ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 第6話」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 河野悦子(石原さとみ)は、折原幸人(菅田将暉)と森尾登代子(本田翼)が同居していると知り、ショックを受ける。動揺していないと見せかけるが、内心では「ありえない!」と混乱していた。

2) 悦子は、子供向けの新雑誌『月刊こどものべる』に掲載される小説の校閲を任される。だが、西園寺という作家の小説はとても子供向けと思えず、悦子は疑問に思う。そんな中、西園寺自ら「掲載を見送りたい」と言い出す。

3) 編集者の貝塚八郎(青木崇高)は、かつて担当していた作家死亡の桐谷歩(安藤政信)の原稿を読み、その小説を掲載させたいと考える。すでに19時となっていたが、朝6時までに校閲を完成させる必要があった。

4) 悦子、貝塚、そして藤岩りおん(江口のりこ)たちは一丸となって校閲を行い、ついに朝6時までに原稿の校閲が完成する。最後まで納得する作品作りをする人々の姿に、折原幸人(菅田将暉)は「自分が納得して、面白いと思えていない作品が、読者に届くわけないですよね…俺、今、自分のスイッチがどこにあるのか分からないんです。だから、色んな人に会ってみたんです。でも、書けない。貝塚さん、俺のこと、見放してくれていいですよ」と言う。貝塚は、「作家と編集は二人三脚なんだよ。もっと俺を頼れよ!」と言う。

5) 幸人は、悦子に「えっちゃんは、思った通りの人だった。俺みたいにごちゃごちゃ言わず、目の前のことに一生懸命になって…今更だけど、俺、えっちゃんのこと好きだよ。大好きだよ」と告白する。

詳細なあらすじ

河野悦子(石原さとみ)は、折原幸人(菅田将暉)と森尾登代子(本田翼)が同居していると知り、ショックを受ける。森尾は、「露頭に迷ったこの人に、間借りさせてやるって言ったんです。変なことはしてません。私、彼氏いるって言ったじゃないですか」と言う。

幸人は、「ごめんね。とにかくごめんなさい」と悦子に謝る。悦子は、「ビックリしたわぁ…本当にビックリした。森尾がこんなに太っ腹な人間だと思わなかった」と言う。

仕事では子供向けの新雑誌『月刊こどものべる』に掲載される小説の校閲を任される。その小説は言葉遣いが難解で、子供が理解できる内容ではなかった。悦子が編集担当の貝塚(青木崇高)に意見すると、彼は悦子に反発。

衝突する二人の前に、バイク便の男性が現れる。彼は、かつて作家志望で貝塚が担当していた桐谷だった。桐谷は、貝塚を恨んでいた。

茸原渚音(岸谷五朗)は、子供の活字離れに待ったをかけるため、『月刊こどものべる』が発刊されることになり、付録の校閲を行うことになった。

今井セシル(足立梨花)は、「若い男女が同じ家にいて、何もないわけないじゃないですか」と疑う。「もう、あの彼と会っちゃダメですよ」と言うが、悦子は「疑っちゃダメだよ」などと余裕を見せるが、内心は「絶対に有り得ない!間借りとか、有り得ない!」と取り乱していた。

幸人は、悦子の前に現れ、再び謝ろうとする。だが、そこに貝塚八郎(青木崇高)が現れ、「なんで電話に出ないんだよ」と言って連れ出されてしまう。

貝塚は、「アイツは一発屋だ。見切りをつけろ」と言われていたが、幸人の将来性を見越して作家性を守ろうと考えていた。だが、幸人は「俺、作家に向いてるんですかね」と疑問を持ち始めていた。

悦子は、幸人のことについて、「最初から謎めいてはいたんだよ。でも、なにを考えているのか、どんな生活しているのか、全く分からない」と言うが、尾田大将(田口浩正)は「だから好きになったんだろ」と言い、納得する。

悦子は、『月刊こどものべる』に掲載される西園寺という作家の文章が難しすぎる、と担当編集者の貝塚に文句を言いに行く。だが、貝塚は不在だった。

悦子は、幸人が泣いた子供をあやしているのを見かけ、「やっぱりドストライク」とつぶやく。「あんなドストライク、中身までドストライクに決まってる。確かめなきゃ」と言い、悦子は幸人を尾行し始める。

幸人は、ゲートボールを行い、スナックでカラオケパーティに参加していた。その後、腕相撲大会に参加するなど、「つくづく意味不明だ」と悦子はつぶやく。するとそこに、貝塚も現れ、一緒に「意味不明だな」と言う。

貝塚は、「アイツ、なにをプラプラしてんだよ。作家として、もっとやるべきことあるだろ」と言う。

悦子は、貝塚に「本当に、西園寺って作家、子供向けの雑誌だって本当に分かってる?」と訊く。さらに、「本当に、子供向けの小説を書ける作家に書いてもらったほうがいいんじゃない?」

