ったロードバイクを見つけてあげるから」と、後日、一緒にロードバイク専門店に行こうと誘う。