「IQ246 華麗なる事件簿 第5話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 新進気鋭のアーティスト・千代能光一(成宮寛貴)は、番田要(矢本悠馬)と『バナナ&チョコ』というユニットを組んでいた。番田が別のアーティストであるアラン・ウォズニアックとユニットを組む可能性を知り、千代能は殺意を抱く。そんな彼のもとに、「完全犯罪の方法、教えます 13」というメールが届く。

2) 番田は、高所に登場する予定であった。その場にいた招待客はARでゴーグルをつけており、高層ビルに番田が立っているように見える予定だった。ところが、番田はまるで踊っているかのように見え、その後、落下して死亡する。

3) 千代能は、番田の食べていたせんべいを、アレルギーのあるエビの入ったせんべいにすり替えていた。アレルギー症状を起こした番田は、アドレナリン自己注射で症状を抑えた。

4) ところが、パラメトリックスピーカーで番田だけに千代能は、羽音を聞かせる。そのことで、番田は「ハチが近くにいる」と思ったのだった。番田は、ハチにもアレルギーがあり、「会場にハチがいる」と千代能は伝えていたのだった。強いストレスで再びアレルギー症状を引き起こした番田は、結果、落下したのだった。

詳細なあらすじ

和藤奏子(土屋太鳳)は、先代の執事・賢丈(寺島進)にAR(拡張現実)のサッカーゲームをプレイしていた。

騒ぎに気づいた法門寺沙羅駆(織田裕二)に、賢丈はアートギャラリーのプレオープニングパーティーに行くよう言われる。パーティーで、嫁候補の鷲尾館長に会うよう賢丈は言う。

新進気鋭のアーティスト・千代能光一(成宮寛貴)は、番田要(矢本悠馬)と『バナナ&チョコ』というユニットを組んでいた。番田が別のアーティストであるアラン・ウォズニアックとユニットを組む可能性を知り、問いただすと番田は「俺が自由に表現できるのは、ここじゃないのかな」と言う。

自分を捨てると考え、憤る千代能に、「完全犯罪の方法、教えます 13」というメールが届く。

沙羅駆は、ARゴーグルをつえてパーティー会場にいると、蝶をまとったような女性を見かける。

千代能は、スタッフの1人のブーツの中にハチの死骸が入っていることに気づく。そのことを知った番田は、恐怖を感じている様子だった。

千代能がスピーチを行っていると、番田が高い場所から飛び降りて死亡する。ヴァーチャルリアリティの映像に酔った奏子は、ゴーグルを外していた。番田は、何かを追い払うような仕草をした後に落ちていた。番田は、ARで高層ビルの屋上にいるかのような演出で登場する予定であったという。

沙羅駆は、番田が翌日に歯科の予約をしていたところから、自殺の可能性はないと考える。さらに、番田が命綱を外していることに疑問を抱く。また、番田は、いつもは表舞台に立たないにも関わらず、珍しく派手な演出で登場することも不思議に思う。

沙羅駆は、番田の仕事部屋で、虫除けスプレーなどが多くあるのを見かける。そして、彼の脚に注射痕があるのを発見する。そして、「なんらかの自己注射の痕だ」と指摘するのだった。

賢正(ディーン・フジオカ)は、番田がなぜ踊ったような行動の後、落下したのか不思議に思う。一方、沙羅駆は事件現場となったアートギャラリーを再び訪れる。そこで、番田が自己注射を行った注射器を見つける。

千代能もまた、事件現場を訪れる。そして、「番田が最後にどんな光景を見たのか」と、訪れた理由を話す。番田の仕事仲間での評判が「最悪だった」と言う沙羅駆に、千代能は声を荒げて反論する。

番田は、アナフィラキシーショック用の注射を行っていた。番田は、エビのアレルギーがあるが、エビ入りのせんべいを食べてしまっていた。注射により、えびせんのショック症状がおさまった後、番田は再びアレルギーを起こしていた。

沙羅駆は、千代能に「ARで、番田さんを落とすことは可能ですか?」と言う。「錯覚を起こすことは可能ですか?」と言うが、千代能は「私にそんな技術はありません」と言う。さらに、沙羅駆は千代能の住むマンションの屋上で、養蜂を行っていることを指摘する。
沙羅駆は、千代能に「警察は事故と断定したため、ギャラリーの機材撤収を早くしてもらいたい」という情報を流す。千代能は、1人でギャラリーにいた。そこで、他のスタッフには聞こえない音を千代能は聞く。

千代能は、パラメトリックスピーカーを回収していた。そのスピーカーは、ごくわずかな、近くにいる人物に音を聞かせることができる。沙羅駆は、千代能が仕掛けたスピーカーを、自分のスピーカーとすり替えており、千代能に音を聞かせたのだった。ARによる映像ではなく、音による誘導で死に至らしめたのだった。

番田は、パラメトリックスピーカーによってハチの羽音を聞かせ、近くにハチがいると勘違いし、振り払おうとする仕草をしていたのだった。千代能はまず、エビせんべいを普通のせんべいとすり替えて番田に食べさせた。アナフィラキシーショックを起こした番田は、自己注射で回復した。

ところが、ハチにもアレルギーがあり、刺されるという恐怖から、強いストレスを感じ、再びアレルギー症状を悪化させてしまった。結果、高所から落下してしまったのだった。

沙羅駆は、番田が新たな相棒として考えられていた、アランの名刺を破っていたことを明かす。そして、「友達のことを信じられなかったのは、あなただ」と言う。

千代能は逮捕され、東京オリンピックのセレモニーは別のアーティストが担当することになった。千代能は、「この犯罪、13という人物が考えたものです」と言う。それを知った沙羅駆は、「この犯罪、醜悪至極なり!」と言う。

沙羅駆に、「完全犯罪の方法、教えます 13」というメールが届く。そして、非通知設定で電話が鳴り、沙羅駆は「マリアTか?」と訊ねる。「いつになったら会いに来てくれるの?」と言う彼女に、沙羅駆は「私もだ」と言う。

次話:「IQ246 華麗なる事件簿 第6話」あらすじ・ネタバレ

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