「ベスト・キッド」(リメイク/2010年度版)あらすじ・ネタバレ

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簡単なあらすじ

1) アフリカ系アメリカ人の少年ドレ・パーカー(ジェイデン・スミス)は、父親を亡くし、アメリカ・デトロイトから、母シェリー(タラジ・P・ヘンソン)の転勤先である中国・北京へと移り住んだ。

2) 馴染むことができず、友達もできなかったドレは、公園でバイオリンを弾くメイ・リン(ハン・ウェンウェン)と仲良くなる。だが、そのことでメイに好意を抱くチョン(ワン・ツェンウェイ)たちの反感を買ってしまい、ドレはイジメられるようになってしまう。そんな彼を引越し先のアパートの管理人ミスター・ハン (ジャッキー・チェン)が助けてくれた。

3) ドレは、カンフーの武術大会でチョンと闘うことになる。カンフーの達人であるハンは、ドレを指導する。ドレはメイの父親に「娘に近づくな」と言われるが、堂々と「友達になりたい」と言い、許しを得る。さらに、ドレは、妻子を交通事故で亡くしたハンに、過去と決別させるのだった。

4) 武術大会で、ドレはチョンと闘う。準決勝で、相手の反則により怪我を負うが、見事ドレはチョンを決勝で打ち負かすのだった。試合後、チョンはドレの強さを認めるのだった。

起:メイとの出会い

アフリカ系アメリカ人の少年ドレ・パーカー(ジェイデン・スミス)は、父親を亡くし、アメリカ・デトロイトから、母シェリー(タラジ・P・ヘンソン)の転勤先である中国・北京へと移り住んだ。

馴染むことができず、友達もできなかったドレは、公園でバイオリンを弾くメイ・リン(ハン・ウェンウェン)と仲良くなる。だが、そのことでメイに好意を抱くチョン(ワン・ツェンウェイ)たちの反感を買ってしまい、ドレはイジメられるようになってしまう。

承:ハンとの出会い

ドレが、カンフーを習っているチョンたちに殴られていると、引越し先のアパートの管理人ミスター・ハン (ジャッキー・チェン)が助けてくれた。実はカンフーの達人であるハンに、ドレは教えを乞うのだった。

ハンはカンフーを教えようとしない。だが、チョンたちの通うカンフー道場へと一緒に行くことは了承する。チョンたちの師であるマスター・リー(ユー・ロングァン)は、「敵に情けを見せるな」と指導し、倒れた相手に追い討ちをかけるよう言うような容赦ない人物であった。ハンは、リーに武術大会で勝負し、その間は戦うことは禁止するのはどうか、と提案するのだった。リーは、その提案を受け入れるのだった。

ハンは、ドレにカンフーをようやく教えることになる。だが、ハンが指導したのは、「上着をハンガーに掛け、それを取って着る。そして脱ぎ、地面に落とす。上着を拾ってまた掛ける」という、一見、意味のないことばかりだった。

「カンフーを教えて」と抗議するドレだったが、その動作には、実はカンフーの型となる部分が含まれており、技を習得するのに大事な練習であることを気づかされるのだった。

転:メイとの約束

メイはバイオリンのオーディションで認められること、そしてドレは武術大会での優勝を目指していた。2人は互いに好意を持ち、一緒に七夕祭りへと出かける。そこで、一緒に応援しあうことを約束する。ドレは、ハンに連れられて、「飲めば負けなくなる」という、龍の泉の水を飲ませてもらうのだった。

ドレは、メイがバイオリン練習に打ち込みすぎて、疲れてしまっていることから、息抜きのために遊びに連れ出す。だが、そのことでメイの両親の怒りを買ってしまう。

ショックを受けてドレが帰宅すると、ハンが自動車を壊していた。彼は、妻子を乗せて運転中、事故を起こしてしまった。結果、妻と10歳の息子は亡くなってしまい、ハンはそのことを悔やみ続けていた。それから、クルマを壊しては組み立てるということを続けていたのだった。

落ち込むハンに、ドレはカンフーを教えてくれるよう促す。それをきっかけに、ハンは辛い過去と決別するのだった。

ドレは、メイのバイオリンのオーディションを観にいく。メイの父親は、ドレを追い払おうとするのだが、メイと友達になりたいと中国語の手紙を読み上げて伝え、許しを得るのだった。

結:武術大会

ドレは、ハンから贈られた真っ白な胴着を着て武術大会に出場する。ドレは順調に勝ち進むが、準決勝でリーは、弟子に「ドレの脚を折れ」と指示する。ドレは、チョンの仲間に反則で怪我を負わされる。足を痛め、決勝でチョンと試合をするのは止められるが、それでもドレは闘うのだった。

ドレは、ハンの治療を受け、チョンに立ち向かう。チョンと果敢に闘ったドレは、ついに優勝する。チョンもついにドレの強さを認めるのだった。

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