簡単なあらすじ
1) 名波竜(山村隆太)は、高梨あすか(西内まりや)を呼び出して、別れを切り出す。名波は、「あすかは何も悪くない。これ以上、迷惑をかけられない…俺は、独りが向いてる。1人になりたいんだ」と理由を説明する。
2) 名波は、モスクワ支局に異動が決まっていた。自分ではあすかのことを幸せにできないと考えた名波は、自ら身を引くことを考え、別れを切り出したのだった。だが、名波はそのことをあすかには告げずにいた。
3) あすかは、なかなか名波との別れを受け入れることができなかった。そこで名波は、桜木夕子(高岡早紀)と仲のいい様子を見せつけ、無理やり別れようとする。結果、あすかは次第に神谷暁人(山崎育三郎)との距離を縮めていく。
4) あすかは、名波から送られてきた、マンションの荷物の中に、キャンディを発見する。だが、あすかは名波からの指輪を外し、そのことに神谷は気づく。ある日、あすかは神谷から呼び出されるのだった。
詳細なあらすじ
名波竜(山村隆太)は、高梨あすか(西内まりや)を呼び出して、別れを切り出す。「本気なの?」と問うあすかに、名波は「うん」と頷く。名波は、「あすかは何も悪くない。これ以上、迷惑をかけられない…俺は、独りが向いてる。1人になりたいんだ」と理由を説明する。
あすかは、落ち込んでしまう。桐山莉央(中村アン)と牧瀬桃子(岸井ゆきの)は、あすかのことを気遣うが、何があったのかは分からなかった。そんな中、神谷暁人(山崎育三郎)はあすかを栃木出張に誘う。東洋工科大の坂上教授に、フィンテック関連のレクチャーを受けるためだという。
あすかは、名波のマンションに戻り、「名波さん…私のせいで記者に追いかけられてごめんね…あの時、鍵を受け取りに行かなければ、こんなことにならなかったよね」と謝る。だが、名波は「あすかのせいじゃない」と言う。
名波は、桜木夕子(高岡早紀)を呼ぶ。2人の仲を見せつけるようにして、名波はあすかに別れを受け入れさせようとしていた。あすかは、出て行くしかなかった。
名波は、3月下旬にモスクワ支局に異動が決まった。その辞令を受けて、名波は神谷に会い、「僕には彼女を幸せにはできない。別れようと思っています」と告げる。
実家に戻ったあすかは、部屋で泣いていた。そんな姉のことを、奏(葉山奨之)は心配する。
あすかは、神谷とともに東洋工科大に行く。そこで、神谷が幼少期に大学近くに住んでいたことが明らかになる。帰りに、神谷はイチゴ栽培を行うビニールハウスに連れていく。そして、イチゴをふるまう。そのビニールハウスは、神谷の同級生・橋本がイチゴ栽培を行っているところだった。
氷室統哉(杉本哲太)と三上響(沢村一樹)は、名波に「庇いきれなくてすまなかった」と謝罪する。そして、「向こうに行っても頑張れよ」と激励する。
神谷は、あすかを誘って同級生とともに飲む。そこで、「マラソン大会でビリ」など、意外な過去が明らかになる。その帰り、神谷はあすかに「何か、困ったことがあったら言ってね」と言う。
三上に名波は、「あすかちゃんには言ったの?」と訊ねる。だが、名波は「もう別れたんで言ってません」と言う。
名波は、担当していた番組のナレーション録りを終える。ディレクターは「また番組を一緒にやろう」と言う。
あすかは、莉央や桃子に名波と「別れた」とさらりと報告する。そのことを聞いた小野は、名波に「俺には本当の理由を話してくれ」と言うが、名波は「1人になりたかっただけ」と言う。
あすかの実家に、マンションの荷物が名波から送られてくる。その荷物を部屋に運び、あすかは名波からもらった指輪を外す。神谷は、あすかが指輪を外したことを見逃さなかった。
矢沢麻衣(山賀琴子)は、SNSに写真を投稿したことを名波に謝罪する。だが、名波は「誰のせいでもないよ。これからも頑張ってね」と言う。
あすかは、AIファンドのプロジェクト進捗状況についてのプレゼンを行う。
夕子は、名波にモスクワ行きについて「それが理由なら、なんで彼女に伝えないの?格好つけちゃって…そんなの独りよがりよ。大切な人を傷つけてまで別れようなんて、間違ってるわよ」と言う。
あすかは、莉央たちに「荷物が送られてきて、別れを実感した」と言う。そして、「もう次の人がいるみたいで」と理由を説明する。小野は、夕子に乗り換えたことについて、「信じられない」と言う。
母・典子(石野真子)は、「結婚したいと思ってた人がいたんだけど、お父さんに猛アタックされちゃって…弱ってたんだと思う。でも、お父さんでよかったと思ってる。家族を大事にしてくれるし」と言う。あすかは、荷解きを行い、ダンボールの中から名波との思い出のキャンディを発見する。
あすかは、神谷から呼び出される。
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