「これ…見て…(世にも奇妙な物語)」あらすじ・ネタバレ

スポンサーリンク

簡単なあらすじ

1) 河井あさみ(戸田恵梨香)は、不気味な子供にビデオカメラの映像を見せられる。その映像は、未来を映し出しており、映像の通りのことが起きる。

2) あさみは、恋人・久保田光一(向井理)の部屋に、見知らぬ女が侵入してくる映像を子供に見せられる。その通りのことが起き、あさみは光一の身を案じる。

3) 次にあさみは、光一が何者かに襲われ、頭に怪我を負う映像を見せられる。あさみは、光一のもとへと急ぐ。だがそこで、あさみ自身がストーカーであり、光一につきまとい行為を繰り返していたことが明らかになる。光一の部屋にやってきたのは、彼の恋人であった。

4) あさみはナイフで光一の彼女へと襲い掛かるが、光一に阻止される。もみ合いとなり、光一は頭を傷つけてしまう。光一と彼女は夜の図書館に逃げ込むが、そこであさみに見つかってしまう。

詳細なあらすじ

河井あさみ(戸田恵梨香)は、夜にキッチンで料理をしてつつ、恋人・久保田光一(向井理)と話をしていた。そんな中、夜11時を迎えるとインターホンが鳴った。あさみはチェーンロックしつつ玄関のドアを開けると、そこには見知らぬ子供がいた。

不気味な、その無表情な子供は「これ…見て…」と言い、ビデオカメラのモニターを見せる。すると、そこには玄関に倒れているあさみが映っていた。そして、キッチンに向かったあさみの「熱い!」という音声だけが聞こえた。

映像を見た後、あさみは意識を失ってしまう。目を覚ますと、子供が見せた映像の通り、空焼きしていたフライパンを水につけようとしてやけどをしてしまう。

翌朝、あさみは光一にお弁当を作って彼の部屋に持っていこうとする。だが、その途中で再びあさみは不気味な子供に出会い、光一の部屋に見知らぬ女性が入ってくる映像を見る。彼女は、あさみが作って机の上に置いてあった弁当を捨ててしまう。

その後、あさみが光一の部屋を訪れると、子供の見せた映像の通り、女性がやってくる。あさみは慌てて別の部屋に隠れる。隙間から見ていると、その女性は、あさみの弁当を捨ててしまう。

光一は、司法試験合格を目指しており、法律に関する本が数多く置かれていた。そして、机の上には「ストーカー対策基本法」についての本が置かれており、あさみは光一の身を案じる。

駅近くを歩いていると、あさみは再び子供に遭遇する。「光一がどこにいるか、教えて」と今度は、あさみ自ら映像を見せて欲しいと懇願する。子供の映し出す映像を見ると、光一は図書館近くにおり、頭から血を流していた。

あさみは、光一のもとへと向かう。図書館近くの道で、あさみは光一を見かける。光一の手を引き、安全なところへと連れ出そうとするが、光一は動こうとせず、あさみに敵意を向ける。そして、そこには光一の部屋にやってきた女が現れる。

実は、あさみこそが光一につきまとい、「1日に何十件と電話」「光一の自宅に勝手に侵入」していたのだった。あさみは、光一の彼女に襲い掛かり、光一は彼女を助けようとする。あさみは、ナイフを取り出し、彼女を刺そうとするが、光一ともみ合いになり、光一は頭部に切り傷を負って出血する。それはまさに、子供が見せた映像の通りだった。

光一は、彼女の手を引いて逃げ出す。逃げ込んだ先は、夜の図書館だった。息を殺して隠れていたが、あさみは近づいてくる。気づくと、背後にあさみがおり、「見ーつけた」と言う。静かな図書館に、女性の悲鳴が響き渡る。

タイトルとURLをコピーしました