「逃げるは恥だが役に立つ 第8話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 津崎平匡(星野源)は、森山みくり(新垣結衣)を抱くことを拒絶してしまう。結果、ショックを受けたみくりは、平静を装おうとするのだが、家事の合間や飲んでいたワインのボトルを見るたび、あの夜のことを思い出してしまう。

2) そんな中、母・桜(富田靖子)が右足を骨折してしまい、みくりは母の世話を名目に平匡の家を出る。一方、平匡はみくりがどうして家を出て行ってしまったのか、その本当に意味に思いが至らなかった。

3) 平匡は、酔いつぶれて百合(石田ゆり子)の運転するクルマの後部座席で潰れていた。そんな中、同乗していた風見涼太(大谷亮平)が、百合に中学時代に振られたエピソードを話す。風見は、「あなたにどれだけ拒絶されても、大好きだよと言えばよかった。…自分ばかり見ている彼女に、何を言えばよかったんでしょうか?」と語り、そのことでようやく、平匡はみくりが拒絶され、ショックを受けて傷ついたことに気づく。

4) 平匡は、みくりに電話をかけ、「僕は、女性経験がありません。それでも良いと思って生きてきました。でも、あの時、失敗したらどうしようと怖くなりました。拒絶されたら、みくりさんがどう思うか、そういうことまで思いが至りませんでした」と謝罪する。みくりは、「傷つきました」と言いながらも、平匡と仲直りするのだった。

5) 平匡は、みくりを迎えに館山に向かったが、みくりは横浜に帰ってきていた。平匡はみくりの両親に強引に引き止められ、泊まることになってしまう。みくりは、平匡の帰りを部屋で一人待ちわびているのだった。

詳細なあらすじ

津崎平匡(星野源)は、ランチがコンビニ飯となり、日野秀司(藤井隆)に「奥さんとケンカでもした?」と言う。だが、沼田頼綱(古田新太)はみくり(新垣結衣)のことを「日雇い妻」と推理していた。

平匡がみくりを抱くことを拒絶した後、みくりはいつもと変わらぬ様子だった。だが、ある日突然、みくりは姿を消した。

土屋百合(石田ゆり子)に、みくりはアイスワインを返した。その理由を、みくりは「そのワインを見ていると、死にたくなるから」と話した。

みくりは、何事なかったかのように暮らそうとしていたが、家事の合間、ワインを見るたびにあの夜のことを思い出してしまうのだった。そのことに耐えきれず、みくりは実家に戻ったのだった。百合は、みくりに電話をかける。すると、彼女は「帰れない…離婚の危機だから」と言う。

「平匡さんだったら、私、いいですよ」と言ってしまったことを、「痛恨のミス」とみくりは考えていた。辛い記憶に苛まれていたところ、兄から母・桜(富田靖子)が右足を骨折してしまったことを聞かされる。母の世話を理由に、みくりは館山へと向かったのだった。みくりは、大量の作り置きおかずを用意し、「職場放棄」を行う。

栃男(宇梶剛士)は、妻・桜の世話をしていたが、家事のあまりのできなさに桜は苛立っていた。

沼田は、取引先が買収されると知り、社長に問いただす。もしその買収が行われれば、会社の収益の4割を失うこととなり、大量のリストラが行われてしまう可能性もあった。社内でパニックが起こるのを避けるため、沼田は「黙っているように」と社長に指示される。

みくりは、「仕事を探さねば」と考えるようになる。そこで、野口まゆという市議会議員のポスターを見て、「この手があったか」とつぶやく。そんな時、野口本人が横を通り、みくりは握手を求める。

みくりは、栃男たちに平匡へ電話をかけられそうになり、必死になって止める。そこで、兄に「ケンカでもしたか?」と言われ、動揺してしまう。

日野は、沼田の口を開かせるために、飲みに誘う。その場に、平匡も誘われていたが、「今、飲んだら言わなくて良いことまで言ってしまいそうだ」と考えていた。だが、日野と飲める機会もあまりないため、飲みに行く。

風見涼太(大谷亮平)は、みくりが急に姿を消したことについて、「よほど何か腹に据えかねることがあったのか」と言う。平匡は、「事情を知らないなら、何も言わないでください」と言い、皮肉に反論する。

桜は、健康診断で異常が見つかり、精密検査では異常なかったが、「私に何かあったら、お父さん、どうなっちゃうのかって思って」とみくりに言い、そのために家事をしっかりやってもらおうと思ったのだという。

桜は、「運命の相手なんかいない。運命の相手にするの。意思がなければ続かないのは、仕事も家庭も一緒じゃないかな」とみくりに言う。

風見は、百合に「中学時代、彼女に振られた」というエピソードを話す。自分と風見を比較する彼女に、風見は別れを告げられてしまった。風見は、「あなたにどれだけ拒絶されても、大好きだよと言えばよかった。自分ばかり見ている彼女に、何を言えばよかったんでしょう」と思っているのだ、と百合に言い、平匡もその話を聞いていた。

平匡は家に帰り、冷蔵庫に入れられていたみくりの手料理を見つける。そこに書かれた丁寧なメッセージを見て、平匡はハッとする。その料理を食べ、「どんな思いでこの料理を作り、家を出て行ったんだろう…」と思う。

みくりに桜は、「ずっといてもいいのよ」と声をかける。そんな中、平匡からみくりに電話がかかってくる。平匡は、「ごめんなさい」と謝る。「何の用ですか?」というみくりに、平匡は「話したいことがあるんです」と言う。

みくりは、「自分の気持ちを素因数分解してみたんです。それで、結論を出しました」というが、平匡は「待ってください。僕に言わせてください。…僕は、女性経験がありません。それでも良いと思って生きてきました。でも、あの時、失敗したらどうしようと怖くなりました。拒絶されたら、みくりさんがどう思うか、そういうことまで思いが至りませんでした」と話す。

だが、みくりは「知ってました。お義母さんの話とかを総合して…そんなことは大したことではありませんでした。でも、拒絶されたのはショックでした」と言う。

みくりは、「市議会議員になろうと思いました。そう考えれば、他の道もあるんだって、楽になったんです。…これから、303号室に帰ります。平匡さんはイヤだろうけども」と言う。

平匡は「会えます。今、いるんです。火曜日のハグをしたいと思っています」と言う。そして、館山の実家を訪れる。だが、みくりは横浜に帰ってきていた。すれ違いをしてしまい、平匡は強引に引き止められ、みくりの実家に泊まることになってしまう。

みくりは、平匡が料理を食べてくれていたことを嬉しく思う。そして、「待っています」とメールを送り、平匡の帰りを待ちわびていた。

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