「家売るオンナ 第2話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 庭野聖司(工藤阿須加)は、住み替えを希望する60代の城ヶ崎夫妻に相談を受ける。庭野は、夫妻の一軒家を訪れるが、誰もいないはずのトイレが流れる音がしていることや、5,000万円の査定額にも関わらず「住み替え先の予算上限は2,500万円」ということを不審に思う。

2) 城ヶ崎夫妻には、20年引きこもり続ける1人息子がいたのだった。夫妻は、息子・良樹(ビビる大木)が外に出て自立することを諦め、家を売って質素に暮らし、生活費を息子に残してやりたいと考えていたのだった。

3) 三軒家万智(北川景子)は、城ヶ崎夫妻に「2部屋を購入し、1部屋を貸して家賃収入を得る。それによって、息子さんが引きこもり続けることが可能です」というプランを提案する。既に息子の自立を諦めた夫妻、良樹はそのプランを受け入れることにした。

4) 良樹は、引きこもりつつ大家となったことをブログに書き、一躍人気ブロガーとなった。書籍化され、ベストセラー作家となった良樹は、テレビの取材を受けるまでになった。

起:住み替え希望の夫婦

庭野聖司(工藤阿須加)は、三軒家万智(北川景子)が入っていった豪邸が「一家8人惨殺」の事故物件であることに気づき、驚く。そんな中、住み替えを希望する60代の城ヶ崎という女性から電話がかかってくる。「会って相談したいのですが」と城ヶ崎は言い、庭野は快諾する。

エレベーターに、三軒家とともに庭野は一緒に乗る。「あの物件は、月5万円です」と、三軒家は事故物件に住んでいることを明かす。

三軒家は、白洲美加(イモトアヤコ)にポスティングを1,000枚するよう命じられる。三軒家は、美加に「この家の魅力は?」と言うが、美加は答えられない。課長の屋代大(仲村トオル)は、美加をフォローしつつポスティングに行かせる。美加は、チラシをトイレのゴミ箱に捨てて、サボろうとする。

「息子が独立し、一軒家では階段が辛くなってきたので、今の家を売って小さめのマンションに住みたい」というのが夫妻の希望であった。だが、庭野が査定のため城ヶ崎家を見て回ると、「ここは物置なので、見ないでください」と開かずの間があった。さらに、誰もいないはずの2階からトイレが流れる音がしたのだった。

さらに、一軒家を5千万円と庭野は査定するが、城ヶ崎夫妻は「住み替えの予算は、2,500万円が上限」と言う。開かずの間があることや、住み替えの予算が大きく査定額と離れていることなど、庭野は不審な点が多いと感じる。

承:引きこもり中年

三軒家は、美加にチラシに掲載されている物件を見に行くよう指示する。さらに、「翌朝までに、物件の利点を5分プレゼンできるようにしてきなさい」と命じる。

城ヶ崎は、住み替え先の物件を決めかねていたため、三軒家は同行すると言い出す。三軒家は、城ヶ崎家で夫妻に「本当に、2人暮らしなんですか?」と訊ねる。火災報知機を鳴らし、「火事だ!」と三軒家は叫ぶ。

すると、中年男性が階段を駆け降りてきた。それは、20年ひきこもっている城ヶ崎家の息子・良樹(ビビる大木)だった。城ヶ崎夫妻は、「私たちが死んだ後も、あの子が暮らしていけるように、質素な生活をしてあの子にお金を残してあげたいんです」と望んでいたのだった。

三軒家は、「息子さんが世間に出なくて済む、ひきこもりの城をお探しします」と言う。近所には「息子は海外赴任している」と言ってあったが、息子が夜な夜な空を見ているため、周囲には引きこもりであると知られていた。

庭野は、「息子さんは外に出たがっているのに、引きこもりの城を探すなんて、おかしいです」と意見するが、三軒家は「私に意見するなら、家を売ってからにしなさい」と言う。

転:三軒家のプラン

三軒家は、宅配ボックス付きの2LDKを勧める。ボルダリングの壁もあり、運動や防音性に優れていた。さらに隣合わせの1LDKを購入し、家賃収入を得てはどうか、と提案するのだった。

良樹は、「だまされるな」とメールを送ってきた。三軒家は、彼に直接会いに部屋へ行く。良樹は、ダンボールをかぶって話をする。

「良樹様に、引きこもり部屋をご用意しようと思っています。そのために、いくつかお聞きしたいことがあります」と三軒家は訊ねる。「どうして、お引きこもりなさったのでしょうか?」との質問に、良樹は「1996年10月、パリの国際会議でプレゼンテーションをした。その時、漏らしてしまったから」と明かす。

三軒家は、「ご両親が亡くなった後、この家に引きこもり続けた場合、引きこもり可能期間は9年。これから先も引きこもり続けるには、ライフラインを整えるしかないのです」と言い、提案についてよく考えて欲しい、と言う。

結:引きこもりプラン

庭野は、玄関にあった磨かれた靴を見て、「ご両親は、息子さんに外に出て欲しいと思っているんですよ」と言う。だが、三軒家は「ご両親はもうわかっている。40過ぎた引きこもりの息子が、外に出たって何ができるんだって。綺麗事を言うな。だから、お前は家が売れないんだ」と言う。

三軒家は、庭野に「引きこもり最強サバイバルプラン」を渡していた。そのプランをもとに、良樹は自身のブログに、「100歳まで引きこもれるプランを連載します。引きこもっている読者のみなさんに伝えるため、それを書いていきたいと思います」と書く。

美加は、足立聡(千葉雄大)とともに内見の案内を行う。美加は、三軒家に物件の利点を叩きこまれていたにも関わらず、上手く説明できなかった。足立との差を見せつけられ、美加は「会社、辞めます」と言って泣き出す。

城ヶ崎夫妻は、三軒家とともに内見を行い、購入を決定する。数週間後、引っ越しを行うも、相変わらず良樹は引きこもっていた。だが、3年後、ブログが人気となった良樹は、ブログを書籍化し、ベストセラー作家となっていた。

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