『ライオン・キング:ムファサ』を今さらながらだけど観るべき5つの理由

スポンサーリンク

「『ライオン・キング』は知っている。でも、その前日譚が作られたことは知らないし、観てもいない」

前作は見ていて好きだけど、『ライオン・キング:ムファサ』は見ていない。そんな人が意外と多い作品かもしれません。公開は2024年12月20日と、比較的最近の作品です。今回は、この作品について、ネタバレなしで、その理由を5つご紹介します。

どんな映画?(ネタバレなし)

偉大な王になる前のムファサは、実は両親と離れ離れになった孤児でした。そんな彼を群れに迎え入れたのが、王子のタカ。のちの「スカー」です。血のつながりを超えた兄弟の絆で結ばれた二人は、冷酷な敵から群れを守るため、新天地を目指す旅に出ます。

2019年に公開された超実写版『ライオン・キング』の前日譚で、監督はバリー・ジェンキンス。上映時間は118分です。

ちなみに、タイトルの「ムファサ」は、マナゾト語で「王」を意味するそうです。息子の「シンバ」はスワヒリ語で「ライオン」の意味だと言われています。

理由1:『ライオン・キング』の「なぜ?」がわかる

『ライオン・キング』を観た人なら、一度は思ったはずです。あの悪役のスカーは、なぜ「スカー(傷)」と呼ばれるのか。

実は、スカーはもともとの名前ではありません。本作では、彼の本当の名前が「タカ」だったこと、そしてムファサとどんな関係だったのかが描かれます。

王子のタカではなく、孤児だったムファサが王になる。その理由と、二人が道を分かつまでの物語が、本作の軸です。ティモンとプンバァといったおなじみのキャラクターも登場します。

理由2:吹替キャストが、とにかく豪華

日本語吹替版は、ディズニー本社の厳しいオーディションを勝ち抜いたキャストが集まっています。

ムファサは、歌舞伎俳優の尾上右近さん。タカは、人気グループTravis Japanの松田元太さんで、声優は初挑戦です。冷酷な敵ライオンのキロスは、渡辺謙さんが演じていて、ディズニー映画には初参加となります。

歌唱シーンも多い作品なので、吹替版ならではの歌声を楽しめます。

ライオン・キング:ムファサ-Amazonプライムビデオ

理由3:監督は、あの「作品賞取り違え事件」の人

監督のバリー・ジェンキンスは、映画『ムーンライト』でアカデミー賞作品賞を受賞しています。

この授賞式では、前代未聞のハプニングがありました。作品賞の発表で、プレゼンターが『ムーンライト』を『ラ・ラ・ランド』と読み間違えたのです。ジェンキンス監督は受賞後、『ラ・ラ・ランド』の関係者にも感謝を伝えました。

そんな騒動で知られる監督が、ディズニーの大作を任された。その背景を知ってから観ると、見え方が変わるかもしれません。

理由4:ディズニーの歌とビヨンセ母娘の共演を楽しめる

音楽を手がけたのは、リン=マニュエル・ミランダ。『モアナと伝説の海』や『ミラベルと魔法だらけの家』などのディズニー作品でも知られる音楽家です。本作のために、新しい曲を書き下ろしました。

また、シンバの妻ナラ役のビヨンセと、娘キアラ役のブルー・アイビー・カーターは、実の母娘です。映画では初となる母娘共演としても注目されました。

理由5:兄弟の絆の物語として、心に残る

本作は、「ディズニー史上最も温かく切ない兄弟の絆の物語」とも称されています。血がつながっていない二人が、兄弟として育っていく姿が胸に響きます。

映像も見どころです。毛の1本、葉の1枚までこだわった、実写と見分けがつかないほどの映像で描かれています。
観終わったあとに、前作の『ライオン・キング』の見え方が少し変わる。そんな作りになっています。

賛否のあるポイント

本作は、映画批評サイトのロッテン・トマトで、批評家の支持率が56%、観客の支持率が88%でした。批評家と観客で評価が分かれた作品です。世界興行収入は約7億2000万ドルで、前作の約16.6億ドルには及びませんでした。否定的な意見としては、次のようなものがあります。

• 実写のようなCGの動物が歌うことへの違和感:リアルな映像表現が、感情表現や歌との相性の悪さにつながっている、という指摘があります
• ストーリーが平凡:展開が読みやすく、前日譚として作る必然性が薄いと感じる人がいます
• 楽曲が印象に残りにくい:ミランダの曲が、前作の名曲に及ばないという意見があります

一方で、ジェンキンス監督の演出や音楽、物語の感情面を高く評価する声もあります。前作の超実写版を上回ったという評価もあり、見る人によって印象が分かれる作品です。

こんな人におすすめ

• 『ライオン・キング』は子どもの頃に観たか、名前だけ知っている程度で、「あの話の前に何があったのか」が気になる人
• 尾上右近さん、松田元太さん、渡辺謙さんなど、吹替キャストが気になる人
• 『モアナと伝説の海』や『ミラベルと魔法だらけの家』の音楽が好きな人

前作の「なぜ?」がわかる物語、豪華な吹替キャスト、アカデミー賞受賞監督、ミランダの音楽、そして兄弟の絆。『ライオン・キング:ムファサ』には、今観る理由がそろっています。兄弟の絆の物語に弱い人や、ディズニーの歌が好きな人なら、きっとハマるのではないでしょうか。

ライオン・キング:ムファサ-Amazonプライムビデオ

タイトルとURLをコピーしました