真田丸 第33話「動乱」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 太閤秀吉の死後、老衆・徳川家康(内野聖陽)と石田三成(山本耕史)の対立は激化し、三成は家康を討つことを決意する。三成は、少数の者たちで伏見城下の徳川屋敷を急襲することを決める。

2) 家康は身を隠すことを考えるが、正信は「大事にし、諸大名に危機を訴え、屋敷の守備に駆けつけるよう呼びかけるのです。彼らが、徳川につくかどうかを試すのです」と提案し、家康はその案に乗る。

3) 家康側の陣営には、多くの大名が集まった。一方、三成は前田利家、細川忠興らを説得しようと試みるが失敗に終わる。家康の陣営には多くの大名たちの旗が掲げられる中、三成は大谷吉継(片岡愛之助)、加藤清正(新井浩文)らの説得も聞き入れようとしない。

4) 頼りの真田家、大谷も家康側に味方したことを知るも、三成は少数の兵を率いて家康の屋敷へと向かおうとする。だが、そこで上杉景勝(遠藤憲一)は「家康は、儂が討つ。それまで待つのじゃ。義はこちらにある」と言い、三成に挙兵を諦めるよう説得するのだった。家康は、一声で大名たちが集まったことから、「儂の一言でこれだけ大名が集まった。決めたぞ」と、天下統一を目指すことを決めるのだった。

詳細なあらすじ

太閤秀吉の死後、老衆・徳川家康(内野聖陽)と石田三成(山本耕史)の対立は激化し、三成は家康を討つことを決意する。三成は、少数の者たちで伏見城下の徳川屋敷を急襲することを決める。

信繁(堺雅人)は、「家康の首をとることで、真田家にとって本当に良いものなのか」と悩んでいた。そんな中、暗殺計画が板部岡江雪斎(山西惇)によって本多正信(近藤正臣)に漏れてしまう。

家康は身を隠すことを考えるが、正信は「大事にし、諸大名に危機を訴え、屋敷の守備に駆けつけるよう呼びかけるのです。彼らが、徳川につくかどうかを試すのです」と提案し、家康はその案に乗る。

奇襲することができなくなるが、三成は「大義はこちらにある」と、大名たちを説き伏せて自陣に引き入れようとするが、上杉景勝(遠藤憲一)たちを始め、味方はなかなか揃わない。

信繁は、昌幸(草刈正雄)に相談するが、「刺客を送ったばかりで、今さら徳川につけるか」と、家康側につくことはできないと言う。一方、信幸(大泉洋)は、家康側の顔を立てる必要があり、「敵味方に分かれて戦うのは勘弁してくれ」と信繁に言う。

寧(鈴木京香)は、「争いのない世を作ったのは、殿下です。殿下の命に逆らうこの戦を、私は許しません」と、三成に争いをやめるよう伝えて欲しいと信繁に言う。三成は、前田利家を説き伏せようとするも、「諦めよ」と言われてしまう。

家康側につく大名は多数であり、信幸は「いざという時、誰が一番頼りになるのか」と試しているのではないかと考える。伊達政宗(長谷川朝晴)らを始めとして、「石田を成敗してやる」と気勢を上げる。そんな中、先の暗殺未遂も石田の手の者であるとの噂が流れていた。

加藤清正(新井浩文)は、三成に「力づくで相手を倒そうなど、お前の性分には合わぬ。振り上げた拳、どうしていいか分からないんだろ?」と、家康討伐を諦めるよう言う。だが、三成の決意は変わらなかった。

三成は、細川忠興を味方に引き入れることを考え、再び説得に向かうが、失敗する。三成は味方を集めることができず、信繁は父・昌幸に「父上には、徳川側に味方についていただき、三成様にあきらめていただきたいのです」と提案し、昌幸は家康側につく。

三成は、大谷吉継(片岡愛之助)に加勢してもらうことを依頼するが、友人であった吉継ですら徳川側につくこととなる。「徳川が中心となって、秀頼殿をお守りするのだ…今、兵を引けば不問となる」と言うが、三成は引こうとしない。

家康は、大名たちを前に「こうなっては、石田は手も足も出まい」と笑みを浮かべる。そんな中、昌幸は軍議を開き、「政を我が物としようとする石田を返り討ちにし、できることならば首をとる」と言う。

三成は、わずかな味方たちの前で、「我らだけで攻め入る」と言い、信繁に「戦の準備をせよ」と言う。大谷吉継、真田も徳川側についたことを知るも、三成は「家康は、切腹を迫るだろう。それならば、討ち死にして散るのみ」と言う。

そんな三成に、信繁は「なりません。安寧の世のため、働くことができるのは三成様だけです。今、死ぬことはなりません」と説得する。そして、そこに上杉が現れ「家康は儂が討ちとる。その時まで待つのじゃ。義はこちらにある」と、三成を説得する。

家康は、正信に「儂の一言でこれだけ大名が集まった。決めたぞ」と、天下統一を目指すことを決めたと話すのだった。正信の表情を見て、家康は「お主の本当の狙いは、これだったのか」と気づく。

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