簡単なあらすじ
1) ヘンリー・ターナー(ルイス・マクガワン) は、呪いによって幽霊船フライング・ダッチマンの船長となっていた父・ウィルを解放すべく、「ポセイドンの槍」を手に入れようと考えていた。だが、ウィルは不可能と思い、ヘンリーを追い返す。
2) 9年後、ヘンリーはカリーナ・スマイス (カヤ・スコデラーリオ)と出会い、ジャック・スパロウ (ジョニー・デップ)とともに「ポセイドンの槍」を入手しようとしていた。カリーナは、バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)の娘だった。
3) アルマンド・サラザール (ハビエル・バルデム)は、ジャックの罠によって悪魔の三角水域で命を落とした。そのため、ジャックに復讐心を燃やしており、手に入れた「ポセイドンの槍」でジャックを倒そうとする。ヘンリーとカリーナは、「ポセイドンの槍」を破壊し、ウィルの呪いを解く。バルボッサは、サラザールたちからカリーナを守ろうと、自分の身を犠牲にする。
4) ヘンリーとカリーナは結ばれる。ウィルは、呪いが解けたと思っていたが、デイヴィ・ジョーンズの影が忍び寄っていたのだった。
ここがポイント
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の2年後が舞台。ヘンリー・ターナー(ルイス・マクガワン) が、父であるウィル・ターナーの呪いを解こうとすべく、「ポセイドンの槍」を入手しようとすることを発端として、物語が進んでいく。
今回の敵はアルマンド・サラザール (ハビエル・バルデム)であり、悪魔の三角形域から脱出して「海賊全滅」を目指し、ジャックを倒そうとするのだった。一方、ジャックもまたサラザールを倒すべく、「ポセイドンの槍」を手に入れようとする。
ヒロインはカリーナ・スミス(カヤ・スコデラリオ)であり、ヘクター・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)の娘であることが判明する。
詳細なあらすじ
12歳のヘンリー・ターナー(ルイス・マクガワン) は、幽霊船フライング・ダッチマンを発見する。彼の父・ウィルは呪われ、その船の船長となっていた。ヘンリーは、その呪いを解くため、「ポセイドンの槍」を手に入れようと考えていた。
ヘンリーは、ジャック・スパロウ (ジョニー・デップ)の助けを借りて「ポセイドンの槍」を手に入れようとしていたが、ウィルは解くことはできないと考え、ヘンリーを送り返す。
9年後、ヘンリーは英国王立海軍船の乗組員だった。ヘンリーは、「このままでは、悪魔の三角水域に入ってしまう」と、船長に危険が迫っていると警告するが、聞き入れない船長は彼を閉じ込めてしまう。結果、船はアンデッドの海賊に襲撃されてしまう。アルマンド・サラザール (ハビエル・バルデム)は船に乗り込み、ヘンリーに「ジャックに、『死が近づいている』と伝えろ」と命じる。
ジャックは、銀行を襲ったのだが、金庫は空だった。そのことで、彼の乗組員たちは、失望して置き去りにする。ジャックは、居酒屋に行くのだが、そこで支払い代わりにコンパスを渡す。コンパスを譲渡することは、持ち主に災いが降りかかる。結果、サラザールたちは悪魔の三角水域から解き放たれてしまうのだった。
セントマーチン島では、カリーナ・スマイス (カヤ・スコデラーリオ) が魔女として捕らえられていたが、隙を見て逃げ出す。カリーナはヘンリーが「ポセイドンの槍」を見つけるのを手伝おうとする。
一方、サラザールは、ジャックを見つけようとしていた。サラザールはスペイ海軍のキャプテンで、ジャックを倒そうとしていた。だが、ジャックに騙され、悪魔の三角水域へと侵入してしまい、船と部下を失った。ところが、悪魔の三角水域の力で、サラザールは幽霊となって甦った。
バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)は、サラザールに協力し、ジャックを捜すのを手伝う。バルボッサはジャックを捕らえ、船のマストに縛り付ける。一方、カリーナの日記は「ポセイドンの槍」の手がかりであり、なおかつカリーナはバルボッサの娘であることが判明する。
「ポセイドンの槍」の存在する島に到着すると、そこにサラザールが現れる。サラザールは、「ポセイドンの槍」を使ってジャックを殺そうとする。
ヘンリーと、カリーナは「ポセイドンの槍」が海上の災いをもたらすと考え、彼らは破壊するのだった。結果、サラザールたちは元の状態に戻るのだった。バルボッサは、カリーナに「お前は俺の宝だ」と言う。そして、娘をサラザールから守るため、自らの身を犠牲にするのだった。
ヘンリーとカリーナは結ばれる。一方、ヘンリーの父・ウィルは、息子を見つけ、再会するのだった。ヘンリーは、どのようにウィルを自由にしたのかを後で話す、と約束する。ジャックは、再びブラックパール号の船長となる。
ウィルは、妻・エリザベスと眠っていると、ドアが開く。すると、そこにデイヴィ・ジョーンズが現れるのだった。ウィルは悪夢だと思うのだが、デイヴィ・ジョーンズが来た証拠である、フジツボが床に残されていた。