あらすじ:ネタバレなし部分まで
ジェーン(サラ・バトラー)は、大手証券会社ゴールト・キャピタルで財務担当として働くキャリアウーマンだった。日々のストレスはキックボクシングで発散していた。そんな彼女は、恋人のレイ(ジェイソン・ブレア)に、「退職して気ままに暮らそう」と誘われていたが、忙しい日々に満足していた。
そんなある日、仲のいい上司のマイク(ビル・リーマン)が唐突に飛び降り自殺をしてしまう。マイクには自殺を図るようなそぶりが全くなく、ジェーンはその死に疑問を感じる。そんな中、ジェーンはタドゥス・ゴールト(マルコム・マクダウェル)社長に、マイクのポストへの就任を促される。
ジェーンはオフィスでマイクの遺品を整理していたところ、会社の不正な資金運用の実態を示すデータが存在していることに気づく。ゴールト社長が関与しているのは明らかだった。そして、マイクもその事実を掴んでいたと考えられた。
ジェーンは、上司のタフト(イアン・ゴメス)に相談すると、内部調査官のフランク(D・B・スウィーニー)に報告するように言われる。フランクは、ジェーンを深夜のオフィスに呼び出し、話を聞きたいと言う。だが、ジェーンはその中でマイクが口封じのために殺害されたと確信する。自分の命も危ういと考えたジェーンは、オフィスから逃げ出す。
フランクの正体は、社長のタドゥス・ゴールト(マルコム・マクダウェル)に雇わた暗殺者だった。深夜の超高層オフィスビルに閉じ込められ、暗殺者に追われる中、ジェーンは必死の脱出を図る。
あらすじ:ネタバレあり・結末まで
ジェーンは、エレベーターで階下へと向かおうとするが、タフトはエレベーターの回路をショートさせ、彼女はエレベーター内に閉じ込められてしまう。対応を巡ってタフトとフランクは口論となり、タフトは殺害される。
フランクはエレベーター上部からの侵入を図ろうとするが、特別な工具が必要で入れなかった。さらに、フランクは扉をこじ開けて銃口を差し入れ、ジェーンを射殺しようとするが、ジェーンも抵抗して拳銃を奪う。
フランクは、エレベーター修理工のロバート(アダム・トメイ)を呼び、エレベーター上部を開けるよう指示する。だが、ロバートはフランクがジェーンの命を狙っていると気付く。そのため、フランクはロバートをエレベーター内に突き落とす。
ロバートもエレベーター内で籠城しようとするのだが、上着に自宅住所が書かれており、家族を殺すと脅され、ロバートはエレベーターの扉を開ける。だが、同時にロバートはエレベーター上部を開けており、ジェーンを天井の上へと逃がすのだった。
ジェーンは、エレベーターの天井から上部へと出て、さらにフランクもやってきて揉み合いになる。ジェーンもキックボクシングで応戦するのだが、エレベーターから投げ出されてしまう。だが、そこに食事の約束に現れなかった彼女を案じた恋人のレイの乗ったエレベーターが上昇してきて、ジェーンは事なきを得るのだった。
フランクは、ジェーンを追って飛び乗ろうとするのだが、ジェーンの抵抗により落下、さらにエレベーターが下りてきて彼は死亡するのだった。
ジェーンは、会社を退社し、レイとともに過ごすことにするのだった。一方、ゴールト社長は横領が発覚し、社長も逮捕・裁判にかけられるのだった。