「カインとアベル 第8話」あらすじ・ネタバレ

簡単なあらすじ

1) 高田優(山田涼介)は、高田総合地所の取締役に就任し、より精力的に仕事に取り組んでいた。そんな中、仕事で大きな成果を上げ、さらには父・貴行(高嶋政伸)とより絆を深めていく優の様子を見ていた隆一(桐谷健太)は、焦りや嫉妬心を募らせていく。

2) 矢作梓(倉科カナ)は、隆一との結婚にあたり、仕事を辞める決意をする。優は、梓の本心は仕事を辞めたくないと知っており、「ウソつかないでください」と言うが、梓は「勘違いしているんじゃない?」などと言う。その梓の言葉に、優は苛立つ。

3) 隆一は、精神的に追い詰められ、ついに盗聴器を社長室や優のいる取締室に設置してしまう。盗聴器の存在に気づき、優は兄・隆一が仕掛けたものであると防犯カメラ映像で知る。

4) 父・貴行の「会社のため、社員のためになるなら、肉親でも切れ」という言葉を聞いた優は、役員会で緊急動議を提案し、副社長である隆一の解任を求める。隆一は解任され、翌日の結婚式・披露宴にも現れず、梓は「カインとアベル」のステンドグラスの前で泣く。

詳細なあらすじ

高田優(山田涼介)は、高田総合地所の取締役に就任し、より精力的に仕事に取り組んでいた。父・貴行(高嶋政伸)は、地方空港の開発プロジェクトの件を優、隆一(桐谷健太)に話をする。優は手一杯であったため、隆一が代わりに行くことになる。

貴行は、宗一郎(寺尾聰)に優を取締役に就任させた理由について、「アイツが賭けに勝ったんで…会社には冒険が必要だと言ったのは、父さんでしょ」と言う。宗一郎は、優が成長していることを喜ぶ。

隆一は、優が社内で評判を上げていることに焦っていた。そこで、黒澤幸助(竹中直人)に会食を誘われる。「お前が知らない間に、親父と優がどんどん結束を固めていく。なんとか、弟と親父の間に割って入るんだな」と言う。さらに、「お前に急に興味が沸いてきた。ちょっと面白い話があるんだ」と言う。

高田家に、矢作梓(倉科カナ)がいて隆一は驚く。梓は、貴行に呼び出され、結婚披露宴の席次を決めていた。貴行は、「結婚祝いを何にする?」と隆一に言い、隆一は「万年筆が…父さんと同じ万年筆が欲しい」と言う。

梓は、仕事か、家庭かのどちらを選ぶかで悩んでいたが、ついに家庭を選ぶことにする。優は、「本当にそれで良いんですか?家庭と仕事を両立できませんか?」と言うが、梓は「家庭を守ることに専念します。私からそうしたいと思ったんです」と言う。

優は、「ウソをつかないでください…違うだろ。俺に言ってたのは」と苛立つが、梓は「何か勘違いしているんじゃないかな?」と言う。優は、「もういいです」と諦めて自室へと戻る。

翌日、優は苛立ちを抱えたまま仕事を行い、つい部下に声を荒げてしまう。一方、隆一は優と貴行が、一緒に外食に行くなど、ますます仲良さげにしていることが気になって仕方なくなってしまう。

疑心暗鬼となった隆一は、盗聴器を購入してしまう。「俺は悪くない、アイツのせいだ。俺は悪くない…」とつぶやく隆一は、盗聴器を社長室、取締室に取り付ける。取締室で、隆一は自転車を倒し、ベルを壊してしまう。隆一は副社長室に戻ると、優の通話している様子を盗聴する。

地方空港プロジェクトで、隆一は「リスク回避が必要です。空港計画は延期すべきだ」と言う。だが、優は「今、参入すべきです。勢いのある今、参入しなければ、株主総会でも落胆されてしまう」と言うが、隆一は「俺が副社長だ。俺のやり方を通させてもらう」と言う。

優は、取締室で自転車のベルが壊れていたこと、観葉植物の土の一部が散乱していたことから、そこに盗聴器が仕掛けられていることを発見する。悩む優に、柴田ひかり(山崎紘菜)は慰める。ひかりは、「優の正しいと思うことをすればいいんだよ」と言う。

優は、貴行に「会社を経営している友達の話なんですけど…役員クラスの人物が問題を起こそうとしている。それを自分だけが知ってしまった時、どうすればいいですか?」と相談する。貴行は、「何も心配することはない、と伝えなさい。会社を守り、社員を守ることを優先させすべきだ」とアドバイスする。

部下に敬遠される優の様子を見て、梓は優を食事に誘う。優がかつて、ショッピングモールに出店するよう口説き落としたイタリアンレストランに2人は向かう。そこで、優は「高田に害をなそうとする者がいたら…排除しなければならない」とつぶやく。

梓は、宗一郎に相談する。「最近の優君が実は心配で。仕事熱心なんですけど…」と言う。宗一郎は、「仕事っていうのは、人を虜にする魔力がある。ある者は友人、ある者は家庭を犠牲にしてしまう」と言う。

宗一郎が、仕事にすべてを捧げてしまうのを踏みとどまれた理由について、「大切なものに気づいたからだ」と言う。

優は、貴行の「会社のため、社員のため、不利益をもたらす者ならその者を解任すべきだ…それが肉親であっても」という言葉を思い出し、その後、役員会に向かう。

優は、役員会で「緊急動議をお願いします。高田隆一副社長の解任を提案します」と言う。「副社長は、通常業務が行える状態ではありません」と言い、盗聴器を突きつける。「私と社長の行動を監視すべく、副社長が設置したものです」と言う。

「言いがかりだ」と言うが、優は「防犯カメラに映っていることすら気づいていなかった」と言う。

貴行は、隆一に「今は、式を挙げることだけに集中しなさい。…もう帰りなさい」と言う。「父さん、僕にがっかりしましたか?」と言う隆一に、貴行は「お前の育て方、間違えたかもしれん」とつぶやく。

梓は、優に「あなたが隆一さんを解任させたって…ウソよね?」と言う。だが、優は「高田を守るために仕方なく」と言う。「社長に指示されたのよね?」と訊かれ、優は「誰の指示でもありません。会社のためなら、兄でも切らねばなりません」と言う。

梓は、「お兄さんなのよ!…あなたと初めて会った時、不思議な魅力のある人だと思ってた。でも、今のあなたは、どこにもいる優秀なビジネスマン」と言い、立ち去ろうとする。だが、優は梓を抱きとめ、「会社に残ってください。俺、梓さんのことが…」と言う。

梓は、「何言ってるの?私、あさってあなたのお兄さんと結婚するの」と言い、優のもとから去っていく。

貴行は、隆一が家に戻っていないことを告げる。そして、「優…後悔することはない。お前は正しいことをしたんだ。自分を責める必要はない」と言う。

優は、兄の結婚式に出席せず、仕事を優先させる。さらに、隆一も結婚式場に現れなかった。梓はウェディングドレスを身につけながら、一人で待っていた。そこに貴行が現れ、「式は中止にさせてもらった…こんな気持ちにさせてしまって、申し訳ない」と涙ながらに謝罪する。

梓は、式場の「カインとアベル」のステンドグラスを見ながら、泣いていた。そして、仕事の魔力に取り込まれず、とどまることができたという宗一郎の「家族のおかげで踏みとどまることができた」という言葉を思い出す。一方、披露宴の会場で、隆一は一人むせび泣いていた。

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