ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 第8話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 河野悦子(石原さとみ)は、恋愛小説家・桜川葵(伊藤かずえ)の小説『愛と雪の中の情熱』の校閲を担当する。桜川は、茸原渚音(岸谷五朗)が編集者時代、担当していた作家だった。そして、2人は恋愛関係にあったのだと判明する。

2) 悦子は、桜川の作品に全力で向き合い、指摘出しを行う。ともに議論を交わした悦子と桜川は、一緒にモデルとなった土地を訪れ、取材をしつつ事実確認を行うのだった。そんな中で、2人は意気投合する。

3) 桜川は、実は末期癌で余命いくばくもないと明らかとなる。貝塚八郎(青木崇高)は、「これ以上、命を削って書けっていうのか」と、悦子を止めるが、彼女は最後まで桜川の納得いく形にすべきだ、と主張する。桜川も、その悦子の本気を受け止め、完成させるのだった。

4) 悦子は、折原幸人(菅田将暉)との自然消滅を恐れていたが、幸人は「好きなのに、そんなことあるわけないじゃないか」と言う。一方、貝塚に告白された森尾登代子(本田翼)は、「今、そういうモードじゃなくって。今、恋愛とかちょっとしばらくいいかなって感じで…ずっと近くにいた人のことを、好きだったんだって気づいたりして。自分でも分かんなくなっちゃって」と断る。

詳細なあらすじ

河野悦子(石原さとみ)は、今井セシル(足立梨花)に折原幸人(菅田将暉)との恋愛について、「このままじゃ自然消滅ですよ」と言われてしまい焦る。一方、幸人は小説家とモデルの両立で多忙な状態となっていた。

貝塚八郎(青木崇高)は、恋愛小説家・桜川葵(伊藤かずえ)の小説『愛と雪の中の情熱』を校閲部に持ち込む。その小説の校閲を、茸原渚音(岸谷五朗)は悦子に任せることにする。茸原は、「桜川先生は、中途半端な仕事を嫌う厳しい人なので、いつも以上にお願いします」と言う。

そんな中、悦子は幸人にランチにへと誘われる。そこで、『愛と雪の中の情熱』に感化されて悦子はついイイ女ぶってしまう。だが、幸人の様子に、いつもの悦子に戻るのだった。

悦子は、小説に出てくる「モテテク」が実際に効果があるのか、とセシルや森尾登代子(本田翼)たちに確認する。「ミラーリング効果(対面した相手の仕草を鏡のように真似る)」や「クロス効果(右手で左側の髪をかきあげるといった、クロスさせるような仕草が色っぽいと感じる)」をについて話をして、悦子は「効果あり」と思う。

幸人は、次回作の小説のテーマを複数考え、貝塚に相談する。貝塚は、「ウケを狙うのではなく、自分の興味のあるものを書いてくれ」とアドバイスする。

桜川は、貝塚の容易した装丁案に「話にならないわ」と言い、茸原のもとへ行く。そして、「私の担当は、あなたしかいないわ」と言うのだった。抱き合う2人を見て、悦子は唖然とする。

幸人は、写真撮影で『Lassy』編集部を訪れる。そこで、パタンナーという仕事に興味を抱く。

貝塚は、茸原が熱血編集者であったと明かす。10年前、茸原は桜川の担当編集となった。2人は恋人同士になった。その後、桜川は「これが私の愛よ」と言い、茸原をナイフで刺してしまうのだった。そうして桜川は、愛を証明しようとした。この一件があり、茸原は校閲部に異動となり、桜川も10年間、景凡社で小説を書けなかったのだという。

悦子は、校閲を終えて限界を迎える。悦子の仕事を茸原は褒める。彼女はその後、幸人に会いたいと考える。だが、幸人は小説のネタ探しに忙しく動き回っていた。

悦子は、桜川の著者校を受け取る。桜川は、再校も悦子に依頼したいのだという。悦子の指摘を受けて、桜川は山ほど変更点を加えていたのだった。

悦子は、桜川と喧々諤々の議論を繰り返し、矛盾点を潰していく。桜川は、その指摘に「あなた、できるわね」と褒める。さらには、モデルとなった土地・根津を訪れ、2人は意気投合する。

桜川は、立ち上がった直後に立ちくらみを起こす。悦子は心配するが、「お腹が空いただけ。朝から何も食べてなかったから」と言う。書き始めると、桜川は寝食を忘れてしまうのだという。そんな彼女に、悦子は手料理を振る舞う。

茸原は、貝塚に「私は、桜川先生に全力で支え続けました。あんなことがなければ、私は今も支え続けていたでしょう。私を解放するために、彼女はあんな幕引きをしたのかもしれません」と言う。

桜川は、悦子の手料理を食べ、「私、こんな温かいところから、ずっと逃げてきたんだな」と言い、涙を浮かべる。

森尾は、ジェリー特集の写真に、桜川の小説の一節を載せたい、と貝塚に提案する。貝塚は、「ぜひに」とその提案を受ける。

貝塚は、桜川の最終稿を悦子に渡す。悦子は、「新しく指摘出ししたところが、書かれていない」と不思議に思うが、そこで貝塚は「先生は、今入院している。全身を癌に侵されているんだ。いつ、どうなってもおかしくない」と言う。

「これで最終稿にする」と言う貝塚に、悦子は「納得いかない」と言う。「これ以上、命を削って書けと言うのか?」と言う貝塚に、悦子は「中途半端な仕事で終わらせたいなんて、先生が思うはずない」と反論する。

悦子は、貝塚に「先生のところに連れていって」と言う。戸惑う貝塚に、茸原は「私からもお願いします」と願い出る。

桜川は、悦子に「この作品を中途半端に終わらせたくない。待ってて、私の最後の全力の仕事を見せてあげるから」と言う。悦子は、「最後じゃありませんから」と言う。

桜川の口述を、茸原は代筆する。そんな茸原に、桜川は「良い部下をもったわね。ここまでやる校閲、見たことないわ」と悦子のことを褒める。

さらに、桜川は「あなたの人生を狂わせてしまった。ごめんなさい」と茸原に謝罪する。だが、茸原は「あなたと全力で向き合った日々は、かけがえのないものでした…そして、今の仕事を誇りに思っています。校閲という仕事は、全力で進もうとしている人を、全力で支える仕事です」と言い、校閲という仕事を愛しているのだと言う。

桜川の本が出版され、彼女は無事に退院した。そんな彼女のことを、茸原は「彼女はしぶとい。まだまだ彼女は書きますよ。…次の校閲も、河野さんにお願いしたいと言っていました。彼女の全力の仕事、受けて立ちますか?」と言い、悦子は「はい」と微笑んで言うのだった。

幸人は、職人たちの仕事を取材し、貝塚に「このことを小説に書きたいんです」と言う。貝塚は、「君が、本当に興味のあることならば、それでいい。書いてみてくれ」と言うのだった。

悦子は、幸人に自然消滅してしまうかもしれない、と恐れていたことを正直に明かす。幸人は、「えっちゃんのこと好きなのに、自然消滅するわけない」と言うのだった。そして、「書きたいものが見つかった」と明かす。

貝塚は、森尾とバーに飲みに行く。そこで貝塚は「付き合ってください。彼女になってください」と告白する。森尾は、「今、そういうモードじゃなくって。今、恋愛とかちょっとしばらくいいかなって感じで…ずっと近くにいた人のことを、好きだったんだって気づいたりして。自分でも分かんなくなっちゃって」と言う。

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次話:ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 第9話」あらすじ・ネタバレ

前話:ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 第7話」あらすじ・ネタバレ

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