ヴォルデモートは、死の秘宝の一つであるニワトコの杖を探しており、ヌルメンガードという監獄に向かいます。そこで、杖のありかを聞き出すわけですが、その相手は誰なのでしょうか。
その答えは「ゲラート・グリンデルバルド」ということになりますが、この人物、ヴォルデモートと同様、「マグルを魔法使いが支配する世界」を目指しており、死の秘宝を追い求めていました。闇の魔法使いの中で、「ヴォルデモート卿の次に強力」と言われています。
ニワトコの杖を手に入れた後、グリンデルバルドは彼を脅威に思ったダンブルドアによって倒され、監獄ヌルメンガードに入れられています。2人とも死の秘宝に魅せられているという共通点があり、グリンデルバルドは死の秘宝をすべて集めて「死を制する者」になろうとし、ダンブルドアは「蘇りの石」を手に入れ、死んだ両親たちを蘇らそうとしていました。
ちなみに、この監獄ヌルメンガートは、グリンデルバルド自身が作ったもの(元々は要塞だった)です。グリンデルバルドとダンブルドアは幼馴染であったという設定もあります。
ヴォルデモートは、グレゴロビッチから「グリンデルバルドによってニワトコの杖が盗まれた」と聞き、彼にに杖のありかを聞きに行った訳です。