「時をかける少女 第5話(最終回)」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 芳山未羽(黒島結菜)は、22世紀の未来からやってきたという、三浦浩(高橋克実)に「7年前へタイムリープし、由梨(野波麻帆)たちと出会わないようにしてくれ」と頼まれる。三浦は、寿命が近づいてきていたため、由梨親子を悲しませないため、自ら出会いをなかったことにしようとしていた。

2) 未羽は、ためらいながらも三浦の願いを聞き入れる。タイムリープして三浦と由梨が出会うことを阻止し、由梨は別の男性と結婚することになった。三浦から、同じく22世紀からやってきた翔平を、未来へと返そうと未羽は考える。

3) 未羽は、翔平を説得しようとするが、翔平は未羽のいる21世紀に残ろうとする。そもそも、翔平はタイムリープできる薬を落としてしまい、調合も上手くいかず、未来へと戻れなくなってしまった。

4) 未羽は、翔平の落としたタイムリープできる薬を見つけるが、翔平は見つからなかった。そこで、未羽は自らその薬を使い、翔平が化学実験室で調合していた薬を、未羽が倒してしまった7月7日に戻る。

5) 過去に戻った未羽は、翔平に恋人として過ごした日々を撮った写真をおさめたアルバムを見せ、手渡す。そのアルバムのタイトルは「恋を知らない君へ」だった。そこで、翔平は21世紀にやってくるきっかけとなった写真集「夏を知らない君へ」を見せる。その写真集は作者不詳であったが、「これは、これから君が作る写真集なのかもしれない」と言う。翔平は未来へと帰り、未羽はこれからやるべきことを見つけ、写真科のある大学への進路を決める。

起:三浦の決断

芳山未羽(黒島結菜)は、22世紀の未来からやってきたという、三浦浩(高橋克実)に「7年前へタイムリープし、由梨(野波麻帆)たちと出会わないようにしてくれ」と頼まれる。

未来人は過去へとタイムリープすると、身体の老化が著しく進行し、三浦の体は限界を迎えようとしていたのだった。そのため、自分が死んで由梨を悲しませたくない三浦は、「由梨と出会わないようにして欲しい」と依頼したのだった。

だが、それは由梨親子との楽しい家族としての日々をなかったことにしてしまうのと同じことであった。未羽は、「本当にそれでいいの?」と三浦に疑問をなげかける。三浦の決意は変わらなかったが、「せめてお別れであることは、由梨さんたちに伝えるべき」と言い、三浦は由梨親子に別れを告げる。

未羽はタイムリープする前、三浦に由梨親子との写真を渡す。仲睦まじげなその写真を見せ、「本当にこの関係をなくしていいの?」と言うが、三浦は未羽に泣いて出会い自体をなくして欲しい、と頼むのだった。

7年前に戻り、未羽は三浦に「未来にいるあなたから頼まれた」と言い、由梨と出会わないようにする。未羽は、三浦と由梨たちの写真をせめて渡そうとするが、三浦は「要らない」と言って、受け取りもせず、その場を立ち去るのだった。

承:翔平の選択

過去は書き換えられ、由梨は別の男性と結婚し、新たな子供も誕生していた。その様子を見て、未羽は本当によかったのか、とぼんやりと考えていた。

一方、未羽は深町翔平(菊池風磨)も未来からやってきていることを知っていた。このままでは、翔平も急速に年をとってしまう。だが、翔平は恋人となった未羽と一緒にいることを選ぼうとする。そのため、未羽は翔平も早く未来へと戻ったほうがいいと本人に告げる。

翔平は、タイムリープできる薬を作ろうとはしていた。だが、思った反応が起きず、未来へと戻ることができなくなってしまった。そのことを翔平は未羽に告げる。「この時代に残れるんだ」と、喜ぶ翔平を未羽は複雑な表情で見つめていた。未羽もまた、薬の効果がなくなり、タイムリープすることがもうできなくなっていた。

転:未羽の決意

ある日、未羽は翔平が言っていた「タイムリープできる薬が入った瓶」を子供が蹴って遊んでいるのを発見する。薬剤は減ってはいたが、まだ残っていた。未羽は、翔平にその瓶を渡そうとするが、翔平は見当たらなかった。

そこで、未羽はタイムリープできる薬を使用し、学校の化学実験室で翔平が薬剤を作っていた、7月7日に戻ろうとする。その日、未羽がその場にやってきてしまい、未羽が材料の入ったビーカーなどを倒してしまったのだった。

偶然、薬が混じって調合され、倒れこんで吸い込んだ未羽はタイムリープできるようになったが、翔平は薬を失ってしまったのだった。そのときに戻り、翔平に薬を完成させて、未来へと戻るよう説得することを未羽は決意する。

だが、それは翔平との別れを意味する。未羽は、初恋の相手と別れてしまうことを悩む。彼女は、翔平の身を案じ、未来へと返すことを選ぶのだった。翔平との楽しい日々を撮った写真をアルバムにし、それを携えて未羽は7月7日に戻る。

結:翔平との別れ

翔平は、未羽の気配を感じてロッカーに身を潜めていた。未羽は、翔平が未来からやってきたこと、そしてタイムリープする薬を落としてしまい、帰れなくなってしまっていることを告げる。

様々な思いを口にし、「私たち、恋人だったんだよ」と未羽は翔平に明かす。そして、未来へ帰ったほうがいいと言うのだった。未羽は、翔平との写真を見せ、恋人としてどんな日々を過ごしたのか話す。

翔平は、未羽の話を聞き終わると、完成したタイムリープの薬を持って立ち去ろうとする。だが、泣く未羽に、翔平は戻ってきてアルバムの『恋を知らない君へ』というタイトルについて、「これ、君が書いたの?」と尋ねる。

翔平が過去に興味を持ち、タイムリープしたきっかけとなったのは、古い写真集だった。その写真集のタイトルは『夏を知らない君へ』だった。撮影者不詳のその写真集が、翔平を21世紀の現在に呼び寄せたのだった。

翔平は、「これはもしかしたら、君がこれから作る写真集なのかもしれないね」と言う。「ありがとう。君が恋も、夏も僕に教えてくれた」と言い、翔平は未来へと帰るのだった。

翔平がいなくなり、未羽は浅倉吾郎(竹内涼真)と一緒に帰宅しようとしていた。進路について吾郎に訊かれ、未羽は「写真科のある大学に行く。私には、やることがあるんだ」と言うのだった。

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前話:ドラマ「時をかける少女 第4話」あらすじ・ネタバレ

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