そんな二人の前に、バイク便の男性が現れる。「この人は、売れればなんでも良いんです」と貝塚に向かって言う。彼は、かつて作家志望で、貝塚が担当していた桐谷歩(安藤政信)という男だった。

桐谷の自宅で、貝塚は彼の帰りを待っていた。桐谷は、まだ小説を書いているのだという。「もう、クセのようになっていて…若いころの自分に言えるのなら、もっと、その労力、別のところに使えって言いますよ…俺には才能がないから」と言う。

貝塚は、「俺が言いすぎて、あなたの感性を潰してしまったんです」と謝る。だが、桐谷は「よくそんな傲慢なこと言えますね」と言う。そんな桐谷に、「あなたの今の作品、読ませてください」と言うが、「もう帰ってください」と追い返される。

幸人からの電話で、悦子は「私、今日、一日、幸人君のこと尾行してたの」と告白する。「私、幸人君のことよく分からなくて。森尾とのこと、信じられなくて…」と本音を吐露する。そんな悦子に、幸人は「色んなことをちゃんと話したい」と言い、デートに誘う。

『Lassy』の男性専属モデルの発表が、翌日に控えていた。森尾は、「前祝い」と言って幸人と一緒に飲む。森尾に、幸人は「前より楽しそうに仕事をしている」と言う。

西園寺は、『月刊こどものべる』に掲載をとりやめると言い出した。「子供向けの作品でなく、迎合する作品も書けない」と言ったのだという。悦子は、「絶対に西園寺先生、この仕事、納得してなかったと思う」と言う。

貝塚は、「完全に納得して仕事しているヤツなんかいないだろ」と言う。だが、悦子は「全然違う。今の仕事、きっとファッション誌でも活かせる」と反論する。

貝塚は、「なんでお前はそんなに前向きなんだよ。昔のこと、こだわっている俺とは大違いだな」と言う。そんな貝塚のデスクに、桐谷は原稿を置いていったのだった。そんな中、桐谷は子供向けの小説も書いていることに気づく。貝塚は、「西園寺先生の代わりに、『月刊こどものべる』に掲載させてください」と言うが、部長は差し替え作品はもう決まっているという。にも関わらず、貝塚は掲載を願い出る。

貝塚は、桐谷の作品を「明日の朝までに校閲してくれ」と悦子に頼み込む。貝塚は、「俺は、この小説をたくさんの子供たちに読んで欲しいんだ…お前の力が必要なんだ。頼む!」と頭を下げる。悦子は、幸人とのデートがあったが、仕事に取り掛かる。

3日かかる分量にも関わらず、それを翌朝までに仕上げるという無茶な要求に、藤岩は夫との結婚記念日をキャンセルして手伝う。藤岩は、仕事を効率化するため、桐谷を呼ぶよう指示する。

一方、『Lassy』編集部では、専属モデルが幸人に決定した。森尾は、編集長から祝福される。森尾は帰って幸人と祝おうとするが、部屋にいなかった。愛人からの電話がかかってきて、森尾は別れを告げる。

森尾は、幸人に電話するが、繋がらなかった。幸人は、校閲部で悦子たちの仕事を手伝っていた。貝塚は、再校を目前として、登場人物のセリフを変更しようと提案する。貝塚の熱意に押され、桐谷は納得の行く作品にしようとする。

朝6時直前に、原稿は完成する。貝塚は、「無理言って、本当にすみませんでした。そして、ありがとうございました」と頭を下げる。桐谷もまた、校閲部のメンバーに感謝する。悦子は、「貝塚さんがここまでして掲載したいと思う作品だってことがわかりました。面白かったですよ」と言い、その言葉に、桐谷は「本当に今まで書いて来てよかったです。心の底から納得するものが書けてよかったです」と言って泣きながら感謝する。

貝塚は、幸人に「新作の件なんだけど…このままでは次、出せるか分からないんだ」と言う。幸人は、「自分が納得して、面白いと思えていない作品が、読者に届くわけないですよね…俺、今、自分のスイッチがどこにあるのか分からないんです。だから、色んな人に会ってみたんです。でも、書けない。貝塚さん、俺のこと、見放してくれていいですよ」と言う。貝塚は、「作家と編集は二人三脚なんだよ。もっと俺を頼れよ!」と言う。

幸人は、悦子に「えっちゃんは、思った通りの人だった。俺みたいにごちゃごちゃ言わず、目の前のことに一生懸命になって…今更だけど、俺、えっちゃんのこと好きだよ。大好きだよ」と告白する。

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次話:ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 第7話」あらすじ・ネタバレ

前話:ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 第5話」あらすじ・ネタバレ

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