真田丸 第21話「戦端」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 羽柴秀吉(小日向文世)は、北条氏政(高嶋政伸)に上洛するよう迫るが、氏政は応じない。千利休(桂文枝)の入れ知恵を受け、秀吉は天下統一を急いでいる様子であり、「北条を討ち滅ぼす」と石田三成(山本耕史)に戦の準備を命じる。

2) 家康は、氏政のもとを訪れ、上洛をせねば戦になると伝える。氏政は上洛を考えるが、「沼田領を引き渡せば上洛する」と秀吉に条件を突きつける。

3) 秀吉は、沼田領を渡すよう命じるが、そのことを信繁(堺雅人)は、父・昌幸(草刈正雄)に納得させることはできなかった。そこで、大谷吉継(片岡愛之助)は、氏政と昌幸に、秀吉の前でとことん談判させてみてはどうか、と提案し、秀吉はその提案を受け入れる。

4) 信繁は昌幸の代わり、板部岡江雪斎(山西惇)が氏政の代わりに談判の場に出席する。そこで、信繁は沼田の領地を守るため、談判に臨む。

詳細なあらすじ

後陽成天皇の聚楽亭行幸を実現させ、さらには嫡男が誕生したこともあり、羽柴秀吉(小日向文世)は全てを手に入れたかに見えた。だが、北条氏政(高嶋政伸)に上洛するよう迫るが、氏政は応じない。

秀吉は、「北条を討ち滅ぼす」と決断し、石田三成(山本耕史)に戦の準備を命じる。三成は、千利休(桂文枝)の入れ知恵であると考え、信繁(堺雅人)に確認する。信繁は、たしかに利休がそのように発言していたと明かす。

家康は、秀次(新納慎也)が秀吉の後釜を狙っており、嫡男を邪魔に思っていると考えていた。だが、秀次はそのような器ではない、とホッとしているのだと本心を口にする。

信繁は、きり(長澤まさみ)が秀次と仲が良いことを指摘し、「側室にでもなれれば万々歳だ」と言う。きりは信繁へ「私のことを振り回さないでください。好意があるように思えば、突き放したり…まるで子供ね」と言う。

信幸(大泉洋)は、稲(吉田羊)の扱いに困ってしまっていた。また、たびたび本多忠勝(藤岡弘)がやってくることにも閉口していた。

信幸は、姉・松(木村佳乃)からとり(草笛光子)の体調がすぐれないと言われ、病床に駆けつける。元妻・こう(長野里美)が甲斐甲斐しくとりの世話をする一方、稲は忠勝から「風邪がうつっては大変だ」と言われ、近づこうともしなかった。

家康は、氏政のもとを訪れる。秀吉が天下統一に王手をかけていることから、「長いものには巻かれろとは、決して卑怯者の方便ではござらん。生き残るものの知恵と心得てはいかがか」と言う。

さらに、家康は「上洛し、形だけでも秀吉に頭を下げること。それだけで、何も変わらん。私も、北条も上杉も。北条の領地を守るため…そうでなければ、我々の間柄も考え直さねばなりませぬ」と言い、説得しようとする。氏政は、「話は持ち帰る。だが、いずれ北条は秀吉を倒す」と言う。

氏政は、上洛する代わりに、「沼田領を引き渡せば上洛する」と秀吉に条件を突きつける。三成は、「それで上洛するなら、好都合ではありませんか…大名同士の争いを禁じる、その手本となります」と進言する。

三成は、真田昌幸(草刈正雄)を京の領地へと移動させようとする。信繁は説得を依頼されるが、「無理です」と言う。昌幸は京都へと呼び寄せられ、上洛することになる。京の真田屋敷で、信繁は沼田の領地を渡すよう秀吉が考えていると昌幸に伝える。昌幸は激怒し、納得しようとはしない。

大谷吉継(片岡愛之助)は、氏政と昌幸に、秀吉の前でとことん談判させてみてはどうか、と提案。秀吉は「面白い」とその案を受け入れる。信繁は、「いかに北条の主張が理不尽かお伝えするのです」という。

だが、この提案に氏政は反発。上洛はしないという。そこで、板部岡江雪斎(山西惇)が代わりに参加すると言うが、今度は昌幸が「氏政が出ぬなら、儂も出ん」と言う。結局、信繁は昌幸を説得できず、戦を避けるために、信繁と板部岡江雪斎が談判の場に出ることとなった。

信繁は、近くに潜んでいた昌幸に「徳川を味方につけるのじゃ…決して沼田を渡すな。これは戦じゃ」と言う。信繁は、腰痛で困る本多正信(近藤正臣)に湯治の湯を紹介してご機嫌をとろうとする。

3者が揃い踏みし、秀吉が現れてついに談判が始まる。

自らの領地を交渉の道具にされ、激怒する。秀吉と父・昌幸との間で、信繁(堺雅人)は板挟みとなってしまう。

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