映画「HERO 2007年版」あらすじ・ネタバレ

簡単なあらすじ

1) 久利生公平(木村拓哉)検事は、被告人・梅林圭介(波岡一喜)の傷害致死事件を担当する。梅林は犯行を認めていたのだが、裁判になると一転して無罪を主張する。

2) 梅林が主張を翻したのは、有名な蒲生一臣(松本幸四郎)弁護士が担当し、指示されたためだった。梅林は、贈収賄事件で疑惑がもたれている代議士・花岡練三郎(森田一義)のアリバイを証明する証人として用意された人物であり、彼が有罪となると、花岡の立場も危うくなるのだった。

3) 久利生は、花岡のアリバイを崩すことを考え、捜査を行う。現金の受け渡しが行われた時間、花岡が訪れていたと主張する歯科クリニックにはクルマが置けず、花岡の主張は矛盾していると明らかになる。

4) さらに、花岡が歯科クリニックを訪れていた時間、同じ場所に梅林はおらず、自宅近くで起きていた火災現場の写真に梅林が写り込んでいたことが判明する。梅林は有罪となり、花岡は贈賄容疑で追求されることとなった。

起:久利生の帰還

久利生公平(木村拓哉)検事は、人気キャスター榎本由起暴行事件をきっかけに、那覇地検石垣支部へと左遷される。その後、山口地検虹ヶ浦支部を経て、久利生は東京地検・城西支部へと異動となった。

芝山貢(阿部寛)が、妻・良子(奥貫薫)との離婚調停で手が回らず、久利生は芝山が担当していた傷害致死事件を任される。被告人・梅林圭介(波岡一喜)は、口論から被害者・里山裕一郎(山中聡)を殴り、転倒させてしまう。結果、縁石に頭部をぶつけ、里山は死亡してしまったのだった。

芝山は、逮捕された際は罪を認めていたが、裁判が始まると、一転して無罪を主張する。梅林の弁護は、刑事事件無罪獲得数日本一を誇る蒲生一臣(松本幸四郎)弁護士が担当していた。

承:事件の背景

梅林の事件を、蒲生弁護士が担当していることに疑問を抱いた久利生は、その理由を突き止める。梅林は、贈収賄事件で疑惑がもたれている代議士・花岡練三郎(森田一義)のアリバイを証言する人物だったのだ。花岡代議士の秘書・大藪正博(石橋蓮司)は、贈収賄疑惑に絡むアリバイ工作に梅林を利用したのだが、梅林が傷害致死事件で起訴されてしまったため、蒲生に弁護を依頼したのだった。

贈収賄が行われた日、花岡代議士は歯科クリニックに受診していたことになっていた。そのクリニックの入っているビルの警備員が梅林だった。梅林が逮捕・立件されると、花岡代議士のアリバイも崩れてしまうため、有名弁護士が梅林の事件を担当することになったのだった。

梅林は、自らのクルマを手放していた。クルマは現在、韓国・釜山にあると知り、久利生や雨宮舞子(松たか子)は向かう。韓国・釜山地方検察庁の検事カン・ミンウ(イ・ビョンホン)の協力の下、2人は捜査を行うが、手がかりは掴めなかった。帰国する間際、カンはスペイン語で話しかけるが、久利生はその意味が分からなかった。

転:花岡代議士の出廷

久利生は帰国し、歯科クリニックのビルを訪れる。そこで、駐車場は4台分であり、現金の受け渡しが行われた当日、すでに3台は埋まっていたことに気づく。残る1台分のスペースには、梅林のクルマが停められており、花岡はクルマを停めることはできなかったはずであると判明する。

裁判が始まり、久利生は証人として花岡代議士の出廷を求める。久利生は、事件についての新事実を突きつけるが、蒲生弁護士の反論に苦しめられる。

結:逆転

梅林は収賄事件の争点となっている日、歯科クリニックではなく、自宅周辺にいたと考えられた。さらに、梅林の自宅周辺では放火事件が起こっていたことが明らかになる。逮捕された放火犯・郷田秀次(古田新太)は、騒ぎとなっている現場を携帯電話で撮影していた。

写真のどこかに、梅林が写っているのではないかと考えられ、城西支部の検事たちは、携帯電話に入っていた写真の確認を行う。結果、梅林が火災現場にいたと決定付ける写真が発見される。梅林は傷害致死事件で有罪となり、花岡代議士のアリバイは崩れ、収賄事件で逮捕されることになる。

久利生は、カンの去り際の言葉が気になり、行きつけのバーで、マスター(田中要次)に翻訳機を借りる。すると、その言葉の意味は「彼女(舞子)を手放すな」というものだった。その言葉に、久利生は「手放さない」と応じるのだった。

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