映画「デイアフター2020 首都大凍結」あらすじ・ネタバレ・結末

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あらすじ:ネタバレなし部分まで

2020年、温暖化の進行により地球の環境は大幅に変化していた。南ヨーロッパでは雨が降らず砂漠に変わり、北ヨーロッパでも同様のことが起こっていた。さらには、石油などの化石燃料が不足し、深刻なエネルギー危機が訪れていた。

そんな中、最後の化石燃料はグリーンランドの氷河の下に埋蔵していると考えられ、アメリカのエネルギー会社のヘイローは、その採掘をおこなっていた。

だが、トム・アーチャー教授(リチャード・ロクスバーグ)はヘイローの採掘作業を中止するよう訴えていた。トムは、氷河が急速に融解しており、それがさらに進行していけば海面が7 m上昇するとトムは考えていた。

海面上昇だけではなく、さらには、北大西洋海流にも変化が訪れ、北半球で氷河期が再来する可能性があるとトムは指摘する。だが、その確たる証拠があるわけではなく、ヘイローは採掘作業を続けていた。

トムの同僚であるピーターソンは、ヘイローの採掘が氷河の融解に結びついている証拠を掴んだと明かす。トムは、グリーンランドへ向かう。そんな彼の動向を監視すべく、ヘイロー社の顧問弁護士サラ・フィッチ(フランシス・オコナー)が送りこまれるのだった。

あらすじ:ネタバレあり・結末まで

ピーターソンが殺害されてしまう。彼は、ホッキョクグマにより殺害されたと考えられていたが、実はヘイローの手による犯行であると判明する。

トムもまたサラとともに調査を行い、ヘイローによる採掘作業が、海底の地熱源を刺激し、海温上昇、さらには氷河の融解をもたらすと判明するのだった。しかし、アンソニー・カバナ(サム・ニール)社長は掘削を続け、結果、深刻な地割れが起き、掘削作業現場の基地は海底へと沈むのだった。

北半球では雪の量が急速に増加し、気温も氷点下となる。そんな中、妻ジャクリーン(クレア・フォラーニ)と、娘のミリーは、義父スティーブン(ベン・クロス)の家を訪れていた。だが、ジャクリーンは、トムとの婚姻関係を証明する書類の提出を怠ってしまい、拘束されてしまう。

トムは娘ミリーから、妻ジャクリーンが収容所に送られてしまったことを知り、危険の迫るロンドンへとセスナ機で飛び、妻子を助けに向かう。

一方、スティーブン、ミリーはジャクリーンに会いに収容所へやってきた。そこでは、大雪に見舞われ、脱出を図ろうとして倒れていたジャクリーンを発見するのだった。

彼らは、雪による倒壊の危険がある収容所に閉じ込められてしまう。そこでスティーブンは、自らが末期癌を患っていることを明かす。そして、自らの命を犠牲にし、ガス管のガスに点火し、脱出口を作るのだった。

ジャクリーン、ミリーは収容所から脱出し、トムと再会する。トムは、妻子とともに-30℃となる中、南部へと向かうのだった。

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