「ロッカー(世にも奇妙な物語)」あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) 悟(織田裕二)は、研究所に夜間忍び込み、研究データを盗もうとしていた。作業中、研究者の佐口邦夫(段田安則)に発見されてしまい、揉みあいになる。悟は、坂口を突き飛ばし、頭を打った坂口は死亡してしまう。

2) 悟は逃げ出そうとするも、研究所の物音を聞いた警備員がやってきてしまう。逃げ出すこともできず、仕方なく悟はロッカーに身を隠す。警備員は警察に通報しに行き、その隙に出て行こうとするが、ロッカーは鍵が壊れており、悟は逃げ出すことができない。そのロッカーは、殺してしまった坂口のものだと悟は気づく。

3) 警察に自分の存在が気づかれてしまうのではないか、と悟は怯える。そんな中、ロッカーを回収しにやってきたリサイクル業者がやってきて、悟が入ったロッカーを運び出す。悟は、ロッカーごとリサイクル工場に運ばれていく。そこで叫ぶが、業者の人間に声は届かず、スクラップとしてロッカーごと潰される・・・夢を見た。

4) ホッとしたのもつかの間、悟はやはりリサイクル工場で潰されてしまう。ロッカーはサイコロ状の鉄の塊となり、その中に悟の遺体が入っているとは、誰も気づかないのだった。

詳細なあらすじ

悟(織田裕二)は、研究所に夜間忍び込み、研究データを盗もうとしていた。作業中、研究者の
佐口邦夫(段田安則)に発見されてしまい、揉みあいになる。悟は、坂口を突き飛ばし、頭を打った坂口は死亡してしまう。

悟は逃げ出そうとするも、研究所の物音を聞いた警備員がやってきてしまう。逃げ出すこともできず、仕方なく悟はロッカーに身を隠す。警備員は悲鳴を上げ、警察に通報しに向かう。悟はその隙に逃げ出そうとするも、ロッカーの鍵が壊れており、開けることができなかった。

ついには、警備員が呼んだ警察官たちまでやってきて、現場検証が始まってしまう。出るに出れない状況の中、悟は隙間から外の様子を窺い、自分の存在が知られてしまうのではないか、と怯えていた。

ロッカーの外には、坂口が倒れており、その遺体はロッカーの方を見ていた。目が合うような状況であり、悟は目を逸らす。また、ロッカーの中では、写真が飾ってあった。その写真には坂口の姿が写っており、坂口のロッカーに入り込んで閉じ込められたのだと知る。

池田刑事(菅田俊)は、ロッカーの中に気配を感じ、覗き込もうとする。そんな中、廃品回収の業者がやってくる。その業者は、壊れていると聞いていた、悟の入ったロッカーを回収し、持ち出す。悟は、「ざまぁみろ!」とつぶやく。

ロッカーは、トラックに積み込まれ、悟はスクラップ工場に運ばれていく。潰されてしまう恐怖に怯え、悟は「助けてくれ!」と叫ぶ。業者の1人は「何か聞こえた」と言うが、もう1人に「気のせいだろ」と言われてしまう。

悟は、ロッカーごとクレーンで運ばれ、潰されてしまいそうになる。彼は悲鳴をあげ、その瞬間、坂口の写真と目が合う。

死を覚悟した直後、悟はそれが夢だったと気づく。ほっと安心したのもつかの間、やはり悟はロッカーごと潰される。サイコロ状の鉄の塊が出来上がり、業者の人間たちはその中に、悟の遺体が入っているとは気づかないのだった。

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