「ドクターX 外科医・大門未知子 第8話」あらすじ・ネタバレ

スポンサーリンク

簡単なあらすじ

1) 「最後の独身大物アーティスト」こと八乙女悠太(小西遼生)が、表舞台から忽然と姿を消した。海外での極秘入籍などの噂が立っていたが、実は密かに東帝大病院に入院していた。八乙女は肝細胞癌stageIVaであり、治療を受けにきていたのだった。

2) 北野亨(滝藤賢一)が、執刀医として指名される。腫瘍は広範囲に広がっており、なおかつ「肝臓の20%を残さなければ肝不全に陥る」ため、難易度の高い手術だった。だが、北野はプロジェクションマッピングを利用した手術(可視光投影装置 Medical Imaging Projection System:MIPS)により、切除部位を最小限に留める治療を行おうとする。

3) 北野の執刀で手術が開始されるが、院内で起こったコンピュータウィルスの感染により、プロジェクションマッピングが利用不可能となってしまう。北野は、手術不能を宣言するが、大門未知子(米倉涼子)が代わりに執刀する。未知子は手術を成功させ、北野に「プロジェクションマッピングが使用不可になった時、モニターばっかり見てたでしょ。患者が目の前にいるのに。自分の目で見て切るのが外科医でしょ!」と言う。

4) 久保は、記者会見を開き、八乙女が元気な姿を見せる。そこで久保は、東帝大病院への感謝を示し、さらにはマネージャーと結婚したことを明らかにする。八乙女の大ファンだった久保東子(泉ピン子)副院長はその報告に卒倒する。

詳細なあらすじ

北野亨(滝藤賢一)医師は、プロジェクションマッピング技術を使用する最新の手術(可視光投影装置 Medical Imaging Projection System:MIPS)を行う。一方、大門未知子(米倉涼子)は全く興味ない様子で、食堂でうどんを啜っていた。テレビでは、「最後の独身大物アーティスト」こと八乙女悠太(小西遼生)が、表舞台から忽然と姿を消した。

海外での挙式などという噂も広まる中、八乙女は東帝大病院に極秘で入院してくる。エレベーターに「使用不可」と札が下げられていたが、未知子はそのエレベーターに乗り込む。すると、そこには久保東子(泉ピン子)らに守られた八乙女がいた。

八乙女は、肝細胞癌stageIVaと診断される。右葉から左葉にかけて、広範囲に腫瘍が広がっていた。北野は、「私だけが手術可能」と良い、執刀医に名乗り出る。

蛭間重勝(西田敏行)院長は不在であり、西園寺猛司(吉田鋼太郎)は問題が起こることを危惧していたが、北野は「そんなことは関係ない」と言い放つ。

肝動注化学療法で腫瘍を縮小してからの摘出がカンファレンスで提案されるが、そのような時間がないため、八乙女は手術での治療を望んでいたのだった。北野は、プロジェクションマッピングを使用した手術を行うと言う。未知子は執刀医になりたいと挙手するが、北野は「君に経験ないだろ」と言い、却下する。

黄川田高之(生瀬勝久)は、内科に特患(特別患者)の情報が入ってこないことにやきもきとしていた。そんな中、黄川田のPCに添付ファイルつきの不審なメールが届く。開くと、「極秘配達完了しました」と表示される。その後、「極秘配達終了 ありがとうございました」というメールが全職員に送付される。

未知子は、再び八乙女の乗るエレベーターに乗り合わせる。そこで、未知子は「私に切らせて。私、失敗しないので」と言う。

黄川田は、白水里果(田中道子)秘書に、八乙女が入院していることを教えてしまう。一方、北野は八乙女に手術の説明を行い、同意書にサインをするよう促す。だが、「死亡する可能性もある」ということもあり、その場で八乙女はサインを行わなかった。

白水は、八乙女の姿を隠し撮りする。間もなく、その写真はいつの間にかネット上に拡散し、ネットニュースで広まってしまう。マネージャーの河合由美(宮地雅子)は怒り、転院すると息巻く。

だが、八乙女はマスコミに囲まれ、院外に出ることができない。駐車場で、八乙女は腹痛を訴えてその場で倒れてしまう。未知子は、八乙女が高度肝機能障害を呈していると考え、再びベッドに戻し、肝庇護剤を注入する。

八乙女は、自身のスター像を大事にするが、未知子は「面倒くさい。あんたは今、ただの患者」と言い放つ。

久保は、情報漏洩したことを南幾子(草刈民代)に叱責される。南は、八乙女に謝罪を行う。だが、八乙女は「手術をお願いします」と言うのだった。

黄川田は、PCのファイルが開けないことに苛立つ。ウィルス感染による症状だと考えられ、そのウィルスは院内のPCに拡散し、いたるところで感染を広めてしまう。

八乙女の手術が開始される。手術開始を北野は宣言し、プロジェクションマッピング映像を投影する。肝臓に腫瘍の位置が示され、まずは右S3区域切除を行う。

システムエンジニアにより、黄川田がメールを開いたことでウィルス感染が広まったことが明らかとなり、黄川田は謝罪する。

そんな中、コンピュータウイルスによりシステムエラーが起こり、プロジェクションマッピング投影が不可能となる。北野は、「情報処理科に連絡して」と指示する。そんな中、「コンピュータウィルスに感染している可能性がある」と明かされ、北野は「インオペ(手術不能)」を宣言する。

だが、未知子は「閉じるな!今更インオペなんかできるわけないでしょ」と言い、手術続行を行う。20%の肝臓を残さなければ肝不全に陥るため、困難な手術であるが、未知子は「私、失敗しないので」「私、マップがなくても失敗しないので」と言う。

北野は、未知子が腫瘍の位置を完全に把握していることに驚く。手術は続けられ、肝右葉切除が終了する。その後、尾状葉およびS3摘出に移る。手術は無事に終わり、久保は喝采を叫ぶ。

北野は、「君の手術は博打だ。いずれ限界がくる。リスクを最小限にするのも外科医の仕事だ」と言うが、未知子は「プロジェクションマッピングが使用不可になった時、モニターばっかり見てたでしょ。患者が目の前にいるのに。自分の目で見て切るのが外科医でしょ!」と反論する。

久保に責められ、白水は「あなたは、ファンである八乙女を受け入れた。単なる私的感情で」と反論する。さらには、西園寺が漏らした情報から、白水が写真を撮ってSNS上に写真を掲載し、情報漏洩が起こったと明らかにする。

久保は、記者会見を開き、八乙女が元気な姿を見せる。そこで久保は、東帝大病院への感謝を示し、さらにはマネージャーと結婚したことを明らかにする。

前話:「ドクターX 外科医・大門未知子 第7話」あらすじ・ネタバレ

タイトルとURLをコピーしました